
カッちゃんは予約していたダチのかんちゃんの誕生ケーキを、
かんちゃん誘って取りに行った。
2人はチャリでケーキ屋に行き、
途中、
YAMADA電気に用事があったので、
自転車を止めてYAMADA店内に入った。
その際、
かんちゃんがカッちゃんに、
「バースデーケーキは?」と尋ねた。
カッちゃんは自転車の荷台に置き忘れていたことを思い出し、
急いで自転車置き場に駆けて行った。
カッちゃんは自転車置き場に駆けつけながら、
5000円もしたバースデーケーキを忘れた我が身を呪った。
もし誰かに盗られていたらという不安が胸いっぱいに広がった。
しかしカッちゃんの心配をよそに、
誕生日ケーキはカッちゃんの自転車の荷台にそのまま置かれていた。
カッちゃんは安心して、
誕生日ケーキを持って店内に戻った。
その日の夕方、
かんちゃんの家でお誕生日を祝ったカッちゃんは、
「バースデーケーキタイム㊗️」と言って、
うれしそうなかんちゃんの前で、
バースデーケーキの箱を開けて悲鳴を上げた🙀
アンと😳
箱の中にあるはずのケーキが無かった。
ただひとつ、
「ハッピーバースデーかんちゃん」と書かれた板チョコが一枚入っていた。
カッちゃんとかんちゃんは、
「ハッピーバースデーかんちゃん」板チョコを半分わけした。
その際かんちゃんはうらめしそうに、
「フツー、いくら包装が乱れてなかったとか言っても手に持った重さでおかしいと気付くぜ」と言うと、
カッちゃんは小声で、
「------ハッピーバースデーかんちゃん」と言った。
かんちゃんはガチギレして、
「うるせえ🤬❗️俺はケーキが食いたいんだ❗️」と叫んだ!
カッちゃんは悔しくても、
こんなに鮮やかに、
ケーキの箱と包装を一切乱さずに、
中のケーキだけ取り出した盗っ人の手際の良さに驚いた。