拓栄建設株式会社 社長のブログ

大田区の建築会社社長が感じた事・お役立ち情報、雑学・趣味である釣りの釣果・ペットのチワワの成長記録など
ご報告します。

築後30年以上のマンションの給排水は!!!

2015-05-21 14:35:34 | 建築
東京都大田区で拓栄建設の社長やってます

以前に建物外部の排水が木の根っ子で詰まった現象をご紹介しましたが
今回は、築後≒40年のマンションの排水詰りをご紹介します。


排水が流れなくなり、下階のお部屋に水漏れが発生した為、修理のご依頼を頂き
配管を切断した所、こんな状態!! 
昔は、鉄の配管を使い、内部にコーティングも有りませんでしたので・・・錆の発生⇒詰り
給水配管も同じです。


流れが悪かった為、配管内部がヘドロで一杯に・・


詰りが多く発生した為、入居者がパイプクリーナーなどを大量に流し込み⇒結果 配管が少しづつ溶けて
ついに穴が開きました。

築後30年たった建物は、早めに給排水配管の調査と対応をお奨め致します。

法律的なことは良く判りませんがビルオーナーの責任か?使用者の責任か?
どちらにせよ、大変な事態になります。!!
特に昔は、下階の天井裏に給排水配管を通す場合が多かった為、
作業の日程調整が困難になる場合が多くなり被害が拡大する事も有ります。
給排水配管から水漏れが始まらないうちに対処をお考えくださいネ!!

追伸:我が家のチワワ3兄弟との別れが決まりました。近日中にご報告!