すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

きびだんご

2007年07月12日 | どさんこ・ご当地ネタ
♪も~もたろうさん、ももたろうさん、お腰につけたきびだんご、ひとつ私に下さいな

昔々幼い頃、この歌を知って「きびだんこ」ってのに憧れませんでしたか?
どんなに美味しい団子なのだろうと?

私もそんなお子ちゃまだったのですが、北海道で「きびだんご」は実はこういうのでした
 「だんご」の名はついてても平べったいの・・・何故

しかも原材料のトコを見ると「麦芽水飴、砂糖、もちごめ、生あん、オブラート・・・」と
きびだんごに入っているはずの「きび」がないぢゃありませんか・・・
でもちゃんと「桃太郎」のイラストも入っているんだし、これが「きびだんご」でいいんだよね??

ずーっと不思議でした

そして桃太郎の発祥の地とも言える岡山に行ったとき、謎はまた深まりました
 原材料に「もちきび粉」と入っています

きびだんごにはやっぱり「きび」が入っているもんなの?!


そんな事も忘れ果てていたこの間、お店に行くと一口きびだんごが安売りになっていたので買いました。
実はこのきびだんご私の好物になのです。
今は1個105円で売られている板状が1個60円の時代からちょこちょこ食べていたのでした(年バレバレ)


ほらね。オブラートに包まれているんです
甘~いの

何となく昔の謎が思い出されて谷田製菓のHPを見て、びっくり!!
北海道で「きびだんご」と言われてきた、この谷田製菓のきびだんごは実は北海道独自のお菓子で、しかも名前の由来は「大正12年に作り出されたこのお菓子に関東大震災の復興を願い、さらに北海道開拓時の助け 合う気持ちをこめ、『起備団合』とつけた」とあるではありませんか。
桃太郎がおばあさんに作ってもらった「きびだんご」とは全く別物だったのです

はぁ~どうりで形も違うし、「きび」も入っていない訳だよ(苦笑)

北海道では当たり前だと思っていたのに実は全国から見ると違っていたというのは多々あれども「きびだんご」もとは・・・またまた驚きでした