「玉川上水に親しむ会」へ入会-活動記録

20年前、玉川上水の市民講座に参加された方々が、立ち上げられた「玉川上水に親しむ会」に入会が叶いました。活動を記録します

第232回例会・玉川上水再探索その7「笹塚駅~四ッ谷大木戸」 Vol.03(最終)

2016-04-01 21:50:02 | 玉川上水を歩く07-0312

2015年の春羽村市の羽村堰をスタートした「玉川上水再探索」の旅も、いよいよ最終となりました。

天龍寺を見学した後は、

雷電稲荷神社へ

大通りの脇に歴史的建造物が鎮座している新宿、不思議な街です。

 

その先、新宿高校の構内にある旭橋の橋柱と、下水石樋遺構

中には入れないので、向かい側へ回り、鉄柵の間にカメラを突っ込んで、撮ります。

紹介パネルは逆向きで、説明文は全く見えませんでした。

 

新宿御苑の北側に造られた遊歩道を歩きます。

紹介パネル

分水などと言うレベルではなく、全くの新設。 本来の上水道は地下トンネルに変わってしまっています。

旧新宿門を撮るため外へ出ます。

説明パネルには賛否ありますが、

反射の入らない位置で撮影、変形をかけて長方形にしました。

 

「玉川上水・内藤新宿分水散歩道」とありますが、玉川上水とは無関係の水が流れています。

此処から流れが始まります。

 

「玉川上水の生い立ちと新宿」

全く同じ看板が出てきました。

興味深い看板が出てきました。

散歩道を抜けて、一般道へ出ました。 

 記念碑

 

 

一寸細い通路を抜けて

玉川上水の余水を、渋谷側へ流す余水吐跡

新宿通りへ出て、トンネルと水道局のビルを見て、

 

水道碑等が建つ場所に到達。

 

手前にあるのは、四ッ谷大木戸跡碑 

 

 

説明パネル

 

高さ460cmの水道碑 

水道碑の上部 

 

 

更に、ビルの裏側へ連れて行って戴いて、

現在は使われていない余水吐水門。

ここで、玉川上水43kmの旅が完了です。

 

7回連続でご指導頂いたS様へお礼と万雷の拍手!

有り難う御座いました!!

そしてご苦労様でした!!!

 

しかし、我々は本来の大木戸と言われる場所を見たいと、皆様とは別に四谷方向へ歩きました。

 

四ッ谷四丁目の交差点を渡ると、

雰囲気から、此処が本来の四谷大木戸か?

古い柱が見えます。

此処が本来の四谷大木戸に違いない、と裏付けの無い確信!?

一寸信頼感にかける造作ですが、・・・・。

 

先ほどのトンネルとビル、石碑が一望出来ました。

 

 

そしてここから四谷まで歩いて、わかばのたい焼きを狙いました。

残念ながら、行列が長すぎて諦めて帰りました。

残念

ラッピング車両を横目に、

こんなお土産を戴いて帰宅。

中身は、

大好きな濃いお茶でした。

嬉しいお土産。

 

と言う事で、一年がかりの玉川上水踏破の旅、完了です。

 

S様、有難うございました。


第232回例会・玉川上水再探索その7「笹塚駅~四ッ谷大木戸」 Vol.02午後の部

2016-03-26 20:30:34 | 玉川上水を歩く07-0312

昼食を終えて集合場所へ戻ると、広場ではイベントの真っ最中。

賑やかすぎるのと、風が吹いて寒いので早めのスタートとなりました。

甲州街道を南側へ渡ります。

 

北参道の大きな石塔の前

玉川上水の流れがあった位置です。

この塀の内側へも、流れがあったらしい。

 

京王線の線路があったという広い跡地を歩きます。

 

一寸脇道へ入り、甲州街道に出ます。

天満宮にそびえる大きな木は、ほうき銀杏だそうです。

狭い敷地に、巨大な木が残っています。

お腹を出さないと見え上げられないくらい高い木でした。

本来の玉川上水路に戻ります。

左側の細い部分が玉川上水跡だそうです。

文化服装学園前を通り抜け、

進みます。

少し先、

勿来橋跡の碑があります。

 

更に先、煉瓦積みのアーチが見えてきました。

玉川上水の暗渠部分を模して、平成15年に建立された

根元の一部には、明治時代の実物を埋め込んである。

 

 

 

 

千駄ヶ谷橋跡到着

 

 

見慣れた街へ到着

一寸代々木方面へ下り、ビルの1階にお邪魔

柱に埋め込まれた銘板を見る。

 

ここからひたすら歩きます。 前の人の背中だけを見て、・・・・・。

 

新しく出来る南口とバスターミナル

相変わらず工事中です。

 

天竜寺に立ち寄り。

この寺の脇を玉川上水が流れていたそうです。

巨大な門

大きな鐘楼が有り、由来の紹介もありました。

右脇の立て看板

天竜寺のやぐら度計

 

変わった時刻になっていた理由!?

跡暫く歩きました。

続きは次回へ、・・・・


第232回例会・玉川上水再探索その7「笹塚駅~四ッ谷大木戸」 Vol.01午前の部

2016-03-21 15:06:50 | 玉川上水を歩く07-0312

1年の予定で歩き始めた玉川上水43kmの探索、3月12日で最終となります。

 

歩き始めて一番不安だったのは、「若い割に体力無いですね!」とか、

「済みません、足が痛いので途中ですが帰らせて頂きます。」

等と途中で迷惑をおかけするのでは、・・・・・。

と言う不安。

 

新入会員でしたが、一年間特に足を引っ張ることも無く、歩き通すことが出来ました。

とは言え、江戸時代にこんな引水を思いつき、実行した方の凄さを改めて認識する探索でした。

 

今回の私のイベントは、集合写真撮影。

第三号橋の上に並んで頂いて、玉川上水の湧き水と後方の笹塚駅車両を入れること。

鉄柵が邪魔にも見えますが、歴史を思い起こすには必要な部材と敢えてこの場所にさせて戴きました。

(そして、今回も忍者として、合成嵌め込みをさせて戴いて参加。)

 

 

さて、3月12日は京王線笹塚駅改札付近に午前10時の集合。

我々は、9時半過ぎ到着、撮影予定地点の下見をします。

第三号橋の橋柱と、

脇に立つ、立て看板を記録。

これからの進行方向を眺めて、

花も見て、

再び駅へ戻りました。

 

勿論、朝のコーヒーを一杯頂いてから、・・・・・。

 

駅の南口で、会長・副会長の挨拶、

新人さんの紹介などが有り、7回連続の講師と引率は櫻井様。

説明の後散策開始です。

 

集合写真撮影の後、急いで皆さんの後を追いかけます。

笹塚橋で説明をされている間に、先回りをします。

三田用水への分水跡で玉川上水暗渠部分から笹塚橋を振り返る。

撮影地点からは世田谷区へ入る為、暗渠です。

公園緑地風の遊歩道を黙々と歩きます。

中野通へぶつかり、

第二緑道が途切れます。

 

中野通をやや北側にある信号(五條橋)まで歩き、

此所で、担当の櫻井様より驚きの説明が、・・・・。

(お知りになりたい方は、入会戴ければ、説明戴けるはず、・・・・。)

 

北へ向かって低く下がって行きます。

自然落下しか使えなかった玉川上水は、地形の高低差を前提に巧みな設計がされています。

尾根伝いに折れ曲がりながら、新宿方向へ向かっています。

 

中野通を渡り、北澤橋から再び暗渠部分(遊歩道)を歩きます。

 

五條橋、信号とは別の地点に、名残として残されている橋です。

 

 名残など殆ど無い六條橋、下流方向。

 

六條橋を渡って、上流方向を振り返る。 

 

そして意味不明な煉瓦積みがあります。

不思議なモニュメントに疑問を抱きながら、皆さんの後を追います。

常盤橋

 

相生橋・北側より撮影

 

相生橋・南側より撮影

ここで担当の櫻井様よりサプライズ。

相生橋南にあるJICA施設内を見学出来るそうです。

急な下り坂を下りて、JICA建物に到着。

玄関ロビーから南を見る。

既に地下一階の雰囲気の中庭へ出ます。

更に下ります。

こんな原生林が渋谷区にあるとは、・・・・・。

二つある池は所有者が違い、鉄柵で囲われてそれぞれが自己主張をしていました。

(右前方は、私も何度か訪れたことのある代々幡斎場です。)

清楚な斎場の裏にこんな原生林(?)が有るとは、・・・・・・。

庭に咲いていた草花

 

JICAの宿泊施設か?

ため息をつきながら、歩きます。

フロントでお礼を申し上げ、玉川用水路へ戻ります。

代々幡橋

 

山下橋

 

 

しかし、この記述には、飲用水の玉川上水で水車を回したように描かれている事に疑問の声があった。

 

穏やかな遊歩道を進みます。

西代々木橋到着

 

此所で、上水跡から一寸離れて、サプライズ

子育て地蔵尊を通過、甲州街道を渡ります。

見逃しそうな地蔵尊でした。

地蔵尊を見下ろす。甲州街道下り線

 

大きな歩道橋を渡ります。

少し先の狭い通路に入ります。

玉川上水の新水路を見せて戴けます。

表示板の上が、明治に淀橋浄水場のため新設された新水路。

本町隧道、北側へ回って見ます。

 

次の本村隧道を見学。

細い路地を抜けて、

桜の下を通り抜け、

旗洗池跡を見学

しかし此所は、看板と石碑の向きが逆向き

摩訶不思議な史跡です。

 

更に裏道を通り抜け、オペラシティに到着

空きスペースで昼食休憩です。

 

しかし、好天の予報に余りにも薄着の我々。

寒さに耐えきれず、商店街に入り込みました。

暖かい!!

 

そして、こっそり昼食

暖かい店内で食事を頂いちゃいました。

済みません、皆様、先輩方・・・。

 

以下午後の部に続きます。