昼間久しぶりにかあちゃん猫が来た。
右のサッシを開けると
犬小屋の上に置いてある皿の方で
(もう一か所、左のサッシを開けたすぐ近くに置いている)
スマックをつついていた。
「ちょっと待ってろよ。もっといいやつ入れてくるから」
と言って、皿をひったくると
彼女の好物な
カリカリッチとモンプチのビーフとちゅーるを追加して
かあちゃん猫の前に置いた。
「だいじょうぶ?元気か?」
と、胴の真ん中を軽く握る。
「細くなったな」
思わずつぶやく。
「仕方ないよな。何回も産んで子育てしてきたんだから」
もうおばあさんだろうけど
目つきの鋭さは健在だ。
「寿命を全うしてほしい」
とつくづく思いながら
彼女が黙々と食べる姿を眺めていた。
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