先々週のことだが、今週の土曜日サーフィンに行きませんか? と友人からメールが入った。この39男、商社に勤めていて年中海外を飛び回っている。キックボクシングをやっているとき、同年齢という気安さから仲良くなった。
「陸、海、どっち?」と訊く。
「陸は砂糖さんが頼りですけど、湘南の海。それも、ウインドサーフィンです。体験で申し込みましょうか?」
陸は僕が頼りという社交辞令はさておき、ウインドサーフィンか~! うーむ、ちょっと迷った。メールだからしばし考える時間がある。でも最終的には、常識という物差しで結論をつけた。
「じょじょじょらんじゃないよね」手なずけてあった彼にこう返した。
「すると、まいったぱん、了解!」と返ってきた。
通常こういうやりとりは、アニキンかまことちゃんくらいである。
たしかに、この2人と僕らとでは49歳も離れている。仮に十年一昔と考えると、彼らは江戸時代より以前に生きていたと考えられる。彼らの面影を思い浮かべてみると、誰も不思議とは思わないだろう。
ま、言うなれば年齢はいくら離れていても、くだらない事に興味を示す者はいるということだ。
さて、年齢の解説はこれくらいにして話を進めよう。
そんなわけで、会社に来てもこれといって重要な仕事があるわけでなし、一日をいかに過ごそうかと考えてる次第。だから今日は、忙中閑ありということにしておこう。
「え?アニキン?彼は何してるかって?そりゃ彼に訊いてみてくれ。訊くのが恥ずかしい?、、、、仕方ない。じゃ教えよう。今日あたりは、一日中暇こいて、一日中屁こいてるはず。わかった?、、、、わかったら、ありがとうは?、、、、<ありがとう>、、、、いい返事だ。いい子だ」
「ところで、今の話内緒だよ。彼は太っ腹だからそんなことで怒らないって?太っ腹だって?、、、、、、彼は、、、、、!^ ^;;」