峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

ハロウィーン

2008年10月10日 | 
 “ハロウィーン商戦”というのだろうか。繁華街の商店にはハロウィーンの“シンボル”の目や口をくり抜いたカボチャの置物が飾られ、景気をあおる。ハロウィーン・パーティーに使えるグッズの専門売り場は、大きなスペースをとっていろいろなものを山積みしている。年々、ハデさが増している。ひょっとしたら「クリスマス商戦」のような盛り上がりを狙い、一足早い、その前哨戦?!

 10月31日の万聖節の前夜祭である。辞書によると「古代ケルト人の風習に起源を持つ。アメリカやスコットランドでは、毎日10月31日を悪霊退散の日として、カボチャをくり抜いてランプを作ったり、仮装した子供たちが町を練り歩き家々から菓子をもらってお祭り騒ぎをする」(集英社・国語辞典)。

 元々は、死者の霊を導く、日本のお盆のような行事。悪霊までがやって来て暴れるので、悪霊を払う焚き火(→ランプ、ランタン)が加わった。そのため「黒色とオレンジ色」がハロウィーン色となっている。

 英語ではAll Hallow’s Eve ⇒ Hallow E’en ⇒ Halloweenになったそう。Hallowは「神聖な」という意味。

 日本では英会話教室、幼稚園、学校で仮装パーティーなどのイベントして広まっていった、という経緯がある。したがって、高齢者にとってはまだまだ馴染みが薄く、違和感のある行事と感じている人も多いかもしれない。

 海外文化は何でも容易に受け入れる日本。しかも、日本流に組み替えてしまうところがある。クリスマス・イブのお祭りも日本流に定着させた。ハロウィーンがやがてクリスマスなみに浸透するかどうか。

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