たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

道の駅「紫波」

2013-03-02 | ぶらり旅
全国的にここ2日ほどは温かい日が続き、春到来かと思いましたが、今朝起きたら吹雪で、盛岡の春はもう少し先のようです。啄木の小説『雲は天才である』の中にある「春まだ浅く」の感じです。

「春まだ淺く月若き
生命の森の夜の香に
あくがれ出でて我が魂の
夢むともなく夢むれば……」

「雪をいただく岩手山
名さへ優しき姫神の
山の間を流れゆく
千古の水の北上に
心を洗ひ……」



啄木のこの詩に古賀政男が曲をつけて歌にしましたが、盛岡市役所では時報チャイムとして正午になるとこの歌を流しております。盛岡にいらした時は市役所近辺に行きぜひ聴いて下さい。


道の駅「紫波」   岩手県紫波郡紫波町遠山字松原7-8

道の駅「紫波」は盛岡から遠野に抜ける国道396号沿いにあります。この地区はフルーツの里と呼ばれ、果樹生産地帯です。ここには産直センター「あかさわ」が隣接されております。

道の駅から車で5分ほどのところには野村胡堂・あらえびす記念館があります。『銭形平次捕物控』の作家として知られる野村胡堂、また、クラシック音楽に深い愛情を持ち、「あらえびす」のペンネームでレコード音楽評論家として活躍しました。ここには、その数々の作品や執筆資料を総合的に展示しています。

この398号線を遠野の方に進んで行くと紫波町と花巻市大迫の境にも産直「峠の駅紫波ふる里センター」があります。





産直あかさわ




野村胡堂・あらえびす記念館




産直「峠の駅紫波ふる里センター」

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