古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

風流尸解記(ふうりゅうしかいき)  金子光晴  講談社文芸文庫

2015-10-21 15:30:13 | 小説の紹介
「風流尸解記」金子光晴。講談社文芸文庫。




昭和46年9月の作品。





戦後間もない東京。盲目の少女が五十過ぎのお




じさんと出会う。というか、ナンパ?……。




それで、屡々会うようになるのだが……幻想と




現実がないまぜになった感じだ。うまいか下手か




で言ったら下手だろうけど……なんかそこに得も




言われぬ魅力みたいなものが存在するのですね。





そして、ナイフが飛び交うイメージの中少女と




会うが、世界は一変してしまっている。



とにかくとても不思議な小説である……意味わ




かんねえよとか言ってはいけません……合掌。



他、なまけもの、所収

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