田母神さんは「戦後の歴史教育は誤りであった」と言い、自国に誇りを持てるような教育を行う必要性を説いた。確かに自国の素晴らしさについて語るとマスゴミから執拗なバッシングを受ける現状は異常であると思う。
20万人以上と言われる公職追放(アメリカに文句を言う者を対象にした)、これはGHQの「ホイットニー民生局長が中心になって(左傾した)日本人アルバイトを使ってリストアップさせた」と切り出し一段とトーンが上がった。秘密裡にアメリカの犬に成り下がった同胞は何と当時の銀行頭取よりも高給を貰っていたと聞いて腸が煮えくり返った。
アメリカによる検閲や焚書(言論弾圧)が日本の弱体化を狙った政策の一つだったことは間違いない。前幕僚長の糾弾は更に続いた。
日干しの一歩手前まで追い込まれた東京帝大の垢教授(南原、大内氏など)が敗戦後に復活し、大学で左翼教育を推進した結果、卒業生が今やテレビ局や新聞社の論説委員のポストについていると述べた。彼らは日本の悪口を言うことにかけては天才的であるが、本当の歴史認識については非常に危うい部分がある。
自分達にとって都合の悪い事実は隠蔽し、戦前の教育が全て悪かったかのように腐った情報を垂れ流す。己の卑しさを知っている盗人の方がまだ人間味がある(笑)。汚染物質を体内に溜めないためにも我々は自力で歴史について調べ学ぶことが重要だ。
福田赳夫首相がテロリストに屈し赤軍を解放してから世界の笑いものになり、拉致被害者が継続的に出ていることを指摘した上で、「拉致は北朝鮮による日本侵略である」と彼は厳しい口調で宣言し、会場は大きな拍手に包まれた。
自国民を自国の力で助け出そうとしない日本を同盟国のアメリカは冷ややかに見ていることも付け加えた。結局はアメリカに押し付けられた(妾)憲法を改正する以外に手がないことは明白である。だが、長年の偏向教育によって日本人はシビアな問題について無感覚になっている。不感症患者の治療は莫大な時間がかかるし治るかどうかも怪しい。
「日本に圧力をかければ譲歩する」と考えている近隣諸国に対して、「嫌なものは嫌と意思表示する」のがまともな国家であると話した。「戦勝国の作った(一方的な)歴史観から抜け出さなければならない」ことに私は賛同する。彼の残した最後の言葉は実にすばらしかった。
「中国のように歴史を捏造する必要はなく真実を教えればよい」
やはり危険人物と言うよりはむしろウイットに富む人であった。
