「玉川上水に親しむ会」へ入会-活動記録

20年前、玉川上水の市民講座に参加された方々が、立ち上げられた「玉川上水に親しむ会」に入会が叶いました。活動を記録します

第229回例会 玉川上水再踏破-6上北沢~笹塚04 (代田橋駅下~笹塚駅)

2015-12-17 19:36:25 | 第229回例会上高井戸~笹塚

玉川上水跡を、、羽村から四谷大木戸まで合計7回で歩く企画の6回目、

終着は笹塚駅です。

 

京王線代田橋駅の下を通り抜けると、まさしく玉川上水!! と思われる情景が続きます。

紅葉も色鮮やかで、環境の良さを感じます。

上水にかかる橋より、ゆずり橋を眺める。

(大きな配管二本は、和田堀給水所からの流水用)

 

ゆずり橋西詰めより、

かなり狭いためと、次世代へ譲ることを含んで名づけられたとか。

 

振り返ります。

玉川上水緑道を進みます。

向岸地蔵尊

地蔵が置かれており、地元の方々に愛されているようです。

看板

 

進むと、大きな道路が遮ります。

環七です。

地下道へ入る前に、橋の名残を見に行きました。

ちょっと寂しい名残でした。

地下道を通ります。

天井部分に残るアーチは、橋脚の一部でしょうか。

 

環七の下を通り抜けると、玉川上水緑道が続きます。

緑道と言うより、公園と言う風情!?

 

橋の手前にある社をくぐります。

稲荷神社だそうです。

丁寧に手入れされ、清楚な神社です。

 

ただ、時期的な問題ですが、銀杏の香り強く、

早足で退散しました。

 

すぐ先に、稲荷橋がありました。

稲荷橋から先は、玉川上水の流れが保存されており、安らぎます。

鉄柵の上から、稲荷橋と玉川上水の流れを狙いました。

 

民家の庭先を通り抜けるように進みます。

 

暗渠部分を見るには対岸へ渡った方が見やすいだろうと、橋を渡り対岸より

流れの左岸にあるのは、幡ヶ谷分水跡と教えて戴きました。

玉川上水がここで終わりと言う空気が、寂しい!

流れが、暗渠の中へ吸い込まれていきます。

 

建設中のビルの前で、中嶋会長より締めのあいさつ

 

駅へ向かう途中に、本日の最終地点、「南どんどん橋」の親柱を確認。

此処から右へ90度ほどまがって流れており、水がどんどんと音を立てていた為、名づけられたそうです。

 

此処で、解散!

 

そして、前日の会社帰りにロッカーにしまっておいた集合写真A3・4枚を、

希望者へ差し上げました。

 

次回は、2016年1月9日(土)小金井で勉強会です。

小林は、撮らせて戴いた集合写真のプリントを持参します。

 

では、玉川上水に親しむ会の皆様、良い年末年始をお過ごし下さい。

お世話になりました。

 


第229回例会 玉川上水再踏破-6上北沢~笹塚03 (和田掘廟所~代田橋駅下)

2015-12-16 20:48:51 | 第229回例会上高井戸~笹塚

玉川上水43kmを再踏破が続きます。

6-02では、永昌寺を見学の後、永泉寺緑道で記念撮影をしました。

 

しばらく歩くと玉川上水の暗渠部分も無くなり、甲州街道脇の歩道を歩くことになります。

右に首都高の入り口、左は築地本願寺の墓地が続きます。 左奥には明治大学和泉校舎もちらっと見えます。

 

 

築地本願寺 和田掘廟所へ立ち寄ります。

トイレ休憩と著名人のお墓があり、見学を兼ねます。

 

入ってすぐ左に建つ高さ数メートルの石碑

後へ回ると、内部を見学できます。

その由来も紹介されていました。

 

佐藤栄作元総理のお墓

後方のユニックが一寸目障り、・・・・。 

 

一番の目的は、樋口一葉さんのお墓、案内柱が立っていました。

墓前に人が多く、私は撮れず。写真は相棒のを借用

 

年末のNHK紅白で知られる小林幸子家の墓!?と言う噂。

「幸」と言う文字が、片足立ちしているように見えました。

 

甲州街道へ出て、歩きます。

 

明治大学の和泉校舎が輝いていました。

その前の傾斜地に建てられた案内看板

塩硝蔵地跡の説明。

 

正門を通り越すとすぐにある玉川上水の石碑、明大橋の碑などがあります。

 

此処から一旦甲州街道を歩き、井の頭線の陸橋の上まで行きました。

真下が井の頭線、向こう側で井の頭線を横切るのは、

下側が玉川上水の導水管。 上は朝霞浄水場からの送水管。

 

明治大学の正門近くまで戻り、水道管の横を歩きます。

巨大な配管と、止水弁か?

 

通路と配管の間には金属の網が張られています。

網の中へカメラを入れて撮影。 上下二本の配管が撮れました。

巨大すぎて、私の感覚の範囲外です。

 

暗渠部分を歩きます。

久左衛門橋到着

 

この辺りで昼食!!

皆さん日当たりのよい場所へ座り、愉しみの昼食です。

昨日までの天候が嘘のように晴れ上がりました。

 

昼食後、少しの階段を上ると、

井の頭通りに出ました。

信号を渡り、丁度反対側辺りに向かいます。

右の黒い石が、「井の頭街道の碑」です。

後ろ側をメクラ撮りしてみました。

後へ下がれず、これ以上撮れません。 (その内再撮影にチャレンジします。)

 

和田給水所の南側を歩き、途中から淀橋浄水場への水路を探索します。

公園として手入れされている箇所も有り、 

空きスペースとして放置されている箇所もありました。 

水道路の部分だけ家が建たず残っている感じ。

 

環七へ出ると、更に真っ直ぐに新宿方向へ伸びているのが判ります。

 

環七を右折、玉川上水の散策に戻ります。

甲州街道大原交差点の南東部分に案内看板が立ってます。

 

看板の後ろ側に、玉川上水が現れます。

住民の方々の強い要望で、暗渠化されないで残った部分に、湧水が溜まっています。

先に見える京王線へ向けて歩きます。

 

京王線代田橋駅のホーム下を通り抜けます。

毎日通勤に通過している代田橋駅の下を通過!!

 

次回、最終回へ続きます。


第229回例会 玉川上水再踏破-6上北沢~笹塚02(永泉寺~玉川上水永泉寺緑地)

2015-12-15 21:34:37 | 第229回例会上高井戸~笹塚

12月12日は冬のはずですが、

穏やかな日差しと、風が無いため、防寒着の必要を感じません。

 

小菊橋から北側の道路へ上がり、宗教団体の大きな建物を見た。

住宅街にあって、異質な大きさで、存在感がありました。

 

緑道へ戻ります。

 

玉川上水の北側にある「永昌寺」へ、立ち寄ります。

入口に掲げられているメッセージ。

皆さん熟読され、微笑んで居られました。

 門

 

脇の説明板

 

本堂

 建築写真風に、正面から、対称に、・・・・・。

 

豪壮な造りと、行き届いた手入れに感嘆。

灯篭も凄い造りに見えますが、門外漢の私には、・・・・。

 

横に立つ、玉石薬師堂

 

賽銭箱

こんなに丁寧に手入れされた賽銭箱を見たことがありません。

中には、薬師如来像が奉られています。

物凄くきれいに清掃され、お花も供されていました。

 

 

玉川上水の散策に戻り、

「玉川上水永泉寺緑道」を進みます。

 

 

此処でとてもきれいな紅葉を見つけ、急遽記念撮影をすることに、・・・・。

 

いつもは横位置で撮る事が殆どのようですが、縦位置でも撮ってみました。

此処の木だけ色鮮やかに紅葉していましたので、思い切って縦位置に決めました。

帽子をかぶっておられる方が多い事と、冬の日差しは硬いのでGN58のストロボをフル発光。

補助光として入れて見ました。

 

結果は明暗差が少なくなりましたが、斜光線の陰を抑えるには力不足。

少しレタッチをして本番プリントをします。

 

あっ、恒例の私の撮影はいつものようにカミさん担当。  ↑ 既に、合成済み。

 

文字を入れて、修正を加えた。

ほぼ校了?!

 

撮影を終えて、カメラとストロボをしまい、皆様の後を追います。

撮影現場を振り返りながら、・・・・・。

(実は、撮影場所に、水が溜まっていたので映り込みを狙いましたが、

人物が小さくなりすぎるので不使用です。)

 

続く


第229回例会 玉川上水再踏破-6上北沢~笹塚01(上北沢駅~永泉寺緑道)

2015-12-13 19:46:54 | 第229回例会上高井戸~笹塚

20年を超える歴史を持つ「玉川上水に親しむ会」ですが、新入会員が増え、

丁度節目の20年、玉川上水全コースの再踏破を計画して戴いた。

 

12月12日(土)は、2015年の最終回。全7コースの内6回目です。

(残すは、2016年3月の笹塚駅~四ッ谷大木戸だけと成りました。)

 

午前10時 京王線上北沢駅北口への集合。

一寸早く着きすぎたかと、駅前のコンビニへ昼食を買いに行っていると、大先輩M様とすれ違う!!

殆どの皆様、どこへでも時間を正確にキチンと到着されることに驚く。

 

全員集合した頃合いを見計らって、一寸離れた広い場所へ移動。

参加費と写真代・合計500円を支払う。

私は、前回分の写真と、預かった資料をお渡しして、一寸手伝い。

 

N会長の御挨拶の後、

今回も担当のS様より、本日の概要説明。

今回も、20年以上の体験と最新の情報収集、更に事前に実踏をされて作られた資料に目を通す。

 

途中、ほら此所にタンポポが!!  撮って!! とのある会員の方からご指示、・・・・。

 概要の説明後、

 

京王線の北側を走る甲州街道へ出て、いよいよ229回の例会開始です。

前日の大荒れが、嘘のように晴れ上がりました。

 

甲州街道と首都高の北側へ移動。

S様は新設拡声器を使われて、説明戴きました。

流石、拡声器名門のTOA製!!  小型ハンズフリー拡声器でも、良く声が通ります。

 

いよいよ玉川上水の歴史探訪が始まります。

玉川上水第二公園の起点で、最初なのに第二公園は、荒玉水道道路まで続く。

「玉川上水変遷の碑」

(※ 説明パンフレットに書いて戴いて判りましたが、石碑は殆ど読めなかった小林です。)

 

↑ この写真の右側より、

↓ この方向へ散策開始です。

右は甲州街道、右上は首都高の4号線です。

 

冬のせいか人通りは極端に少ない。

和やかな会話をしながら、落ち葉を踏みしめ歩きます。

 

時々、ぼけ咲きの花など見かけます。

 

暗渠部分の道路は、南北へ延びる道路に寸断されます。

S様の説明を食い入るように聞かれる新入会員の方々

超ベテランの方々は、悠然と説明を聞かれていました。

 

道沿いに咲くピラカンサ

 

ボンヤリと歩いていると、

突然、S様よりカミさんにお声が掛かり、この文字の意味は?との質問。

突然の質問に右往左往のカミさん。

 

「帰宅して調べ、「布泉」と判明。

(中国の古のお金で、仏教では手水鉢に使われてきたそうです。)

手水鉢を小さな流れの頂点に置いた理由は不明です。」

 

見事に手入れされた公園を歩きます。

20年以上のお付き合いの方々、あうんの呼吸で移動と停止を繰り返されます。

ここから急に右カーブしました。

 

進行方向の左側は、かなり低い土地になります。  ↓振り帰って撮影

 

左側が急な坂道です。

↑ 前方に、荒玉道路がチラッと見えます。

交差する部分から北側を見る。

更に進むと、左右共に低い土地に出ます。

 

進行方向左側の道から振り返る。

自然の地形を上手く利用して、自然落下方式で羽村から四ッ谷まで引いた実行力に感嘆します。

小休止します。

 

 

穏やかな公園で一休みです。

 

次回へ続きます。


第228回例会 玉川上水再踏破-三鷹~高井戸(04昭栄公園~井の頭線高井戸駅)

2015-12-06 05:56:00 | 第228回例会・三鷹~高井戸01

第228回例会記録も、今回で最終となります。

 

私にとって一番のビックリは、

「玉川上水の流れ着く最終地点は、神田川!」

と言う顛末でした。

 

昭栄公園で休憩をして、高井戸駅へ出発しましたが、大きな施設の敷地内へお邪魔?!

博物館の思わせる佇まいは、社会福祉法人の施設のようです。

左へ抜け、

正門側へ通り抜けさせて頂きました。

 

神田川への抜け道でした。

案内看板

小雨降る神田川、小さな石けんをもってくれば良かったか?!

高井戸駅が見えてきました。

後方の煙突は焼却場のものか。

そして、神田川へ流れ込む玉川上水の水

 

下流側から、

 

橋を入れて、

羽村の取水堰と比べると、一寸寂しい終端に感じます。

 

ガード下で、本日の締めと次回案内

 

かなりの轟音の下、引率のS様は翌日から疲れを出され寝込まれたとか?

前日までの詳細な配付資料の作製と、

当日の気配り、目配り、大きな声での説明と全霊を込めての対応に、ただただ感謝申し上げます。

 

帰りの駅構内にて

顔は笑顔ですが、腰が疲れを感じさせられます。

 

雨の中での再踏破完走、ご苦労様でした。

 

次回は、12月12日(土)午前10時 京王線の上北沢駅集合です。


第228回例会 玉川上水再踏破-三鷹~高井戸(03井の頭公園 弁財天~浅間橋)

2015-12-03 21:16:05 | 第228回例会・三鷹~高井戸01

私用に多くの時間をとられ、更新が遅れました。 お詫び申し上げます。

 

今回は第228回の例会・玉川上水再踏破-三鷹~高井戸の、

井の頭公園 弁財天~浅間橋を紹介いたします。(途中ですが、現状報告として 

 

正式なルートは、この黒門から参拝するらしいです。

 

今回は、弁天橋を渡って井の頭弁財天へ到達しました。

 

弁財天を見て、

 

左横にある宇賀神象、歴史と由来も含め説明を聞く。

像の造り(とぐろを巻いた蛇の上に爺の顔がある。)に特徴があります。

 

 

徳川三大将軍御切付け 旧蹟の碑。  1893(明治26)年 深川水船組合が寄進。

 

参道を逆走して、井の頭地区公会堂到着。

予定では、少し先の牟礼の里公園で昼食だったが、雨の為、こちらをお借りすることになった。

立派な建物で、設備も整っているミニ公会堂でした。

 

 

昼食後、散策再開して、最初の橋は、「幸橋」

木を意識して作られている。

落ち着きますね。

 

新橋

この辺りは、丘が二つあり、坂の途中を玉川上水が曲がりくねりながら流れています。 

 

松影橋は、南側がかなり高い。

松影橋を南側へ渡り、此処からは右岸を歩きます。

右岸がかなり高く、左岸の先は更に下がります。

車に気を付けながら井の頭橋を通り、

 若草橋を通り、

ふと気がつくと、見慣れた景色が!?!?

社長の家の前を通過、牟礼神社へ入ります。

歴史を感じさせられる見事な設えだ。

案内看板 

 

社のサイドビュー、澤乃井の樽酒が供えられていた。

 坂を下って玉川上水沿いの道へ戻りました。

 

私は、駆け足で一寸戻って、宮下橋を確認

この辺りでは流れの深さが普通に見えます。 

一寸痛々しい木もありました。 

 あずまばし到達

下はコンクリートで見える部分には木が使われています。 

 

長兵衛橋

更に進みます。 

旧牟礼橋と牟礼橋が見えてきました。

旧牟礼橋の煉瓦のアーチ橋は、1757年に架橋された。

左が旧牟礼橋、右に牟礼橋があり人見街道が走っている。

 

 

此処で左に見えるコンビニに立ち寄り、健康の為100円コーヒーをゲット!

一寸遅れたので早足で追いかけます。

 

ここいら辺は、放射五号線道路の建設中で、見るべき個所は少なめ。

 

久我山水衛所跡

 真っ赤な実がなった木がありましたが、名前は、・・・・・。

 

暗渠口

此所が玉川上水の最終地点という人も居られます。

 

浅間橋

本来、浅間橋跡と呼ばれる地点ですが、看板も、史跡も一切見つけられませんでした。

 

 

道路沿いに歩いて、昭栄公園で小休止(トイレ休憩)

会の重鎮の方々、会話がはずんでいました。

公園内を回ると、秋が包み込んでいました。 

 

後側は高速道路

 

ここから、本日の最終地点高井戸駅へ向けてもう一歩きです。

 

次回、04最終回へ続きます。