すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

旧島松駅逓所~北広島~

2007年07月23日 | お出かけ(道内)
お次は国指定史跡にもなっている旧島松駅逓所へ行ってみました

女性一人で見に来るのが珍しいのか、「学校の先生ですか?」と聞かれてしまいました。
実は学校の先生に間違われたのはこれで2回目。
当の本人は大して賢くないのですが、賢いように見えるのかな?(苦笑)

係りの人もお暇だったのでしょうか?
思いっきりマンツーマンで説明をしてくれました。ラッキー

駅逓とは交通の不便なところに駅舎と人馬を備えて輸送の便を図るため設置されたところで北海道では1799年に置かれたのか始まりだそう。明治時代も継続しておかれ、開拓期においては重要な役割をしていたそうです

この島松駅逓は明治6年に作られ、明治4年に始めてこの地へ移住し、石狩地方で始めて水稲栽培を成功させて、石狩水田の祖と讃えられる中山久蔵が駅逓取扱に任ぜられたそうです
明治天皇・皇后も行幸された時、ここの島松駅逓で休憩を取られたのだとか・・・

館内には当時の様子を映した写真や資料などが展示されています

奥に天皇皇后両陛下が休憩されたお部屋があります


畳の縁もちょっと豪華
両陛下が帰られた後は、恐れ多いと「開かずの間」になったそうです

照明も当時を再現

今は電気ですけどね(笑)

古いのに屋根は茅葺きじゃないんですね~と聞いてみたら、柾(まさ)葺き屋根という長い板を重ね合わせて噴いた屋根なんだそうです
今じゃ、こういう屋根もなくなったよね・・・


裏には中山久蔵が本州から持ってきて栽培したという蓮池があります
ここのを現在の道庁の池にも分けたんだそう
 満開はお盆過ぎらしい
ハスって本州以南の暖かいトコロの植物かと思ってた

中山さん、凄いぜ・・・