峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

戦国

2011年05月28日 | ギャンブル

 29日に行われる「日本ダービー」(東京競馬場、GⅠ芝2400㍍)。前走・皐月賞⑤着に敗れたナカヤマナイトの雪辱を狙いたい。この世代の牡馬は、過去の重賞で勝ち馬が次々とよくかわった。その中で皐月賞馬オルフェーヴルがようやく一歩抜け出した感じで、このレースでは間違いなく1番人気に支持される。だが“揺れる世代”である。巻き返しがあっても…。























ナカヤマナイト
オルフェーヴル
コティリオン
ショウナンパルフェ
サダムパテック
ベルシャザール
× トーセンレーヴ



 ナカヤマナイトの戦績は[3-3-1-1]。前走がゴール前伸びず、唯一の着外だった。今回きゅう舎サイドはデキに自信を持っている。敗れたのは“体調に不満があった”ためらしい。当日の馬場状態が気になる。皐月の敗因は「稍重に近い良という、雨上がりのヘンな状態のせい」と見る向きもある。しかし、陣営は「重馬場はこなせる」という。部外者に微妙なところは分からないが、上々の調教ぶりから、秘めたる陣営の思いが何となく伝わってくる。内容は逃げ、差し、追い込みと多彩。恐らく先行馬の後ろにつけるのではないか。得意の東京コース。2前走の共同通信杯(東京・千八、上がり33秒8)のような競馬を見せてくれないだろうか。
 
 ○オルフェーヴルは、末脚勝負のレースに持ち込みたい。完勝だった前走。反動がなければ、距離が延びても大丈夫だろう。▲コティリオンはマイルのGⅠを使ってダービーという路線を選んだ。まだ1勝馬でも、長い直線で差してくる切れ味は怖い。△サダムパテック。皐月賞②着馬だ。内枠からじっくり脚をためる競馬だろう。出遅れぐせがあっても、安定した成績を残している。

 先行馬が少ない。前に行ける馬では❤ショウナンパルフェに魅力。青葉賞は時計こそ威張れないがしぶとく粘って出走権利を獲得した。パワーがあって重も歓迎のタイプ。重馬場の新馬戦(昨夏の新潟マイル)でオルフェーヴルの0.2秒差②着。当時はショウナンが1番人気だった。ベルシャザール、フェイトフルウォーも先行するが、この2頭ではホープフルSで勝利している(②着が同タイムの◎だった)ベルシャザールの方。穴はトーセンレーヴ。きついローテーをこなしながら最後「ここで勝たねば切符をもらえない」という一戦にきっちり勝ってスタートゲートに並ぶことができた。運の強さがあるのかもしれない。良血馬で、姉にブエナビスタがいる。


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