百醜千拙草

何とかやっています

スクープされたよの歌

2015-10-23 | Weblog
あまりプロダクティブでない仕事が立て込み、何かと忙しい日々を送っております。書かねばならない論文は遅々として進まず、アイデアをひねり出さないといけないプロジェクトはこの4ヶ月ほど、堂々めぐり。そうこうしている間に論文紹介の当番が回ってきて、その後、立て続けに、ほんとーに砂を噛むようなアドミニストラティブな書類書きや作業がやってきました。どうしてこの手の仕事は突然やってきて、しかも期限が迫っているのですかね。
加えて、しないといけない論文レビューが三本、一本はついこの前、私の論文をエディトリアルリジェクションしたジャーナルです。私の論文はレビューにも回してくれないのになあ、と多少恨めしい気持ちで引き受けました。論文レビューを何度かしたら、こちらから投稿する論文に関して一回ぐらいは無条件でエディトリアルレビューを免除するぐらいの特典をつけてくれないかなあ、と思います。飛行機だってマイルを貯めれば無料で乗れたりするのですからね。論文レビューもクレジット制にして欲しい。(うーむ、どうも根性が卑しくなってきたような気がします、イカンですな)
 気をとりなおして、その論文の内容をみると、私が二年来やってきている小さなプロジェクトとかなりオーバーラップしていました。しかも私は彼らをたまたま知ってはいましたが、私の分野からは随分離れたところの人々です。晴天の霹靂という感じです。ちょっとショックを受けて、落ち込んでおります。ま、最近は、昔ほどは落ち込まなくなりましたが。前にも一度、スクープされて随分辛い思いをしました。私の研究にオリジナリティが乏しいのでしょうか。
そういうときは、スクープされたよの歌を歌って、笑い飛ばしましょう。

Uri Alon, PhD. TED talk、"Why truly innovative science demands a leap into the unknown" より。
「また、スクープされたよ」の歌。(13'00ごろ)


そんな感じで、学会以降、やや低調な日々が続いております。

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