「玉川上水に親しむ会」へ入会-活動記録

20年前、玉川上水の市民講座に参加された方々が、立ち上げられた「玉川上水に親しむ会」に入会が叶いました。活動を記録します

第228回例会 玉川上水再踏破-三鷹~高井戸(04昭栄公園~井の頭線高井戸駅)

2015-12-06 05:56:00 | 第228回例会・三鷹~高井戸01

第228回例会記録も、今回で最終となります。

 

私にとって一番のビックリは、

「玉川上水の流れ着く最終地点は、神田川!」

と言う顛末でした。

 

昭栄公園で休憩をして、高井戸駅へ出発しましたが、大きな施設の敷地内へお邪魔?!

博物館の思わせる佇まいは、社会福祉法人の施設のようです。

左へ抜け、

正門側へ通り抜けさせて頂きました。

 

神田川への抜け道でした。

案内看板

小雨降る神田川、小さな石けんをもってくれば良かったか?!

高井戸駅が見えてきました。

後方の煙突は焼却場のものか。

そして、神田川へ流れ込む玉川上水の水

 

下流側から、

 

橋を入れて、

羽村の取水堰と比べると、一寸寂しい終端に感じます。

 

ガード下で、本日の締めと次回案内

 

かなりの轟音の下、引率のS様は翌日から疲れを出され寝込まれたとか?

前日までの詳細な配付資料の作製と、

当日の気配り、目配り、大きな声での説明と全霊を込めての対応に、ただただ感謝申し上げます。

 

帰りの駅構内にて

顔は笑顔ですが、腰が疲れを感じさせられます。

 

雨の中での再踏破完走、ご苦労様でした。

 

次回は、12月12日(土)午前10時 京王線の上北沢駅集合です。


第228回例会 玉川上水再踏破-三鷹~高井戸(03井の頭公園 弁財天~浅間橋)

2015-12-03 21:16:05 | 第228回例会・三鷹~高井戸01

私用に多くの時間をとられ、更新が遅れました。 お詫び申し上げます。

 

今回は第228回の例会・玉川上水再踏破-三鷹~高井戸の、

井の頭公園 弁財天~浅間橋を紹介いたします。(途中ですが、現状報告として 

 

正式なルートは、この黒門から参拝するらしいです。

 

今回は、弁天橋を渡って井の頭弁財天へ到達しました。

 

弁財天を見て、

 

左横にある宇賀神象、歴史と由来も含め説明を聞く。

像の造り(とぐろを巻いた蛇の上に爺の顔がある。)に特徴があります。

 

 

徳川三大将軍御切付け 旧蹟の碑。  1893(明治26)年 深川水船組合が寄進。

 

参道を逆走して、井の頭地区公会堂到着。

予定では、少し先の牟礼の里公園で昼食だったが、雨の為、こちらをお借りすることになった。

立派な建物で、設備も整っているミニ公会堂でした。

 

 

昼食後、散策再開して、最初の橋は、「幸橋」

木を意識して作られている。

落ち着きますね。

 

新橋

この辺りは、丘が二つあり、坂の途中を玉川上水が曲がりくねりながら流れています。 

 

松影橋は、南側がかなり高い。

松影橋を南側へ渡り、此処からは右岸を歩きます。

右岸がかなり高く、左岸の先は更に下がります。

車に気を付けながら井の頭橋を通り、

 若草橋を通り、

ふと気がつくと、見慣れた景色が!?!?

社長の家の前を通過、牟礼神社へ入ります。

歴史を感じさせられる見事な設えだ。

案内看板 

 

社のサイドビュー、澤乃井の樽酒が供えられていた。

 坂を下って玉川上水沿いの道へ戻りました。

 

私は、駆け足で一寸戻って、宮下橋を確認

この辺りでは流れの深さが普通に見えます。 

一寸痛々しい木もありました。 

 あずまばし到達

下はコンクリートで見える部分には木が使われています。 

 

長兵衛橋

更に進みます。 

旧牟礼橋と牟礼橋が見えてきました。

旧牟礼橋の煉瓦のアーチ橋は、1757年に架橋された。

左が旧牟礼橋、右に牟礼橋があり人見街道が走っている。

 

 

此処で左に見えるコンビニに立ち寄り、健康の為100円コーヒーをゲット!

一寸遅れたので早足で追いかけます。

 

ここいら辺は、放射五号線道路の建設中で、見るべき個所は少なめ。

 

久我山水衛所跡

 真っ赤な実がなった木がありましたが、名前は、・・・・・。

 

暗渠口

此所が玉川上水の最終地点という人も居られます。

 

浅間橋

本来、浅間橋跡と呼ばれる地点ですが、看板も、史跡も一切見つけられませんでした。

 

 

道路沿いに歩いて、昭栄公園で小休止(トイレ休憩)

会の重鎮の方々、会話がはずんでいました。

公園内を回ると、秋が包み込んでいました。 

 

後側は高速道路

 

ここから、本日の最終地点高井戸駅へ向けてもう一歩きです。

 

次回、04最終回へ続きます。

 


第228回例会 玉川上水再踏破-三鷹~高井戸(02萬助橋~井の頭公園稲荷神社)

2015-11-22 10:46:39 | 第228回例会・三鷹~高井戸01

江戸時代の初期、江戸の人口が増えて、飲料水の不足が懸念され、玉川上水が計画された。

 

昭和40年の淀橋浄水場の廃止に伴い、玉川上水に水が流れることは無くなりました。

しかし、流域住民の方々のご努力により、浄水ではあるが浅間橋まで流される今日。

(今回の実踏で、玉川上水は神田上水へ流れ込む仕掛けを教えて戴きました。ビックリです!!)

 

 

江戸時代を思わせる上水の流れを直視できるのは、今回の踏破が最後です。

 

山本有三記念館い立ち寄り、小休止。

小雨がぱらつく中を、踏破再開です。

 

吉祥寺通りに架かる「萬助橋」に到着。

八代目萬助氏が昭和26-30年ごろに書いたと言われる文字が未だ残る。

 

下流側欄干

此処から下流部分は、井の頭恩寵公園。

ホタル橋まで下り、 

牟礼分水口跡を見に戻ります。 

 左が取水堰、右中程が取水口跡と思われます。

 渡れそうですが、今回は渡りません!!

 部分的に色が変わった案内看板

 左岸の「松本訓導殉職の碑」を見学

身をていして生徒を守った先生・松本氏の説明パネル。 (大正8年)

 

 

公園を抜け、井の頭池方向へ歩きます。 

 かなりの段丘があり、江戸の人の造詣の深さに感動します。

 

 小雨に煙る井の頭池

 

井の頭弁財天を眺める。 

神田川の源流だったらしく、湧き水が流れ始めた場所だそうです。

現在は涸れ、ポンプで吸い上げた水を流しているそうです。 

後方の巨大なマンション建設が、水涸れの原因という人も居るそうな、・・・・。 

お茶の水の由来、説明。 

 

 

 

弁天橋北側に立つ親之井稲荷跡の案内看板 

 

 

井の頭弁財天へ到達 

以下次回へ・・・・


第228回例会 玉川上水再踏破-三鷹~高井戸(01三鷹駅南口~山本有三記念館)

2015-11-19 06:00:00 | 第228回例会・三鷹~高井戸01

20年の長きに渡り、玉川上水をはじめとした水の探求を続けておられる「玉川上水に親しむ会」

偶然と必然が重なったかのようにも思える20年目の昨年から参会させて頂いている小林です。

 

勝手にブログを作成、会の活動記録として紹介できればと願っております。

 

とは言え、既に年金生活に入る年齢、無骨で、ぶしつけな内容となります。

ご覧戴けると継続、更新の励みになります。

 

 

11月度の例会は、あいにくの雨でした。

しかし、新たに入会された方もあり、全員が(心は)血気盛ん!

雨も気にならないほどの熱気であふれておりました。

 

 

三鷹駅南口のコンコースに集合は午前10時

参加費は、写真代込みで500円、ご夫妻では900円です。

 

人通りの少ない場所へ移動して、再踏破をご指導頂く櫻井様より、

手作りの資料を参照しながら説明からスタート!

20年もの間参加されておられる方も多く、服装から靴、傘など大いに学ばせてもらいます。

 

通路の後ろ側にある大きな地図の前へ移動

お手製の指示棒で、視覚的な面からも説明を受けます。

経験の少ない新入会員さんは、特に前へ前へ・・・・・。

満員電車の車内の如く大盛況!!

熱気にあふれる雰囲気に、講師の櫻井様も一段と熱が入りました。

 

 

空模様を気にしながら、最初の見学地「三鷹橋」へ移動。

玉川上水、此処までは暗渠ですが、この橋を抜けると流れを見る事が出来ます。

↑ 工事中の柵の右側に案内板と手押しポンプがあります。

 

案内板

 

古い橋柱

 

その先に立つ案内板

 

此処から玉川上水の流れが見られます。

 

今日の一つの見どころ!?

この堰の辺りで太宰治氏が入水自殺をされたと言われる場所。

 

少し上流から、

 

少し下流から、

 

道路の逆側に、太宰氏の出身地の石を碑として設置されている。

記念碑としたいとか、自殺記念碑ではよくない、等意見があり、ただ石を置かれているそうです。

広場には、太宰治氏「乞食学生」の一文が掲出されている。

 

玉川上水右岸を下り歩きます。

秋も深まり、常緑樹と落ち葉の織り成す綾が味わい深い。

むらさき橋の由来銘鈑

見事としか言えない古木が連なります。

 

右手に、今は市の史蹟となっている「山本有三記念館」が見えてきました。

南側にある前庭は、無料で見学できます。

 

記念に、集合写真を撮りました。

私を含め、二人を合成。

文字を入れて、顔の明るさを調整、人が小さくなりますが二階のベランダを入れました。

 

上水右岸に戻り、次へ向かいます。

時々小雨が降る中、阿吽の呼吸で、足並みも、間隔もぴったりです。

 

20年と言う年月の重みと、やすらぎを魅せて戴いています。

 

我々小林は、ようやく入会して一年、足手まといになっていますが、

後2回残っている「玉川上水再踏破」、懸命に追走を心がけます。

 

第228回例会の記録、次回02へ続きます。