古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ぼくは落ち着きがない      長嶋有

2018-02-27 05:16:12 | 長嶋有
光文社文庫 2008年6月刊。


西部劇に出てくるバーにあるようなドアのある図書館。そこに高校生たちが



集まって図書部を形成している。そのどの面々も、クラスではちょっとという



ような学生ばかり。読後になにがおこっていたのか、と問われると、いや、そ、


それはなんでしょうねえ、となってしまうが、読書体験としてはおもしろいこと


この上ない。読んでいて、楽しいのだから、読書はやめられないし、そんな体



験をさせてくれる長嶋氏に感謝したいくらいだ。細かい雑学に満ちあふれている。



コメント
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