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自動車販売台数が減り続けている事について

2014-11-09 20:05:48 | 税金・納税者
日本国内の乗用車の販売台数が減り続けている。リンクは2014年10月の統計の日経記事。

昔、クルマを作っていた私でさえ、今はクルマを持っていない。持とうとも思わない。

でも、何故、クルマが売れないかは、気になる。

色んな人が、色んなことを言ってと思うが、

私なりに勝手に言わせてもらうと、

1.都市部の大学生がクルマの免許を持っていないまま、都会で就職している。彼らは、クルマを買うどころか、奨学金の返済に給料を当てている。

2.田舎ではクルマは必需品だが、昔ほど頻繁にクルマを乗り換えなくなった。と、言うより、田舎にクルマを頻繁に買い替える余裕のある生活をしている人がさほど多くない。特に、ジモピーは。

3.そして、最も大きな理由は、クルマを買う時の、諸費用が高い。値段の高いクルマを買うほど、諸費用が高い。ほとんどは税金である。

4.そして、維持費が高い。田舎で、車庫証明に不自由しないならともかく、駐車場を借りて、自動車税を払って、車検代、磨耗するタイヤ、エンジンオイル、そして、勿論燃料代。更には、絶対に予算化とノルマ化されているに違いない、警察への協力金。走れば、高速道路代。


昔は、どこに行くにもクルマを利用していたが、最近は、鉄道と航空機で、移動して、現地ではレンタカーを借りる。
最近は当たり前らしく、高速道路が渋滞する時期の移動では、レンタカーの予約でさえ苦労する場合でさえ起きている。

首都圏では、カーシェアリングが当たり前になってきた。

カーシェアリングの一番の顧客は、どうやら、駅前に並ぶ、『不動産屋』さんたちのようだ。不動産屋さんにクルマは必需品であろうが、税金ではなく、経費となる方法を選択している。

軽自動車と商業車しか売れない時代は、当然のような気がする。

クルマが売れなければ、鋼板や部品も売れない。ディーラーも販売員と整備士の人員を維持できない。

インフレ率2%なんかを目標にデフレ脱却なんて言ってる、爺さん達の見ている現実と、クルマを買わない人が見ている現実は、異なる。

トヨタはベアアップしたが、スズキはしなかった。それどころが、役員報酬を下げた。

日本は、何を売って、食っていくのだろうか?自国で売れていない商品を作っていて、面白いのだろうか?

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