古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

あやしい探検隊  アフリカ乱入  椎名誠

2021-06-26 11:06:15 | 本の紹介

角川文庫   1991

 

ぼくの最近の娯楽と言えば、というか、子供の時から

 

だから40数年、文学ということになる。ここであえ

 

ての娯楽といったのには、椎名作品に見るワハワハ的

 

バカ的読書法によって、何も考えずに単純に文学を楽

 

しむ、ということを心情にしているからだ。

 

何によらずバカは最強だ。バカにならずして、なにもし

 

えない、文学もバカになりきらないとなしえないのだ、

 

と言ってはばからない。

 

この作品は89年にアフリカにバタバタ的ドタドタと

 

足跡を残していった人の旅の顛末を描いたシリーズ第

 

五作である。

 

89年といえば、30数年前、もう今のアフリカと状況

 

は違ってきているだろう。動物たちはどうしているのだ

 

ろう、ブジか? と思うのだが、マサイ族をムボーにも

 

撮ろうとする。ボージャクブジンぶりにおののきつつ、

 

マサイ族のアンネーを祈るおれっちだった。……合掌。


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