
室温が低いと、クレヨンはいい具合に溶けません。だから今の時期はちょうどいいのです。これがもう少し寒くなり、ヒーターが働き出すとやっかいなことになります。
クレヨンがポキポキっと折れてしまいます。ただでさえ力を入れて描くので、いくら気をつけても指の当たった部分が温まり、やはり折れるのです。
世界堂で探しましたが、日本製の通常サイズのクレヨンに、クレヨンが小さくなっても描けるようなホルダーはありませんでした。とある会社に問い合わせましたが「そういったものは・・・今のところ製造しておりません」とのこと。
小さくなった鉛筆に使うホルダーみたいなものが、クレヨン用にもあればいいのに。クレヨンが折れるのも防げるし、小さいクレヨンでも最後まで使える…

そこで試行錯誤してあれこれ試し、最終的には割り箸登場!骨折した腕や足に使うように接木として当てました。小さいクレヨンでもOK。少し描きにくいけど、安心していつも同じ力加減で描けます。
室温が低いと色の混ざり具合がとにかく悪くなります。まともに色が乗っちゃうから厚化粧した感じになります。

だからドライヤー使ったりします。しかし部分部分の溶け具合がかなりちがって、ハゲハゲになったり「あ~あ」ってことになります。
クレヨンにも色々なタッチのクレヨンがあって、油の量によって色を置いた感じが異なります。
これが描いてて面白く、日本製はぺんてる、サクラ、海外のクレヨンはスイス製、アメリカ製を用意。クレヨンより油の含有量が多く、しかも柔らかいクレパスも集めました。

描き始めると、細かいクレヨンカスがポロポロ生産されます。知らず知らずに服に付き、家中に落として歩くことに・・・
この化粧用の刷毛でゴミ箱に落とすのは必須になります。そこら中がクレヨンカスで汚染されますと、家族にブーブー言われてしまいますから。
そうしてコソコソ描いてるクレヨン画、だからこそ面白いのかもしれませ~ん。
