
カッちゃんが入社したばかりの会社で、
カッちゃんは、
売り上げ表と今後の対策方針書から、
会議用資料の作成までパソコン作業をさせられていた。
それで、
忙しさのあまり、
売買状況に対してバイバイ👋したかった。
時間がないのでサービス残業するのが特に嫌やったらしい。
そんな忙しさに追われていた矢先に、
歯が痛くなった。
それで上司に緊張しながら、
「はばかりながら歯が痛くなったので帰らせていただけませんか?」とお願いした。
上司は営業事務の女性が崇教真光に入ってるので、
歯に手かざししてもらって頑張るようにカッちゃんを励ました。
そして、
上司が営業事務の女性にすぐに連絡したので、
女性は来て、
真光の呪文を唱えながらカッちゃんの歯に手かざししたが、
歯の痛みが取れることはなかった。
仕方なく、
上司はカッちゃんを退社させることにした。
カッちゃんは歯の激痛に耐えて、
歯科医院を探したが、
診療時間外ばかりやった。
そして絶望しながら😩
歩き回っていたら、
とあるビルの一室に、
『歯が真っ白になるティースセンター』という看板を見つけたので、
カッちゃんは喜んで入っていった。
時間が時間なのか、
カッちゃん以外人がいなかったのでカッちゃんはすぐに中に入った。
そこには白衣姿の若い男性と助手の女性がいた。
ユニット(歯の治療用椅子)に座らされたカッちゃんは、
うがいを要求されたのでうがいした。
そして、
助手の女性から口を開けてくださいと言われたので、
言われた通りに開けると、
助手はスマホ📱でカッちゃんの口の中をあちこちを撮影した。
その後、
白衣の男性が、
「すぐに始めます」と言って、
プローブ(針状の器具)で歯をひとつずつ触っていった。
そして、
瓶を取り出し、
小型ブラシを入れて、
カッちゃんの歯にまんべんなく塗りつけた。
カッちゃんの歯は真っ白になった。
白衣の男性は、
「終わりました。受付でお待ちください」と言った。
カッちゃんは怪訝そうに🤨
「終わりましたって、虫歯治療してないじゃないですか⁉️」と苦情を言うと、
白衣の男性は驚いたように、
「はあ😳虫歯なら歯医者さんに行かれてください!」と言った。
カッちゃんはキレて😠
「ここは歯医者でしょう⁉️」と語気を荒くした!
白衣の男性は更に驚き🫢
「違います!ここは歯が真っ白になるティースセンターです」と弁解した。
カッちゃんは納得いかず、
「ええ🧐じゃあ虫歯の治療はできないんですか⁉️」と言うと、
助手の女性が、
「ここは虫歯を治療するところではありません。歯を真っ白にするところです」と説明した。
カッちゃんは混乱して、
「歯科医院じゃなかったら、ナンで保険証を提示させたんですか⁉️」と尋ねた。
白衣の男性は、
「あれは身分証明の為です。歯が痛いのならここでは駄目です。歯科医院に行かれてください」と言い張るので、
カッちゃんは悲しくなって、
「じゃあここは歯を白くするだけのところなんですね」と言うと、
白衣の男性は、
「テレビ業界や映画業界でカメラが口元に行った時、歯が白ければ清潔感が出るからと私どもは重宝されてます」と説明していた矢先に、
数人のお客が待合室に来た気配を感じた。
カッちゃんは、
「お金取るんですよね?」と尋ねると、
助手の女性は、
「もちろんです。上の歯と下の歯それぞれ白くいたしました。1本千円ですので合計28本で2万8千円となります」と言い、
自分の勘違いからの高い出費を呪うこととなった。
翌日。
カッちゃんは、
休み時間に、
痛む歯を、
営業事務の女性に頼んで、
手かざししてもらった。
その光景を見た上司は、
カッちゃんを早退させて歯科医に行くように言いつけた。