海賊日記

子育てと趣味の日記

ずっとのおうち

2024年06月29日 00時51分31秒 | Weblog
ボンネットに入り込んだ子猫のその後です。
里親さんは娘の元同僚のご実家。先住猫さんが一匹いるご家庭で、その前も2匹飼っていたとか。
みんな元野良ネコだったり野良猫の産んだ子を貰ったりして家族になってたようです。そういう経験のある家なら大丈夫かな、とすぐに譲渡を決めました。
一応「子猫の時期にするワクチン2回」と「時期になったら去勢する」を娘を通じてお願いしておきました。

お渡しするのは保護してからたったの10日後。
それまでに出来る限り新しい家で困らないように人に、家に慣らしておこうと色々工夫して接していました。

まず戸惑ったのは、「シャー!」ってされること。
獣医さんによると生後3か月未満とのことでしたが、それまでどんな環境にいたのかわかりませんが人が怖いようでした。
威嚇するし逃げるし。

今まで7匹保護猫を育てたけど、そういえば全部「ミルクから」育ててます。
なので逃げられたことも威嚇されたこともなかった・・・逆に。

どうしたら人間が怖くないって思って貰える?そんな問題は今回が初めてでした。
ネットで色々調べてみて、嫌がってもとりあえず「撫でてみる」のが良さそうだと知り、逃げるのを首根っこ捕まえて撫でてみました。
そうすると、意外とすぐにゴロゴロ言い出した(笑)さすが子猫。



譲渡の5日前くらいには居場所を他の猫の目にも触れるリビングに移しました。先住猫さんのいるうちなんでね。





おっとり優しいチョコが一番子猫に興味を持ってて、最後の方は一緒にご飯も食べるようになってました。
なので、お別れした後は数日子猫を探して鳴いてましたね‥切ないですが。

譲渡先ではすぐに環境にも先住猫さんにも慣れてこんな感じ。





同じ白黒の先輩とも仲良くやってるようです。本当に良かった。

娘の仲良しの元同僚なんで、様子も時々教えて貰ってます。
たった10日のお世話係でしたが、久し振りの子猫、とても楽しかった。
保護して良かったです。

困った猫さんがいたら、また力になりたい。そう思いました。


他には
先週末は旦那と富士山周遊してきました。初めて忍野八海行って来ました。旦那が行きたいって言うんで。





ほんとに青かったですよ。凄かったです。外国人が。(そこ)

いやー・・・円安ですね。外貨をいっぱい落として行ってください。

ここも良かったですが、近くにある県立の淡水魚の水族館がとても良かったです。展示の仕方に飼育員さんの愛を感じました。
あと富士花鳥園。
掛川に比べると訪問者が少ないせいが規模がこじんまりしていましたが、フクロウが沢山いて、バードショーも面白かったです。
富士山方面に行く際には是非訪れてみてください。施設存続のために。






梅雨に入りましたが、意外と早く抜けそうな気もします。
そして夏休みですか・・・って、それも今年で最後なんですよねたぶん。旦那定年なんで。
年中夏休み、か・・・?(震)





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通算8匹目

2024年06月10日 23時21分13秒 | Weblog
毎週末何かしら用事があって、一人の平日がほんとにありがたい。
前回の日記からも色々ありました。一番楽しかったのは、今年初の新幹線に乗った事v(小学生か)

時系列順に。

①まずは隣の奥さんと山歩きに。
旦那以外と歩いたのは初めてでしたが、しゃべりながらのハイキングも意外と楽しい事が分かりました。
隣の奥さんとは、同じ建売住宅に引っ越してきた時からの付き合い、若い頃は私と同じく幼稚園の先生をやっていて、しかも今年になって私と同じ職場に入って来たので、話題は山ほどありまして。
3時間ほどの行程でしたが、ずーーーーっとしゃべってました。
梅雨に入る前に、もう一度行こうと話してます。

②地元の航空自衛隊で航空ショー、ブルーインパルスを見る!

コロナ禍以前から数えて6~7年ぶりでした。見れて良かったvやっぱりカッコいいです。
一時期ハマっていたことがあるので、プログラムの内容もほんのり分かって余計に楽しかったです。

③市内の郷土博物館で昭和の子供たち展を見る





石井美千子さんという創作人形作家さんの展覧会。思いの籠った手作りの人形。素晴らしかったです。昭和、いいなぁ・・

④旅行仲間と鎌倉に日帰り旅行

混むのが嫌だったので少し早めに。(5月下旬)
やっぱりまだ先始め程度でしたが、メチャゴミではなかったし新緑が綺麗で十分楽しめました。




















何枚か、写真に白いすじみたいのが入ってたのがちょっと気になってるんですが・・これ大丈夫なやつですかね。
しらべてみると光の屈折とかみたいなんですが、普段こんなことないんですけどね。

・・大丈夫ですかね?




アジサイは長谷寺がやはり一番見応えがありました。満開だったらさぞ綺麗でしょう







江ノ電



鶴岡八幡宮


鎌倉の大仏



銅像の中に入れるのですがめっちゃ暑かったです・・天気良かったので

⑤花博に旦那と娘と行きました





広い敷地に、色々工夫して花や木が植えられていました。
中でも色んな国をイメージしたゾーンが見応えがありましたね。行って良かった。
久し振りに娘と出掛けられたのも嬉しかったです

⑥子猫を保護しました

ようやくタイトルに行きつきました。
話せば長いことながら。先週の木曜日の夜七時頃、次男からLINE電話が。

「鳴き声がするからボンネットを開けたら子猫が飛び出してきた。どうしたらいい?」

どうしたらいい、って言われても・・・

「とりあえず行くから位置情報教えて」と段ボール持って急ぎでかけました。
場所は次男のアパートまであと10分、という道端。うちからは車で20分の場所。
現場につくと次男の他に2人いて。見たら次男の高校の野球部仲間じゃないですか。(よく知ってる子達)

「なんで??」
「「お久し振りです(^^)」」

次男が応援頼んだのかと思いきや、驚く事にこれが全くの偶然で。
2人でバッティングセンターに行く途中、道端に次男のに似た車があったので止まって見たら本人だったと(笑)

で、そこから道の植え込みに隠れてしまった猫を一緒に探してくれてたようです。
ほっといたら道に飛び出して死んでしまうかもしれない、とりあえず保護した方がいいだろうと4人で奮闘、無事に捕まえることが出来ました。
小さなハチワレくん。どうも、朝車に入り込んでそのまま次男の職場まで通勤し(笑)帰宅時まで入っていたようです。
良く死ななかったね・・・奇跡だよね・・・・

我が家は3匹いるので、さすがにこれは里親探さなきゃってことで子ども達や私の同僚達にも声を掛けたんですが、子ネコであること、顔が可愛い事(笑)で、翌日には里親さんが決まりました。つくづく運の良い子です。

病院で見て貰って、病気やけがは特になく、生後3か月弱ということ。
今度の日曜日に里親さんにお渡しするんですがそれまで我が家で人慣れ修行してます。
ご飯もカリカリが食べれるし、トイレも一度で覚えました。
怖い思いをしたのでシャーシャー言ってましたが、色々工夫して接していたらようやく膝でゴロゴロ言ってくれるようになりました(^^)
折角掴んだ幸運、是非幸せになって欲しいです。





猫がボンネットに入り込むのは珍しくありません。
数年前に私の車にも入り込んでたことがありました。その時も保護して,丁度飼いネコを亡くしたばかりだった近所の人が里親になってくれて今でも元気に過ごしています。

鳴き声が聞こえんか?と思ったら是非車を停めてボンネットを開けてみてください。

宜しくね。
















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大 井川鐡 道S L乗 車

2024年05月16日 22時06分02秒 | Weblog
2日間有効のSL・EL乗り放題&温泉入浴券付きの「ゆる旅フリーパス」!!

存在を知ってからいつか乗りたいとチャンスを伺ってました。
2日間有効なら2日ともつかいたい!のでSLの運行日と私のシフトを合わせてみての今回。思っていた以上に素晴らしかったので是非紹介したい。

と言うか、是非乗って応援して欲しいです。大井川鐡道を。
というのも、去年秋の大雨で起こった土砂崩れで線路が寸断してしまい、全路線の半分以上が今でも不通になってしまってるんです。
で、それを修復するのに22億掛かるとか・・鉄道会社だけではとても賄えないそうです。
すごく企業努力もされてるみたいなんですが・・・何せほんとに小さな路線。
生活に必要、というより観光としての需要に頼っているようなので採算が取れにくいんでしょうね。

でもですね!!このまま消えてしまったら大変だと焦ってる鉄道・SLファンは全国に沢山いると思うんですよ!
それが今回乗って見て少しわかったような気がします。

というわけで写真多めなので是非ご覧ください。
言葉が足りないので画像から感じ取ってね(^^)





新金谷駅から出発。新金谷は東海道本線の金谷駅の中に大井川鐡道の金谷駅もあるので連絡は楽です。

石炭を入れるところ





子供の頃アニメ化なんかで見た覚えが・・・てんとう虫の羽根みたいにカパッて開くと中で石炭が燃えてて真っ赤、って。

車内に入ってびっくり「999」の世界まんま。



汽車の中、って言うか‥インテリアが木造なんで凄く家っぽい感じ(伝われ)上品な古さ。
この客車は昭和10年代から20年代に、東海道本線で「最新型客車」として活躍していたものだそう。


トイレの横の手洗い場


ドア



ほんとに「家のドアかよ」って突っ込みたくなるような。
勿論手動ですが、なんと鍵が、というか鍵がついてるだけなんですよ!しかも誰でも開けちゃう(笑)すごく驚きました。


トンネルに入るとこんな感じ





銀河鉄道の夜っぽいですよね。知らんけど。

現在の終点は川根温泉笹間渡駅。本当は一時間位かけてこの先の「千頭駅」まで行けるんですが・・・;;

駅の手前に大井川に掛る大きな鉄橋を渡るんですが、そこが駅の近くにある公営の温泉施設から見えます。最近人気のある川根温泉ホテルからも良く見えます。



このフリーパスについてる温泉入浴券はこの2つの施設で使えて、私はタオルも無料になるホテルの方を利用しました。
ちなみにここの泉質、すごくいいですよ。体がいい感じにほぐれるので入った後のだるさとかなくて気持ちいいです。

で、入浴してる時に汽笛が聞こえたので橋の方を見たら、なんと!!

来るはずのないトーマス号が!!!渡っているではないですか!

今はお休み中で、6月に入ってから運行予定(土日祝日)だと知ってたので見てびっくり。
お風呂を出てからTwitterを確認して見たら、やっぱり見てた人がいて、どうも試運転だったようで。
公表されてなかったし、見れたのは超ラッキーvでしたね、ってことでした(^^)
てか私が見るトーマス号はいつも顔がおしり(最後尾)についてて一層シュール。

とまぁそんな嬉しい出来事もありまして、お風呂上りはまたSLに乗車。




窓を全開にして涼しい緑の風を浴びながら、郷愁溢れる汽笛と煙、揺り籠みたいな客車の揺れ。

天国に向かってる時ってこんな感じかな・・・

乗ってる時間は30分弱なので今日は2往復乗りました。明日も2往復は乗りたいです。


でですね。
鐡道ファンの中では「SL」と言ったら「大井川鐡道」だそうなんですが。(諸説あり)
私も他を知ってるわけではないので比較して言うわけではないんですが。

この大井川の路線は、最初こそ街の中を少し走りますが、ほとんどの区間が「大井川」に沿って、あるいは木々の中を、切通しの中を縫うように走っていて。
現代の構造物から遮断されてる感じがするんですよ。川根路の自然も素晴らしい。たぶん昔とそんなに変わってない。もうほんとに、SLが走ってた時代にタイムスリップしたみたいに。
とても不思議な感じがするんです。あまりにも「それ」らしくて、テーマパークのアトラクションかな?くらいに。

でも風も匂いも音も実際のSLなんですよねー・・・はぁあ。

昔と変わらない大自然の中を悠々と走るSL。いつまでも乗れるとは限らない。
こんな素晴らしい路線が今瀕死の危機なんです!!
是非に乗りに来てください!!

今日は乗り鉄の人もチラホラいましたが,外国の団体さん(北欧っぽかった)や幼稚園児の遠足とかで沢山の乗車がありましたが、それでも平日なら空席が多く好きな座席に座れます。たぶん。

動画ばっかり撮ってたんで意外と写真少なかった(><)魅力が全然伝わってないとは思いますが、大井川鐡道のHPを開くきっかけにでもなってくれたら、と願ってます。















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くるるん くるるん

2024年05月11日 23時37分22秒 | Weblog
まずはざっと連休の出来事を。

前半3日、後半4日の暦通りの休日でした。木曜日が毎週休みなので、それを入れると4日×4日。
全て何かしらイベントが入っていました。楽しかったけど気疲れする用事もあったのでそこそこ疲れましたね。一人上手なんで。
もう来年まで来ないでくれと切に願っている連休明けです。

内容は
・友人と飲み会
・長男ところの娘(四か月)のお食い初め。
・長男のとこの息子と動物園
・総勢で我が家でバーベキュー
・母の買い物&用事
・旦那と山登り
・孫たちを預かる

こんな感じかな。

この辺りでは丁度新茶のシーズンで、この季節に是非登りたいと思っていた山に、旦那を誘って行って来ました。
運動するとストレス発散になるからね。グズグズ言うんで(笑)



登り始めにカモシカが居ました。
地元の人も、そんなふもとまで降りてくるのは珍しいらしく、写真撮ってましたね。



新茶の色は他に例えようがないくらいキレイで大好きです。




それから天浜線にも乗って来ました!!
浜松で友人に会うのに、東海道線から乗り継いで、西鹿島駅から今度は遠鉄に乗り換えて。
面白かったですよー!ローカル路線に乗る事なんて今までほぼなかったんじゃないかな。色々衝撃でした。

駅舎やホーム、転車台等、沢山重文がある「天竜二俣駅」
エヴァンゲリオンの舞台になったとかで今は「だいさんむら」って駅名になってました・。





途中から遠鉄に乗り換えたんですが、そこでも途中下車。
私が生まれてから小1まで住んでいたところを見に行きたくて。
「さぎの宮」駅から歩いてすぐの団地に住んでたんですが、小1とは言えうろ覚えな思い出が色々あって。
それを見に行きたかったんです。駅からの道や、よく遊んだ神社、公園のブランコ。
興哲に覚えているのは、当時の家の外壁に塗られていたコールタールの匂い。
デパートとか行くと、傷痍軍人が居てアコーディオン弾いてましたね・・・

ここは「きさらぎ駅」とやらのモデル?にもなってるみたいです。全然分らないけど。名前が似てるのか?


まぁそんな感じで凄く充実した連休でした。
この後も5月の週末は予定がぎっしりでちょっと泣きたい気分です。が、ちゃんと自分のやりたい事も組み込んでます!
来週は大井川鉄道でSL乗り放題を計画してるんです!!楽しみーv



さて、ずっとここに書きたかったことがありまして。

私が交通系・旅行系ユーチューバーの「スーツ」さんをリスペクトしてるのは前にも話してると思うんですが。

地元の人でも知らないような物凄い知識量と、あれだけ何も見ないでべらべら喋っていて全く噛まないし、予備知識がなくても分かりやすい話し方、内容で。
人生はまだまだ楽しめる!!と気づかせてくれる。物の見方を教えて貰っています。

そんな彼の事を更に尊敬させる動画が、本当の初期に挙げられていたのを最近知ったんです。


特急の車内チャイムで使われているという「ハイケンスのセレナーデ」についての動画があって。
その歴史について語っているんです。8年前のものなので・・彼が17歳くらいの頃かな?本当に初期のもののようですが。

オランダ人のハイケンスがドイツで作曲した「ハイケンスのセレナーデ」第二次世界大戦中の話です。
日本で前線の戦士を元気づける目的で制作されていた「前線に送る夕べ」というラジオ番組のオープニングの音楽に使われていたそうです。

ハイケンス自身はドイツが負けてオランダに帰ったら「国賊」として刑務所に入れられてしまい、翌日自殺してしまった。
彼の曲はこのセレナーデ以外は消されてしまったけれど、日本で愛されブルートレインや特急の車内チャイムとしてずっと親しまれていました。
ここからはスーツさんの想像だという事なんですが。
この曲が選ばれたのは「前線に送る夕べ」で使われていた経緯があったからなのではないか、と。
開戦からずっと苦労と忍耐を強いられ頑張って来たのが、世界に恥じない立派な特急が走るまでに復活した。
「夕べ」を軽やかに走るブルートレインの車内音楽として相応しい曲だと。

私が一番感動したのは、戦後つけられた歌詞についての考察です。

このセレナーデに日本で歌詞がつけられたんですが、「糸車で糸をつむぐ」というもので。
『私には一丸となって未来のために努力する人々の姿を唄ってるように聞こえてならないのです』

この感性が私は素晴らしいと思います。

鉄道はずっと人の生活を支えて来ましたが、車内チャイム、こういう視点からも思いを巡らせることが出来るんだな、物事というのは深く知るほどに面白いし愛着や感謝が湧くものなんだなと思いました。
気付かせてくれて本当にありがたいです。

是非動画見てみてください。




















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2期目のアゲハ育成中

2024年04月27日 21時25分28秒 | Weblog
去年の夏に友人との話の中で興味を持ったアゲハ。大丈夫です画像は自粛します。

「うちのレモンの木にアオムシがついてさ~」って話したら「育てると楽しいよ」と。
アオムシとか毛虫とか物凄く苦手だったんだけど、そう聞くとなんかやってみようかなーと思えて。
何故そう思えたのかは今でも謎ですが。大嫌いなのに。

で、育ててみると愛着が湧くんですよ。元々生き物を観察するのが好きでしたからね。アゲハの人生は変化が早くて毎日見てて飽きない。
秋にレモンについた卵を、申し訳ないけど取捨選択させて貰って(木が禿げるから)ケースに入れ、木の育成に支障がない部分の枝を切って餌で与えました。
ネットで色々調べながらアレコレ工夫して育てたら無事11匹羽化に成功して世に送り出せました。
冬も近づいて来て、それでもレモンの木には幼虫が居て。
さすがに初めてで越冬させるのは無理だろうな、と思いつつ、冷たい雨にじっとしてるのをほっておけずに保護。
5匹越冬させてましたが、4匹は寄生されてて死んでしまって。
自然界だと幼虫時代に寄生されることも多く、それが蛹の時期に孵化して蛹を殺してしまうんです。
遅くに保護した個体だったので寄生されてしまってたんですね・・;

でも!!

一匹は半年の蛹時代を無事に超えて羽化したんですよ!!
半年間、息もしないで休眠していて、それが時期が来ると息を吹き返すとか凄すぎる。人間を越えてる。

菜の花が咲き出した頃見かける蝶たちは、長い休眠時期を無事に乗り越えて短い人生を謳歌しているので応援する目で見てやって欲しいです。

その子達の誰かがまたうちのレモンに卵を産みました。
卵から孵ってすぐくらいのを保護して今育ててます。

7匹いましたが、2匹は何故か死んでしまいました。私が見た時は2匹で喧嘩してるみたいな感じでしたが・・・よく分かりません。弱い個体だったのかもしれません。
残った5匹は、同じ親なのかどうかは分かりませんが、1日ずつずれて脱皮していきました。
アゲハは蛹になるまでに5回脱皮するんですが、「はらぺこアオムシ」は4回目の脱皮をした後の姿です。それまでは鳥の糞みたいな黒色です。
卵孵化~アオムシになるまでで約10日。その間に4回脱皮。生き急いでますね。
最終齢のアオムシは5齢幼虫というのですが、そうすると葉を猛烈な勢いで食べるようになります。みるみる丸々してきます。
葉をモリモリ食べる様子がずっと見てても飽きない気持ち良さ。

そして栄養を貯めに貯め捲って4~5日で次の段階に移ります。
チェックポイントは「水様便」専門用語でガットパージ。
今まではカラカラの黒い糞してたのが、水分を含んだ緑色のどろどろした便をしたら、蛹化のサイン。もうアオムシは葉を食べなくなります。

それからは自分が蛹になる場所を探してうろうろうろうろ・・・・(専門用語でワンダリング)ひたすら探し歩きます。
そして気に入った場所が見つかると、口から透明な糸を吐いて足場を固めて動かなくなります。
いかにもイモムシだった姿から、ちょっと縮んだ丸っこい姿になります。

それから1~2日すると、最後の脱皮をして蛹になり、1週間~で羽化します。
卵から蝶まで1か月足らず。気軽に生命の不思議に触れられます。

小さな幼虫が一生懸命生きるために努力してる(そんな意識は勿論ないでしょうが)姿に励まされます。
生きるために生きる、それでいいじゃん、って思えます。

我が家のアオムシは先ほど一番大きかった子がワンダリングを終えて前蛹になったところ。
羽化するのが楽しみです。



何となく毎日楽しくないなーと思う方は、育ててみてはどうでしょう。
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