すずめ休憩室

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気の向くままにつづってみました。

ジェネリック医薬品

2006年06月06日 | 日々つれづれ
同じ構内で働く人で大病を患った人がいる。職場復帰した今も毎日11種類もの薬を飲んでいるんだとか・・・。「薬だけでお腹いっぱいになりそうですね」と話したら、「それよりも薬代が大変」とのこと。
それでもジェネリックに替えてから月11,000円以上していた薬代が半分近くに減ったそう。

「ジェネリック」・・・最近CMでも流れて、知られてきているようになってますか、新薬(最初から開発した薬)の特許期間満了後に厚生労働省の承認を得て発売される薬の総称で、新薬と同じ成分・同じ効き目の薬のこと。開発費や特許料がかからない為、その価格は平均すると新薬の約半額といわれています

例えば私は病院から鎮痛剤の「ロキソニン錠60mg」を日3回7日分処方されていますが、新薬であるこのロキソニン1錠の薬価は23.3円。
つまり23.3円×3×7=489.3円がかかっている所を同じ成分のジェネリック薬「ロキペイン錠60mg」替えると、1錠辺り6.7円になり、同じく7日分にするとたった140.7円で済むというわけです。
実際には処方箋料とかあるんでこの金額にはならないと思うけど、それでも随分と安いですよね。

ただこれって医師に患者自身が「ジェネリックにしてください」と申し出た上で、その処方箋を書いてもらわないとならないんです。

病院によっては院内処方(院内薬局)を持っているところもあるし、医師や病院自体も製薬会社との繋がりもあるから、快く書いてもらえるか微妙なところ。それに薬の全てにジェネリックがある訳でもないらしい・・・そうなると患者側としてはなんとなく言いづらいかも。

病院でお薬を処方されるとき、お医者さんの方から「これだとジェネリックあるけど、どうする?」と当たり前に聞いてくれるようになってくれるとありがたいんだけど・・・甘いかしら(苦笑)

ちなみに今飲んでいるお薬とそれに対応するジェネリック薬の検索が出来るサイトがあります。
興味のある方はこちらをどうぞ→ 患者さんの薬箱