「玉川上水に親しむ会」へ入会-活動記録

20年前、玉川上水の市民講座に参加された方々が、立ち上げられた「玉川上水に親しむ会」に入会が叶いました。活動を記録します

玉川上水走破の旅-「7の3・玉川上水駅~一橋学園駅」-事前歩き4月18日5の2 東京都薬用植物園

2015-04-28 23:20:45 | 日記

玉川上水の事前調査に歩いてきましたが、指南役の櫻井様が、

「此処を見て行きましょう!」

昼食休憩には一寸早いし、玉川上水との絡みも私のレベルでは、???

 

我々にとっては、久しぶりの薬草植物園です。

玉川上水のこんな近くにあるとは露知らず・・・・

櫻井さんは、勝手知ったる庭のようにすたすたと中に・・・・。

「小林さん珍し花がありますよ!」との声に吊られて温室の右庭へ・・・。

珍しい花ですが、かなり元気がありません。

根元には無理矢理水やりの跡が見えました。

大丈夫かなこの花!?

そして藤棚の脇を通り越し、

 

芥子の花の栽培地へ、

鉄柵が二重になって、電気の通じた配線もあります。

そーっと通り越し、盛りを過ぎたボタンを見て、

大きな木が並ぶ林の方へ行きます。

またまたありました、キンラン!

木立の間からこぼれる日を浴び育つようです。

手入れされた花だけに綺麗です。

ぎんらんも、

 ひっそりと咲いていますが、

やはり圧倒的多いのはキンラン

そしてふしぎな生物発見!

只の蜘蛛でした。

はないかだ

雄と雌があるそうです。

玉川上水でも見かけた面白い草。

 

こちらのボタンは未だ色鮮やかでした。

とても元気であでやかでした。

(話は変わりますが、EF100mm F2.8は赤の階調再現が素晴らしいレンズです。)

白ッぽいピンク

とても綺麗に育っています。

そしてビックサプライズは、↓

昨年大変お世話になったTさんが仕事を終えられ、実踏に飛び入り参加されることになりました。

ビックリ仰天、バラの花です。

でも、次の絵柄は一寸気持ち悪い蜘蛛!?

実は名前を知らない虫です。

生死の程も不明なほど動きがありません。

 

それから、持参したおにぎりなどを食べ、おやつを上げたり貰ったり、穏やかな時間を過ごせました。

そして午後の部スタート

薬草園を出て南側にある小川橋へ向かいます。

次回は、玉川上水へ戻ります。

ビックリ薬草植物園の巻きを終わります。

 


玉川上水走破の旅-「7の3・玉川上水駅~一橋学園駅」-事前歩き4月18日5の1 清願院橋~東京薬用植物園前

2015-04-27 20:00:00 | 日記

4月18日午前10時玉川上水駅で櫻井様と待ち合わせ。

6月13日ウォーキングコースの事前実踏です。

昼食用のおにぎり・サンドイッチなどを購入し、外へ出ます。

モノレールの駅と西武拝島線の駅が同じ場所にあり、集散の駅としては好適です。

↑ この道路の下が玉川上水です。

 

前回歩いてきた上流を見返す。

 

駅前の橋

清願院橋

橋の上から下流を望む

未だ流量が多く、整備が行き届いています。

南側の堤の上を歩きます。

歩き始めてすぐに櫻井様より声がかかりました。

「あの花!!」

未だつぼみですが、たいそう珍しい花だそうです。 ギンラン

かなり遠くて上手く撮れません。

 

再び歩き始めます。

水と緑に囲まれて、土の上を歩けるなんて、シ・ア・ワ・セ です。

 

少し進むと、再び声がかかります。

「キンラン!!」

一寸遠いのですが、望遠で狙います。

 

カメラが違うとバックの感じが全く異なります。

一寸移動して、

キンラン豪華に撮れませんが、此所まで。

 

前へ進みます。

 

そして、小平監視所へ到着

前回は、桜のいかだが到着していましたが、今回は底まで見える透明度です。

 

少し歩いて虫を見つけたり、

 

妙にひげの長い草花を見つけて興奮したり、

見知らぬ花を見つけて、立ち止まります。

 

それでも微速前進、坂を下ります。

滝のある場所へ到着。

清流復活放流口

 

上水小橋より下流を見る

 

坂を上ると、「清流の復活」記念碑がありました。

↑ 上の写真の左側看板のアップ ↓ 

 

今度は、左岸を下ります。

関東ローム層の土壌は柔らかく、崩れ易そうです。

とは言え、落ち葉が積み重なった道はとても気持ち良いです。

時々木の根っこが土の上へ突き出ており足を引っ掛けます。

左側に大きな煙突が見えます。

 

目の前に巨大な桜の木がそびえたちます。

このあたりの木は特別大きく、高く見えます。

他にも深くなってきました。

そして、キンラン発見!!

 

変わった花を見つけ、

記念写真を撮ります。

 

 

うっそうとした森を抜けると、急に前が開けます。

「こもれびの足湯」へ到着

スタートしたばかりなので、足湯はパスします。

現場確認をして、歩を進めます。

西中島橋に到着

木のイメージのある橋です。

西中島橋より上流を見る。

 

 

西中島橋より下流を見る。

 

音もなく自転車が通り抜けます。

ベルを鳴らすでもなく、声をかけることもなく、・・・・。

左岸を更に下ります。

 

途中から、左の道へそれ、雑木林へと侵入!?!

またしてもきんらんが花開いておりました。

アップでも記録、

電車の見えるとこまで出て、東南方向へ向かいます。

↓ この地図は、なぜか上が南になっています??

歩いてきた場所と現在地を理解して、前進します。

 

東大和調圧水塔を通り過ぎて、

突然開けた場所へ到着

此処は!?!?

 

以前何度か草花を撮りに来た「東京薬用植物園」です。

なぜわき道にそれたかは、櫻井様のみぞ知るミステリーツアーだったのですが、

我々には知る由もありません。

ビッグサプライズの有った薬用植物園を見学します。

 


玉川上水走破の旅-「7の2・拝島駅~玉川上水駅」-事前歩き4月4日2の2

2015-04-25 06:06:50 | 日記

順調に流れてきた玉川上水ですが、大きな問題に突き当たります。

 

「残堀川」

 

玉川上水と残堀川とは、ほぼ直角に交わります。

それぞれの流れを維持するために凄い仕掛けが用意してありました。

下を流れるのが残堀川。

橋の中央に移動して、残堀川上流を見る。

水は流れていません。

これから昭和記念公園内を流れ、多摩川へと流れ込みます。

 

新家橋

桜が満開、とてもよい時期の事前踏破でした。

 

上水の歴史・案内看板。

(羽村から四谷大木戸まで、羽村市・福生市では43kmの表示ですが、此処では47kmと書かれています??)

 

次の橋は、「見影橋」

 

 

 

巴河岸跡の案内看板

↓ 玉川上水の脇がかなり広くなっていました。

 

金比羅橋へ到着

桜がキレイでした・・・・・。

 

 

 

 

一寸広い土地があり、地元の方が花を植えておられます。

 

 

色が物凄く澄んだ色

曇り空では、草花が穏やかに撮れます。

一寸珍し組み合わせの石南花

宮の橋へ到着

 

所々に花の群生が見られます。

 

 

 

 

玉川上水駅へ到着!

あちこち見て、撮って歩いて、・・・・・。

疲れたので、駅前でコーヒーをして帰りました。

 

ドタバタぎゃぞくに、お付き合い、ご指導いただきました櫻井様有難うございます!!

 


玉川上水走破の旅-「7の2・拝島駅~玉川上水駅」-事前歩き2の1

2015-04-22 05:54:40 | 日記

「玉川上水に親しむ会」は、会歴が20年を迎える由緒ある有志の集まりです。

今年は20年を記念して、再度羽村堰から四谷大木戸までの43kmを再踏破する計画。

 

 

私たちは、今年の入会なので、玉川上水の道筋については全くの素人。

事前にルート確認だけはしておきたい!!、

アドバイザー櫻井様より、事前にコース図を戴けた。

 

更に、

「私の事前に、現状を見ておきたいのでご一緒に如何ですか?」

とのお誘いを戴いた。

 

二つ返事でお願いして、4月4日拝島駅で待ち合わせをしました。

 

このブログをご覧戴いており、拝島まで到達できなかったこともご存知で・・・・。

 

そこで、本来下流へ向かうところ、上流側へ連れて行って下さいました。

どんぐり橋より、日光橋を見る。

 日光橋は、二代目。

初代は、二代目の腹の内!!

中央の煉瓦積み部分が、初代の日光橋だそうです。

 

さて、いよいよ拝島駅から再スタートです。

桜が満開の平和橋

横田基地への引き込み線が、横を走る平和橋。

取水栓と取り込み口があります。

金網越しにカメラを突き出して、メクラ撮り。

 櫻井様とカミさん、何か見つけたようです。

私も、金網の上から撮ってみます。

取水の為水位を上げる目的の遮蔽堰がありました。

水と桜と緑がきれい

本来このような自然を保ちながら四谷へ向かって流れていたのでしょうね。

二つ目は、「こはけ橋」 

こはけ橋より下流を望む。 

 

少し歩いて、二見橋到着。 線路が上水を越えています。

少し歩いて行くと、轟音が響き電車が通り過ぎて行きます。

(拝島上水橋より、西武拝島線を見る。)

この辺りの玉川上水は、西武線と並行して流れているようです。

 

更に進むと、一段と大きな轟音。

話し声が聞こえない!!

横田基地へ下りる双発の輸送機。 ギャラクシーだろうか?

こちらへ向かって来ます!!!

 

写真で見ると静寂な玉川上水です。

此処で、玉川上水を北側へ渡ります。 右側は昭和の森ゴルフコースなので、・・・。

石碑など、下調べに余念がない櫻井様+マスクのカミさん 

花を見つけると立ち止まり、自由に撮れます。 

櫻井様は、笑顔でじーっっと待っていて下さいます、・・・・・・。 

花芯に虫を見つけると私も加わり、さらに時間をとります、・・・・。 

↓ 美堀橋(?) 

松中橋より、上流・美堀橋方向を振り返る。 

 ギボウシの新芽と玉川上水の流れ・松永橋(?)

 

暗渠となっている部分には、大きな桜の木が植えられていました。 

 

暗渠の出口

 

引き込み口から、砂川用水へ流れ込みます。

 

 

 

用水と上水を分ける林 

 

玉川上水の側道に戻ります。

 

一番橋

 

下流を見る

右岸に咲くムラサキハナナ 

天王橋より、新天王橋を見る。 

 

流木が通れない個所に到着したようです。

 

残堀川は次回に続きます。 


「玉川上水に親しむ会」 4月11日-05(最終) 水喰土公園~日光橋~平和橋~拝島駅

2015-04-21 21:57:13 | 日記

7回に分けて歩く「玉川上水に親しむ会」玉川上水 再踏破の旅。

いよいよ1回目の最終回です。

 

「水喰土公園」という投げやりな名前に大いに興味を持って見学。

休憩できる椅子などが置いてある広場で皆さんが休息中、一人で先へ行ってみます。

すぐに表札と標識

この地が、工事時には、かなりの難関であった様です。

向こう側へ回って見ます。

此所が以前の玉川上水で、水を吸ってしまうため流れを変えられたのでしょうか。

↑ 右側の急坂を上り、高い場所へ到着。

今の玉川上水が、ゆるりと流れています。

 

休憩を終え、見学。

玉川上水に沿って歩き始めます。

流れの向かい側に咲くハナナを金網の隙間から撮ります。

 

武蔵野橋をくぐり、

 

どんぐり橋へ到着

下流には、日光橋が見えます。

橋の下ではカモが戯れています。

 

本日最後の橋、日光橋へ向かいます。

今年は桜の開花が一寸早め、桜のじゅうたんを歩く旅でした。

玉川上水緑地・日光橋公園の案内看板

本日最後の橋、日光橋へ到達です。

 

橋の上から、上流のどんぐり橋方向

 

橋の上より、下流を見る。

この次の橋の手前が拝島駅、本日の終点です。

駅へ向かう途中で見かけた桜、玉川上水と桜は切っても切れない縁のようです。

長い年月と今を一時に魅せてくれます。

 

そして、参加者全員が無事拝島駅到着出来ました。

一言の挨拶があり、

本日の指南役へのお礼、

などがあり、無事お開きとなりました。

 

次回は、5月9日土曜日 第223回目の例会は、

「拝島駅より玉川上水駅までの見学」です。


「玉川上水に親しむ会」 4月11日-その4昼食~みずくらいど公園入口

2015-04-21 19:36:49 | 日記

 噴水があり、屋根とベンチつきの中福生公園で昼食です。

準備してきた軽食や、お気に入りのアルコールを嗜まれたり、・・・・。

食後には、7月の特別行事の案内や質疑

 

玉川上水に親しむ会・会長ご担当の記念撮影をして戴きました。

(次回参集の時仕上がりを買います。楽しみです。)

 

公園の上に上がると、熊野橋。

玉川上水へ戻りました。

私は、陸橋へ上がり、

先ほどまで休憩した公園と玉川上水の位置関係を撮影。

急いで皆さんの後を追います。

かなり急な階段を下り、

石碑のある金堀公園へ到着。

後方の階段を下りてきました。

水田開発顕彰の碑

(読みにくくて済みません、・・・・。)

この時間になると青空も見えてきました。

 

はけの下道を進みます。

所々には湧水があり、

案内板もあります。

 

ほたる公園へ到着

時計の文字盤がシンボルのホタルです。

 

通り過ぎたところから、はけを上ります。

こんなところに生える木も、命崖ですね。

 

後楽園さんの駐車場を横切り、再び玉川上水の流れに戻りました。

青梅橋より上流を望む。

カミさんと事前実踏した前回、苦労した熊川分水栓、青梅橋より超望遠で狙います。

(小枝が入っており、こちらでも良しとはなりませんが、記録として、・・・・。)

 

裏道を抜けて、玉川上水水面がかなり高めの場所へ到着。

(メクラ撮りをしたところ、説明中の櫻井様が手だけしか写りませんでした。)

向こう側に見える鉄橋を電車が通り抜けます。

多摩川と桜を主役に、縦位置。

此処からさらに細い路地へ入り、進みます。

道路際に咲く花

前回、歩けなかった地域へ入っています。

五丁橋

穏かな流れです。

左の道へ行かず、右へ、・・・・。

みずくらいど公園へと入ります。

玉川上水の工事中、たいそう難関だった「みずくらいど」が、見られる「みずくらいど公園」。

 

オッとその前に、

入口横で菜の花に止まる蝶蝶を見つけました。

品が無いと思われる方も居られるのですが、生きて行く上で必要なことと考えて、・・・・。

ネオ一眼で、根気よく狙います。

 

 

と言いながら、撮影した殆どをアップ

みずくらいど公園の中で、小休止です。

公園内部の写真は、次回紹介します。

 


「玉川上水に親しむ会」 4月11日-3 玉川上水旧掘り跡~加美上水橋~清巌院橋

2015-04-20 21:45:55 | 日記

4月11日(土)午前10時に羽村駅を出発した「玉川上水に親しむ会」の玉川上水再踏破の旅。

 

11日の3回目ブログは、新堀橋の先からは遊歩道ではなく、

右岸の小高い丘を越え、がけ下にある「玉川上水旧掘り跡」の見学記です。

 

 

実はこの旧掘り跡、私たち二人で、事前走破をしたときに見つけられなかった史跡。

どうしても見たくて、皆様より一足先に旧坂を下り、林の中・落ち葉を踏みながら歩いちゃいました。

「なる程ここが旧掘りの後か!!」

と一人、歴史に埋もれていました。

 

感慨にふけっていると、崖の上から人の声がして、櫻井さんたちの姿が見えました。

 

足元に咲くムラサキハナナを、記念撮影

 

櫻井様の先導で、玉川上水に親しむ会の皆さんが、こちらへ来られます。

 

一足先に坂を上り、旧掘り跡を歩かれる皆様を撮影。

人力しかあてに出来なかった江戸時代、このような大工事を考えた人は凄い!

江戸に住まう人の必要条件としての上水だったとは言え、正気を越えた判断ではなかろうか?

感動に加えて、その時代の息吹を体感させてもらいました。

(これを残してあることにも大きな意義を感じる。)

 

坂道の上

福生市の事業に拍手を送る小林です。

 

玉川上水との接点へ戻ると、加美上水公園入り口

向かって左側に伸びる道

昔線路が通っていた名残らしい。

更に進んで、加美上水橋より昔の線路道を振り返る。

欄干を入れた玉川上水

 

トイレ休憩の後、

玉川上水に沿って下ります。

古くはもっと左側(旧堀)から流れていたと考えられる。

宮本橋へ到着

 

前回我々はこの橋を渡り、車がバンバン通る道路沿いを進みました。

 

今回は、テレビ等にもよく登場される田村酒造さんの見学が組み込まれている。

田村酒造さんに到着

建物の前を玉川上水から取り込んだ水が流れています。

凄い環境です。

 

昔は水車小屋が在った建物の前で説明を伺う。 

そして、個人宅専用の取水堰を見せて頂く。

 

門を出て右側、先に見えるのは宿橋

取水堰

質問にも大変丁寧に、的確にお応え頂いた田村酒造の方

 

謙虚ですが、酒造りには自信溢れる受け応え!  お酒造りのプロ!!

 

取水堰の内側

取り入れ口です。

  

見学を終え、違う出入り口から退場

桜ふぶきが玉川上水の分水へ落ちていました。。

流れ出た上水は、農業用水へ流れていく場合もあるそうです。

石塔の並ぶ神社へ到着。

元禄12年の物らしい、・・・・。 

中庭を通り抜け、 

境内にある「わき水」の池

 

保育園を抜けると、清厳院橋へ出ました。

桜散る荘厳院橋

 

脇道を抜け、昼食予定の公園へと向かいます。

以下次回へ続く

 


「玉川上水に親しむ会」 4月11日-2 羽村堰~堂橋~新堀橋

2015-04-16 20:17:54 | 日記

マラソンよりも長い43kmを歩き通すと言う玉川上水踏破の旅、いよいよスタートです。

再踏破第一回の4月11日は、午前10時に羽村駅集合。

マイマイズの井戸を見学後、羽村堰へ

桜祭りの開催日ですが、あいにくの空模様。

人通りは少なめでした。

 

今回の担当は櫻井様。

羽村市にお住いで、20年以上の間、玉川上水の撮影のお手伝い、原稿書き、

歴史や周辺環境の研究を続けてこられた先導師のような方。

 

じっさいにげんちへあしを羽村堰の概要、そして現況説明をしていただきました。

(濃いマゼンタ色のと、ジーンズのすらりとした方です。)

ひたすら後について行き、説明を伺いながら、気が付いた地点をパチリ!

が私の役目と勝手に判断。

 

多摩川と玉川上水に囲まれた地点には、玉川兄弟の像があります。

桜吹雪が雨に泣いています。

このお二人の指差す方向がこちら。

 

多摩川に突き出した羽村堰が見えます。

↑ この写真の左上にあるのが牛場 ↓

多摩川が洪水を起こしたとき、羽村堰にあたる水の勢いを抑えるための道具。

見本が堰の脇に置いてあります。

実際の洪水の恐ろしさや、その強さに応じた対応力を見るにつけ、現代人の劣化を感じる、・・・・。 

 

堰のあるやや上流へ向かい、

羽村堰の中央部にある橋の上から、上流の取り入れ口方向を見る。

180度のパノラマを出来るだけ大きく見て戴けるよう横にしました。

顔を傾けて見て戴けませんでしょうか、・・・・。  スミマセン。

通常の写真

取水堰のアップ

下流を眺める。

この写真の左側が奥多摩街道、右側は玉川上水と多摩川に囲まれた羽村堰 休息場。(?)

 

橋を戻り、

多摩川と羽村師郷土博物館方向を見る。

(晴れていれば、木々の緑が一段と鮮やかだったろうに、・・・・。)

 地面に気を付けながら、歩き始めます。

「はないかだ」でも見ている気持で、滑らぬよう、ぶつからぬよう、歩きます。

 

渡ってきた橋を通り越し、羽村導水ポンプ場へ到着

 

先導役の櫻井様、何を聞かれても即座に対応できるスーパー玉川上水ウーマンです。

とは言え、一寸殺風景な施設に

もうちょっと工夫が欲しいと感じた新参者の小林でした。

 

流れに沿って玉川上水を下ります。

羽村大橋をくぐります。

桜祭り泣かせの雨に灯篭も一寸徒労気味!?

大先輩のH様より、「水がとてもきれいだね!!」との声がかかり、一同金網の向こうを覗きこみました。

(小雨が降っており、事前に歩いた時の方が、晴れていて本当に澄んだ流れでした、・・・・。)

 

堂橋へ到着

左が物凄く高い段丘になってきている。

はないかだを避けながら、それぞれのペースで歩を進めます。

水の流れに沿って、玉川上水に親しむ会のメンバーも流れます。

時の流れを確かめながら、それぞれの思いを抱いて、・・・・・。

 

途中、不自然なコンクリートのでっぱりがありまして、市役所へ確認していただいた内容の説明がありました。

その向かい側の石段にも疑問を抱かれ、確認されたそうです。

進行方向に上り坂の見える場所で、旧掘りの説明を伺います。

この辺りは自然の宝庫だったのですが、大木が伐採され、自然が失われました!と残念そうな説明。

春夏秋冬の草花も楽しめた場所だったそうですが、お役所仕事にがっかりされたご様子。

 

 

この辺りではかなり深い流れになってきている玉川上水です。

金網越しに見えるのが、新しく移動したときに造られた橋、「新堀橋」

橋の上から下流方向

5月ごろに見ると一段と綺麗そうです。 できれば、「晴れの日」が良いでしょうね、・・・。

 

この後、山道へと入り込みます。

次回へ続く

 


「玉川上水に親しむ会」4月11日-1 羽村駅集合~マイマイズ井戸~馬の水飲み場~中里介山の墓~桜並木

2015-04-12 07:17:28 | 日記

いよいよ羽村堰から新宿大木戸迄という、玉川上水の流れに沿った長距離ウォーキングと学習の旅が始まります。

 

初日の4月11日は生憎の雨でしたが、決行が決まりました。

新人の我々は、午前9時半前に到着。駅前広場の記録から開始。

「SEIYU」が見える場所という場所に間違いは無い!!    

駅前のモニュメント

二つのモニュメントの意味は? 

「はむりん」

羽村市の公式キャラクターを眺めている内、多くの方が参集。

 

11日の案内が始まりました。

今回のウォーキング指南役兼会報ご担当のS様より案内

実踏と歴史書、文献などを丹念に調べ上がれ、手作りされたチラシを戴きました。

(改めてみると、傘が一寸邪魔!? 次回は是非晴れて欲しい!

 

N会長のお言葉

の後、

マイマイズ井戸へ立ち寄り

歴史を尋ねる長旅の始まりです。

 

羽村駅まで戻り、西口から羽村堰へと向かいます。

さくらまつりや、テューリップまつりが開催中ですが、おりからの雨に人影は少なめ。

長年の会員の方々は雨の準備も必要最小限、準備万端ぬかりなし!

(我々は一寸厚着をし過ぎ、暑くて、重くて、服装に関しては失敗でした、・・・・・。)

街中、お祭りムードが満開!

手作りっぽいパネルがあちらこちらに飾られています。

 

交差点の先、一寸斜めの道に立っている看板

あちこちに歴史を見せて貰える歴史の街です。

 

下り坂の途中、「馬の水飲み場跡」の説明

 

整備され、しっかり残っているのは素晴らしいことですね。

 

 

 

再び坂を下ります。

が途中から左手の坂道を上ります。

 

大菩薩峠を書かれた中里介山のお墓を、急遽見させて貰うことに、・・・・。

右下は崖、左側に立派なお墓が並びます。

パノラマで撮影、木々の合間から上水の流れが垣間見えます。

寄り道をして、中里介山のお墓を見られるよう配慮戴いた様です。

 

木立に囲まれて、羽村の街並み(生家が有る辺り?)を眺めているのでしょうか。

 

桜並木がこれから向かう、玉川上水辺りかと想像・・・。

煩悩坂という108段の階段を下って、菩提寺・禅林寺の裏から正門より出て、

羽村堰へと向かう道へ戻ります。

 

Sさまご推奨の撮影ポイントより

水滴が付いてしまいましたが、見事な桜並木と玉川上水が撮れました。

 

テントが立ち並ぶ桜祭りの会場を羽村堰へ向かいます。

桜も今年は一寸早めの開花、散り始めています。

多摩川の中央では、シラサギが堰を眺めていました。

いよいよ43kmの長旅が始まります。


4月11日午前10時羽村駅からスタートです。

2015-04-10 18:30:00 | 日記

大先輩方に交じって、玉川上水43km走破の旅がいよいよ始まります。

明日、4月11日午前10時羽村駅に集合。

駅前にある「マイマイズ井戸」の見学からスタートします。

羽村堰を見学後、玉川上水の流れに沿って拝島駅までの約6kmが、11日の予定!

 

足手まといにならないよう、

写真を撮る事に気を取られ団体行動を乱さぬよう、集中して努力します。

 

 

集合時間に遅れぬよう、早めの就寝を心がけ、早めの出発を心がけます。

 

しかし、明日の午前中は雨が残るとの予報?!?!

折角だから、晴れてくれないかな?!?!

 

お願いしまーす!!

 

と、遠足に出かける前の園児の気持ちです。

 

では、11日午前10時!!


玉川上水走破を目指して-事前散策・ 羽村堰~拝島駅 その2羽村橋~福生橋

2015-04-05 21:43:40 | 日記

玉川上水は、羽村市から四ッ谷大木戸までの約43km、命の水を流す江戸幕府の生命線でした。

その現在の有様を確認する旅が始まります。

 

これを書いている4月5日現在、事前歩きを玉川上水駅まで体験してきました。

実際に歩いた感じから、

「玉川上水に掛かる橋を目安にすると歩きやすい!」と想いました。

実際の散策時には、そのような記録写真を撮りたいと構想を練っています。

 

この様に未体験の小林ですが、

「試行錯誤を繰り返しつつ、より理解して頂ける様な記事にして行きます。」

 

最初の橋は、「羽村橋」

ここからが実際のスタートでしょうか。

その先には、羽村上水ポンプ所が有ります。

羽村大橋をくぐり、流れに沿ってどんどん進みます。

とても綺麗な水、透き通って底がくっきりと見えます。

 

次の橋は、「堂橋」

左手の家は、かなりの高台に見えます。

脇の菅にはオドリコソウが管理人をしているのでしょうか?

右岸側は平坦で、流れのままに歩けます。

桜の咲く直前でいたので、桜祭りの準備が進んでいました。

道の左手に妙な溜め池(?)があります。

何かしら意味があるのでしょう。

本番の時には、伺ってみます。

取水口なであれば、こんなに高くしなくても良さそうだし、・・・。

通り過ぎても気になるコンクリートの出っ張りです。

 

更に進むと、上り坂になります。

坂を上ると、以前一度覗いたことのある場所へ出ました。

新堀橋です。

橋の銘板

橋の上から、歩いてきた方を見返します。

雑草が生い茂り、大きく育った木々の落ち葉が上水の回りを埋めて居ます。

砂利道を歩いて行くと、加美上水公園に出ます。

この辺りで休憩場所か?

更に下り、加美上水橋へ到着

個人的な印象ですが、羽村市では自然を多く残した上水の保存です。

橋の上から、下流を望む。

コンクリート部分も出てきました、・・・・。

左岸の斜面

 

宮本橋

 

宮本橋より上流を振り返る。

上流の急カーブの部分が、旧堀との接合点なのだろうか?

 

宮本橋から下流側

橋の痛みが激しく、補修が待たれる印象です。

水は済んでいて、とても綺麗なのですが、

周辺の環境も無視できない気がしますす。

宿橋へ到着

立派な屋敷の北側には、専用の出入り口がありました。

 

次に、「新橋」

北詰より羽村方向を見る。

同じ新橋・南詰めより羽村方面を眺める。

 

大きめの道路を進み、僧厳院橋へ到着。

傍には、公園もありました。

羽村方面を望む

 

道路沿いを進み、熊野橋へ到着

今までとは一寸違う風格漂う仕様です。

この後、かやと橋、牛浜橋、青梅橋、福生橋と続くのですが、

実は、お腹が空いて店を探すので一杯一杯・・・・・。

 

歩を進めると、道路の端に標識が、

出ています。

熊川分水 取り入れ口のようです。

左は入ると、見事な鳥居があり、

突き当たりに看板があります。

左へ行って、又曲がるのか!?!

左はこんな風

壁と足元に気を付けながら、進みます。

結局行き止まり!!  右には行かれません!!!

良ーく見ると、

金網の向こう側、鉄フェンスの先に緑色の棒が建っています。

金網の上からカメラを突き出して撮りました。

確かに取水口でしょうが、道路に看板を出しておいて、この見せ方は無いと思う。

守る会の方々、もう少し見やすい環境をお願いします!!!

 

元の道へ戻ります。

すると左手に食事処がありました。

入って暫く待ちますが、レジの男性目線はくれますが、言葉は無し。

忙しそうにして居ますが、7~8名の待ち客への言葉が無い・・・・・。

暫く待ちましたが、気配りの無い空気に負けてしまし、外へ出ました。

 

青梅橋へ到着

 

蛍の絵が欄干にあります。

青梅橋が正式名称、ほたる橋が愛称だそうです。  この名前、相性はどうなんでしょう?

上流を振り返る

夏にはほたるが飛ぶのでしょうね、多分。

 

次第に目眩がしてきた我々

熊川駅で食べ物を探すことにします。

福生橋を渡り、

振り返り、

線路を渡ります。

気がつけば、羽村市へお邪魔する時通る踏切だ!!

駅が見えます。

 

駅へ到着!!

 

えっ!

 

駅前に店が無い!!!!!!!

 

目眩すら覚えた我々、拝島駅までの到着は無理と判断、此所でギブアップと致します。

弁当は必需品だと話合いながら、立川まで戻り昼食にありつきました。

 

先輩たちの後ろ姿も見えない我々ですが、早く見えるよう努力を続けます。

 

と言うことで、4月11日(土)、いよいよ本番です。

我が家は二人で参加させて戴きます。

宜しくお願いします。

 


玉川上水走破を目指して-事前散策・ 羽村堰~拝島駅 その1

2015-04-05 19:55:15 | 日記

3月22日の朝、羽村市駅近くのマイマイ井戸を見てから、羽村堰へと向かいました。

名前だけは知っていた「羽村堰」自然に囲まれ、心地よいと風と水音に癒やされました。

椅子に座り、持参したお茶とお菓子を少々・・・・、小休止。

周りを見渡すと、

ありました!!

玉川兄弟の像

写真では何度も見たことがあるのですが、実像は初めて!

真剣に確認をしているようです。

建っているのがお兄さんでしょうか、左手にロープを携え、羽村堰を指差しています。

弟は、視線は羽村堰、右手には計測棒でしょうか?

 

中々いい男に造られています。

周りを回って、確認!

やはり羽村堰を指差していました。

 

そして、休憩所の脇には、なにやら設え物が展示されています。

多摩川の流れが緩やかになったところに造られた羽村堰ですが、

洪水の時など水の勢いを抑える効果がある「牛枠」が、羽村堰の対岸に数基設置されています。

その説明板が提示してありました。

400年近くを経過しても、未だに実用になる「牛枠」

現代社会の退化を感じさせられます。

 

近くの案内図を見て、

トイレ休憩をして、いよいよ出発します。

玉川上水43km走破の旅(?)です。

近くに掲げてあるかたらいの路一覧

我が家の近くにも、「かたらいの路」が有り、ダイヤモンド富士の撮影ポイントになっています。

余談ですが、このダイヤモンド富士の撮影ポイントとして、「国分寺崖線」を知った小林です。

 

多摩川に掛かる羽村堰下橋を横目に、玉川上司に沿って歩きます。

多摩川上流をかえりみる。

橋の中程まで歩き、羽村堰をもう一度撮ります。

とても綺麗な羽村堰、半日くらいノンビリとしていたい場所でした。

 


玉川上水の事前ウォーキング-羽村駅~羽村堰(一寸回り道・・・・)

2015-04-03 23:12:23 | 日記

入会させて戴いた「玉川上水に親しむ会」ですが、多くの方はすでに20年の会歴。

4月11日から始まる、「20年振りの再踏破」に向けて、少しでも近づこうと、事前歩きに出向きました。

 

その前に、まいまいず井戸を見学したので、青梅線を越えて多摩川へ下ります。

 

途中で見かけた、玉川神社

関係あるのか無いのかも判らないfumi-G

一寸回り道したのか、知らない建物が現れます。

 

更に下りますと、見事な神社が現れました。

横には巨大な石碑

何と書いてあるのか、・・・・。

「井上新吉君碑」と描かれた碑もあります。

少し引いて、

歴史を感じさせられる奥深い街・羽村市。

入口から出て、更に坂を下ります。

以前勉強会で教わった段丘を感じながら、急坂を下ります。

 

以前我が家にも咲いていた

カンピューターで歩いていると、大きな田んぼが、・・・・。

チューリップ畑かと思われる広大な畑。

とてつもなく綺麗な水が脇を流れます。

すぐに堤防が見え、坂を上ると其処は多摩川でした。

はや咲いている桜も僅かでしたがありました。

「三春の滝桜」の分家のようです。

羽村堰のかなり上流に出てしまいました。

堰の方へ向かいます。

大きな堰が見えてきました。

奥多摩街道へ出ると、道路の向こう側に神社がありました。

立派な神社が多数残っているのは凄いことです。

正面から拝観して神社回りは一旦終了。

 

細い階段を下ります。

いよいよ羽村堰です。

中央部分のアップ、

水の勢いに圧倒されます。

この凄さを表現すると、

こんな感じです。

堰の中央部分から下流

 

堰の中央部へ到着

多摩川に作られた堰の全体。

↑ この堰の中央部分が、↓こちら。

大雨になり流量が増えすぎると、この部分を流してしまう仕掛け。

現在でも通用する仕組み、

江戸時代の賢人の凄さを目の当たりに出来ました。


玉川上水に親しむ会-事前学習「まいまいず井戸」

2015-04-01 06:47:34 | 日記

いよいよ玉川上水・43kmの再踏破に参加させて戴く日(4月11日初日)が近づいて来ました。

事前の学習と言っても、本やネットばかりでは役不足。

 

初日に歩く予定の「羽村堰~昭島駅」を事前に歩き、学習を計画しています。

しかしその前に、是非とも見ておきたい「まいまいず井戸」

 

羽村駅の近くにありそうなので、一寸寄ってきました。

羽村駅の東口から、

 

五ノ神社

 

石塔の後ろに、見えました。

ビルとビルに囲まれた自然の谷間、よくぞ残してあるものです。

急いで下りると目が回りそうです。

逆側に回ってみて、

 

元へ戻り、下りてみます。

井戸の前まで下りてきました。

 

どうしても気になる井戸の中、一寸覗いてみました。

かなり深い!

水面がかすかに見え、金網が見えます。

 

上を見上げると、

こういうアイディアと実行力、そして保存をされてきた人の繋がり。

 

歴史は人が繋ぐものだと、先人の努力と想いに頭を垂れ、地上へ戻りました。

青梅線を渡り、羽村堰の方面は向かいます。