つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

100分de名著 オルテガ「大衆の反逆」の死者とともに生きる発想とタロットカード

2019-03-05 00:29:43 | タロットカード

最近、NHKの「100分 de 名著」というテレビ番組が気に入っています。

1冊の書物について、25分×4回、合計100分で紹介する番組で、タレントの伊集院光さんと、アナウンサーの安部みちこさんが案内役を務められている番組です。

つい最近までずーーーっと、取り上げている本が難しそうで読み応えたっぷりの本過ぎて敬遠していました。
けれども、月2回開催している読書交換会のおかげでだいぶ読書癖がついてきて、読む本の幅も次第に広がってきて、先日は高校か中学のときに教科書で一部を読んだだけであった、夏目漱石の「こころ」まで読みました!! 面白かったです。普通にエンタメとして読めました。ずいぶん読書癖がついたようでうれしい。

だから「100分 de 名著」も楽しめるんじゃないかしらとチャレンジしたのです。スカーレット・オハラの「風と共に去りぬ」について取り上げている回を試しに見てみたら面白かった。


今はオルテガの「大衆の反逆」で、これがとても参考になります。オルテガとはホセ・オルテガ・イ・ガセットという哲学者。哲学書を読みこむなんて!!大学生のとき以来です。読むといっても正直テレビを視聴しているだけなのですが、脳みそのストレッチになります。

今の自分の人生に照らし合わせたりもして、専門書を読み込む時間って素晴らしいなあとおもっております。・・・テレビをみているだけですが。

解説をされている中島岳さんの説明がわかりやすい。今回特に感銘を受けたのが、「死者とともに生きる」という発想でした。

生き物は死んだらいなくなるのではなく、生きている人とともに死者として生き続けるのだそうです。(あたしにとっては動物もそうなので、あえて生き物と書きました)

どういう意味かというと、私たちは何かを決めるときに死者が生きてきた歴史を踏まえる。またもっと身近な例でいうと、身近な人は、あたしたちの心の中で生き続けてくれますし、ときどきメッセージをくれます。

伊集院さんは、お墓の前でおばあさまに話しかけるそうです。霊魂や生まれ変わりは信じていないけれど、話しかけることによって、おばあさまだったらどうおもうかな、と考えることができるから。

タロットカードと同じだなとおもいました。カードに話しかけることによって、メッセージが得られる。

ちなみに、あたしは霊魂や生まれ変わりはあると考えています。タロットカードを指導してくれるガイドもいるとおもっていて、そのガイドは人やカードごとに異なるとおもっています。
だからタロットカードを通して彼らからのメッセージを受け取る。

けれども、霊魂や生まれ変わりやガイドを信じていない人にとってタロットカードが有効じゃないかというとそんなことはなくて、あたしたちのイメージに話しかけるという意味だけにおいても、ずいぶん意味のあることなんだとおもっています。

自分のことに引き付けて話すのなら、ますますタロットカードが好きになったのでした。

オルテガの話は、もうひとつ書きたいことあって、また今度書けたらいいな。

ではまたー!

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

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