尾瀬に咲くコアニチドリという小さなランを探すため日帰りを敢行しました。
19歳の老犬を家に残しているため、夕方5時までには帰宅しなければならず、
早朝出発といえど滞在時間は限られており、かなりハードなスケジュールとなります。
広い尾瀬、場所も特定できないまま果たして小さなコアニチドリを発見できるか
不安でしたが何とか見つけることができました。
ただ、花数は少なく、色はピンク色を想像していたのですが、
限りなく白に近い淡い色合いでした。
【コアニチドリ】
まだ時期が早すぎるのか、数が少なくて必死で探しました。
そういえば、ビジターセンターでお尋ねした時も「今年はまだ開花情報は入手していない」とおっしゃっていました。
ってことは、まだこれから期待できるかもしれませんね!
ともあれ、無事に目的のお花に出会えて良かった良かった^^。
コアニチドリと同居していたのはカキランです。
このランとの出会いも大いに期待していました!!
【カキラン】
唇弁の緻密な模様が魅力です!
以前出会ったカキランは湿地ではなく登山道の脇に咲いていたので不思議な気がしました。
カキランも咲き始めで蕾も多くあったのでこれからが見頃かもしれません。
この季節の尾瀬では他にも沢山のランが咲いていました。
でも、どれも似ていて何だかチンプンカンプン。。。。。
帰宅後図鑑やネットで調べてみたのですが、明確な同定ポイントをつかめず自信なしです。
【ヤマサギソウ」
【コバノトンボソウ】
コバノトンボソウの最大の特徴は長い距が跳ね上がっていることにあるようです。
一方、よく似たホソバノキソチドリの距は下に向いているとのこと。
【コバノトンボソウ】 【ホソバノキソチドリ】
似すぎていてよく解りません
【オオヤマサギソウ?】
距はまっすぐ後方に伸びるようですが、この個体は横や下と好き勝手です。
【トキソウ】 【サワラン】
【ナガバノモウセンゴケ】
午前9時現在、花はまだ開いていませんが、お日様が出ると
開花するのかしら?帰路も同じ道なので期待しよっと!!
【ワレモコウ】 【コバギボウシ】
【オゼヌマアザミ】 【オタカラコウ】
【オゼミズギク】 【イワアカバナ】
【オオマルバノホロシ】 【トモエソウ】
【クガイソウ】 【ヤチヤナギ】
【ニッコウキスゲ】
【アオヤギソウ】
【オオウバユリ】
【オゼタイゲキ】
【キンコウカ】
【ヒツジグサ】
大急ぎで尾瀬が原を散策します。いくら時間があっても足りません
そうそう、あのナガバノモウセンゴケはどうなっていいるでしょうか?
おぉ~~開いていますよ!嬉しいですね~
【ナガバノモウセンゴケ】
モウセンゴケの花は見たことありますが、ナガバは初めてです。
花はそっくりですね!なかなか可愛いいですね!!
【オニシモツケ】
山ノ鼻で5分ほど休憩したら鳩待峠に向けて猛ダッシュ、汗だくになりながら40分と少しで
鳩待峠に到着、時刻は13:45 以前ならここから乗り合いタクシーに乗ることができましたが、
この夏から少し下まで移動しなきゃなりません。
花豆ジェラードを食べたいけれどぐっと我慢してまずは乗り場まで移動。
人数が集まるまで15分ほど待ち、14:00にタクシーが出たので予定通りに
帰宅することができました。
できることなら、一泊してのんびり花散策を楽しみたいところですが仕方ありませんね!
いつもワンコの世話を夫に任せっきりなので申し訳なく思っているし、
かといって一緒に出かけると留守番の老犬メイのこと気になり、時間に追われっぱなしです。
今回は短い時間の中で目的のコア二チドリとカキランを見つけることができて
思い切って出かけた甲斐がありました。
マツバニンジンはお盆のころが最適のようですね!
私はいつも一歩出遅れてしまい、最盛期に巡りあうことができません。
いつかは愛知県にも出かけてみたいと考えています。
尾瀬のランは見つけるのも同定も難しいですが、それだけにそそられますね~^^
バッタリ、期待しています
遅ればせながら、コメントさせていただきます。
「夏の思い出」 今年もいろいろありましたね。拝見しながら、自分の訪問先と照らし合わせています。
尾瀬、マツバニンジン等、重なっている場所がありますね。
尾瀬はオゼノサワトンボと高い場所のランを探しに行ったのですが、みつかりませんでした。てばまるさんのコロントでは、オゼノサワトンボ今年は咲かなかったようで、納得です。
マツバニンジン等は8/10日でしたが、ほぼ同じものが見られています。
そのうちに、バッタリということもありそうですね。
真夏の尾瀬は暑そうなので、あまり足を向けなかったのですが、会いたい植物がどんどん増えていき、困っています。
それにしても、似たようなランが多いのですね~
てばまるさんでも悩むようでしたら私などお手上げですね
来年は高い場所に咲くランを探してみますね^^
コバノトンボソウとホソバノキソチドリはキョの状態で見分けがつくのですが、オオヤマサギソウが意外と個体差があって悩むことしばしばです。見本園にはタカネサギソウもあって、毎回悩んでます。
オゼノサワトンボは今年は咲かなかったようで、見つけることが出来ませんでしたが、ホソバノシバナを久しぶりに見れたのが収穫でした。
尾瀬はその気になれば日帰りも十分可能ですが、やはり慌ただしいですね。
じっくり丹念に植物を観察できたら何倍も楽しむことができることでしょうね!
来年はそのような楽しみ方をしたいものです。
コアニチドリ他、尾瀬の美しい!花々
有難うございます。
時間制限の中で、目的の花々の他沢山のランを
観つけられるのは、流石ですね。
夏が来ると想いだしますが、中々私には
尾瀬が、遠いように感じます。
尾瀬はいつ訪れても素敵ですよね!
9月の尾瀬ではヤマドリゼンマイが色づきはじめ、爽やかな季節で私も大好きです。
モウセンゴケはニュージーランドにもあるのですね!?
海外で日本でおなじみの植物を見かけると親近感が湧きますね!!
尾瀬も今頃は紅葉の季節を迎えていることでしょうね^^
私が尾瀬に行くのは少し静かになる9月です。それも2回だけですが・・。ワレモコウやリンドウ、モウセンゴケが主でした。今日は7月の花を沢山見せていただき幸せでした。
モウセンゴケは少ないというイメージですが、国内各地で見かけますし、ニュージーランド南島でもありました。小さな白い花を撮ってみても、私の腕ではいつもピンボケです。
たんべえさんの写真はいつもピントがしっかりしていて楽しめます.ありがとう!