探ズバッ!!⑥

さあ、探ズバッ!!です。

今回は、FCについてです。

FCと聞いて、フライドチキンを思い浮かべる人はいないと思いますが
フライドチキンと聞いて、カーネルサンダースを思い出す人はいるはずです。
ここで言うFCとは、フランチャイズの事です。

探偵業界に始めてFC制度を導入したのは某大手探偵社。
今では、日本全国にFC展開されているといいます。

さて、このFC制度、現在では多くの探偵社が採り入れています。
そして、どこの探偵社も言っているのが
「他社のような利益目的のFCではなく・・・」
って事なのですが、他社とは、どこの事でしょうね?

それより、FCって、そんなに儲かるのか?

そうなんです。
利益目的で考えると、FCは、儲かるんです。
そんな時のFCはたくさんあったほうが良いのです。



それは何故?



ある探偵社のケースでは

加盟金300万円
月々のロイヤリティーが売上の10%
月々の宣伝費?数万円

FCが100社あれば

加盟金だけで3億円!
FCが月間300万円売り上げたとして
1年間でFCから入るお金は4億円!!

そして経営難になったFCは切り捨てる。
依頼者からクレームのついたFCも切り捨てる。

減った分は増やせば良いという感覚ですね。
FCが増えると言う事は、当然、また加盟金が入る。

もう、ウハウハですね。


さて、このFCが、全国にあるからと言って
緻密なネットワークがあるわけではないんですよ。

最近では、インターネットでの依頼も増え、どこの探偵社も全国に対応しているんですよね。
ってことで、同じ名前の探偵社でも、ライバル社なわけなんですよ。
そんな連中が、情報交換なんてしますかね?協力しますかね?
人間同士が仲が良ければ別ですけどね。

その探偵社のネットワークの中で
FCの横浜は売上1位でFC川崎は最下位」なんて順位つけられてみなさい。
仲間意識なんて、まるでなくなりますよ。


で、突然、話が変りますが、このFCとは別に、支社がある探偵社。
気を付けなければいけないのが、ありもしない支社を
さも全国にあるかのように宣伝している探偵社ですね。

そういう所に比べれば、まだFCの方が良いのかもしれません。


ま、本日の結論は


全国に拠点があろうがなかろうが、大差はない!!


探偵社はピンで頑張るもんなんですよ。


(代表代理サザビー)
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