古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ゼロから始める都市型狩猟生活   坂口恭平

2024-06-21 18:11:06 | 本の紹介
角川文庫  2010年

ぼくは基本、完読しないとその本について

何かを書いたりしないのだが、この本は

そのひどさ故、半分ほどしか読まなかった。

まず、段ボールハウスというのについては、

コンクリの上で段ボールで家らしきものを

作るのだが、寝返りも打てないうえ、段ボール

を敷いただけなので、硬くて決して熟睡できない

だろう。それを快適この上ないみたいな言い方

をするのは甚だ問題があるのではないだろうか。

それにトイレはどうするのだ。公園でホームレスが

ひとりだけいたが、そのトイレはいつも滅茶苦茶に

汚れていて、不快極まりなかった。

ぼくは十年以上前だが、お総菜屋でバイトして

いたが、お弁当を廃棄するそれをホームレスが

食べたがるのだが、いつも食べ散らかして、大層

問題になっていたってこともある。

ホームレスもある人が風呂に入れてやると、お風呂に

二センチくらい垢が浮いていたという。この本に

あるように、そううまくは絶対にいくはずはない。

少しはまじめに生活することを考えたらどうだ、と

言いたくなった。






































































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