探偵社通信１

Ｔ.Ｉ.Ｕ.総合探偵社より

「探偵社への電話相談」

探偵社へ依頼する時、まずは電話をかけると思います。
（もしくはメールでの相談）

探偵社に電話をかける事になれている方はいないと思います。
電話をかける前に、まずは自分の中で相談する事を整理しましょう。
できれば、紙に書くと良いと思います。

・何を調査したいのか
・どれくらい調査したいのか
・対象者について
・聞いておきたい事（料金、調査可能かどうか。など）


相談がまとまっていると、相手にも伝わりやすく相談がスムーズに進みます。

相談する事をまとめたら、電話をかけましょう。
電話は非通知設定にしても構いません。
会話を録音しておくのも良いでしょう。

例１
「はい、○○探偵社です」

「あの、料金を聞きたいのですが」

「どのような調査でしょうか？」

「夫の浮気調査なんですが、料金はいくらぐらいですか？」

この段階で料金を聞かれても、１時間いくらという基本料金（主にホームページに書いてある）しか、お答えする事が出来ません。
料金については、状況を説明してから訊ねてください。

例２
「わかりました、また、考えて電話します」

「お名前、お聞きしてもよろしいですか？」

「いえ、また電話しますので・・・」

名前は偽名でも構いませんので、お伝え頂けるとありがたいです。
また、名前も言わずに後日の再度電話し

「この間、相談した者ですけど・・・」

と、言われても、こちらでは、どの相談の事かわかりません。


探偵社に電話し、相談するのは、鬱陶しく疲れるものですが
いくつかの探偵社に電話をする方が良いです。
さらに、いくつかの探偵社に実際に足を運んでみると良いでしょう。

調査は、あくまで自分の問題です。
探偵に依頼すれば、自分は無関係というわけではありません。
調査は探偵が行います。しかし、自分も共に闘っているという意識を持つ事が大切です。
がんばりましょう。

東京巡り？２

池袋と言えば、サンシャイン６０ですよね。
ちょっと、下から撮ってみたんですが・・・。



ただのビルですね。。

さらに、いけふくろうって言うの？
池袋の待ち合わせスポット。かどうかはわかりませんが
ふくろうの像



数人が待ち合わせ中な感じでした。

皆さん、池袋での待ち合わせは、いけふくろう前ですよ。

ちなみに、私は、どこにあるかわからず
捜し歩きました。。


（代表代理サザビー）

ギリギリ探偵白書・７

　抜けるような青い空だ、雲一つない。
　人の人生において、一点の曇りもない、なんてことは無いのだろう。

　始まりは一通のメールだった。

　＜娘が結婚する。相手の男を調べてくれ。＞
　
　私（サザビー）は田中と組み、調査にあたった。

　男は、娘さんの会社の上司で、３２歳。
　有名大学を卒業後、今の会社に就職。
　１０年間、無遅刻無欠勤で、現在は部長。

　まじめな性格で周りの評判も良い。
　浪費するタイプではないようだ。
　人付き合い、家族関係も特に問題は無かった。

　　
田中　　　「まじめなんですね」

サザビー　「おれか？」

田中　　　「違いますよ！彼ですよ」

サザビー　「けど、こういう人間ほど、何かあるんだぜ」

田中　　　「人をそういう風に見るの、やめたほうが良いですよ」


　調査も終了に近づいた日曜日だった。
　男の部屋から、一人の女性が出てきた。

　（ん？この女性は、いつ部屋に入ったんだ？）

　昨夜から部屋への出入りは無いはずだ。
　田中が単眼鏡で面を確認する。

田中　　　「あれ、本当に女ですかね？」

　私は、田中から単眼鏡を奪い
　女の顔にピントを合わせた。

　（・・・・・）

　女の格好はしているが、明らかに男である。
　そして、それは対象者本人であった。


サザビー　「おかま？ニューハーフ？罰ゲーム？」

田中　　　「アイ、ワズ、ゲイ！なんちゃって」


　仕事も学歴も問題のない男には女装癖があった。
　この事実を依頼者の娘が知っているかは不明である。
　この報告により、結婚がダメになる可能性もある。

　しかし、真実を報告するのが我々の仕事である。


　　　　　　　　完



　メールマガジン「ギリギリ探偵白書」の復刻版です。

　ギリギリ探偵白書は、
　過去に行った調査を本人了承のもと掲載しています。
　尚、調査時期や調査対象者・ご依頼者様の個人情報は
　本人様の請求以外は開示いたしません。



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