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今回修理した鬼瓦です。
修理前。
修理再焼成後。
かなり傷んでいましたが、なんとか元通りに。
家紋は「五瓜に唐花」
この鬼瓦、じっくり見ると左右の波模様が非対称。
前にも左右違うのがありました。
通常は左右対称に作るものですが、昔の鬼師の遊び心なのでしょうか。
何か意味があるのかな?いろいろと考えてしまいます。
本当に古い瓦を見ると発見が沢山あります。
この波しぶきも稀に見る細工 . . . 本文を読む
昨年認定を受けた地域資源活用事業。その一環で今月末に東京青山にあるRinというお店で開かれる展示会に出展します。中小機構のテストマーケティングショップであるRin。「地域から生まれる日本のプライドを発信していきたい」と言う願いも込められいるそうです。この間のGARDEXでは『瓦風-kaze-瓦の庭(エクステリア)』の製品を主に出展しましたが、今回は窯変花器や小物など『瓦の間(インテリア)』の製品を . . . 本文を読む
工場では先月製作していた特注の大きな鯱を乾燥中。
約一ヶ月経ち、大分乾いてきました。
でも内側がまだ完全に乾いておりませんので
もうしばらく乾燥期間が必要です。
所で、近頃は5時になるともう辺りは真っ暗。
気象条件も悪くって夕焼けもあんまり見る事が出来ませんでしたが、
今日は久しぶりに綺麗な夕焼け!
ほんの数分で空が真っ赤に焼けました。
風もきつく、寒くなってきましたけど
これ . . . 本文を読む
先週末、私用で大阪へ…。
オフィス街を歩いていて、思わず立ち止まりました。
ビルに囲まれながらも威風堂々。
屋根を見上げると、鬼面が!
そして鐘馗さんも据えられていました!
そびえるビル群を睨んでいるかのようにも見えました。
オフィス街の中でもこうして昔ながらの佇まいを
残す所が結構あるものですね。
そして屋根には決まって瓦が葺かれています。
思わず「頑張って~」と思ってしまいま . . . 本文を読む
現在工場では修理再焼成のご依頼が続いています。
今週はこれらの古瓦の洗いから修繕。
思っていた以上に壊れていました…。
鬼師たちが破片を組んでいくのですが、
今回は頭を悩ませながらの作業となりました。
ちょっとしたパズルより難しいです。
ない部品のみ新たにこしらえて、
なんとか元の形がみえてきました。
あとは窯へ入れて化粧直し!
もとの屋根へ上がるまでもうちょっとの辛抱です . . . 本文を読む