たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

イオンスーパーセンター内の啄木の歌

2012-02-25 | 啄木歌碑
イオンスーパーセンター 盛岡渋民店の食堂の座席の脇に啄木の歌が書かれている。この店は啄木記念館から北に1kmほどの所にあります。これまで気が付きませんでしたが、数多くの啄木の歌が書かれていました。



































このお店は非常に広く、卓球台が3台置かれてますし、店の入り口には、店内1周約500mあり、11周すると姫神山登山距離同じになりますと書かれている。11周したことはありませんが、卓球台はいつも空いてますので、行ったときには、奥さんと1時間ほどピンポンをして、汗をかいてきます。











写真展

2012-02-20 | ぶらり盛岡
第32回岩手県写真連盟公募展が盛岡市民文化ホール(マリオス)で2月17日(金)から19日(日)に行われた。友達が出展しているので出かけました。帰りには駅に戻って市内循環バス「でんでんむし」号にしばらくぶりに乗ってみた。









金賞



銀賞


銅賞





盛岡に観光に来たら、盛岡駅前から出てる "でんでんむし" 号バスに乗車するとよいですよ。右回りと左回りがあり、10~15分間隔で動いてます。1周40分ほどで、料金は100円、1日乗車券は300円です。右回りは、

盛岡駅前⑮⇒旭橋⇒材木町南口⇒啄木新婚の家口⇒中央通三丁目⇒中央通二丁目⇒
  中央通一丁目⇒岩手医大前⇒本町通一丁目⇒上の橋⇒上の橋町⇒若園町⇒
  盛岡バスセンター・神明町⇒盛岡バスセンター・中三前⇒県庁・市役所前⇒盛岡城跡公園⇒
  菜園川徳前⇒柳新道⇒開運橋(菜園)⇒盛岡駅前(左回りはこの逆)





市内循環バス「でんでんむし」号



右回りに乗ると、啄木新婚の家前、医大前で降りると岩手銀行の啄木歌碑①、医大循環器センター前の啄木歌碑②があります。上の橋町で降り5分ほど歩くと、富士見橋の啄木歌碑③、10分ほど歩くと天満宮の啄木歌碑がある④。中三前で降りると、啄木・賢治青春館、盛岡市役所裏の啄木歌碑⑤があり、岩手城跡公園(岩手公園)で降りると、公園内の啄木歌碑⑥、柳新道で降りると大通りの啄木歌碑⑦、盛岡駅前の啄木歌碑⑧ があります。


①盛岡の中学校の 露台(バルコン)の 欄干(てすり)に最一度(もいちど)我を倚(よ)らしめ

②学校の図書庫の裏の秋の草 黄なる花咲きし 今も名知らず

③岩手山 秋はふもとの三方の 野に満つる蟲を何と聴くらむ

④病のごと 思郷のこころ湧く日なり 目にあおぞらの煙かなしも
夏木立 中の杜の石馬も 汗する日なり君をゆめみむ
 松の風夜昼ひびきぬ 人訪はぬ山の祠の 石馬の耳に
 苑古き 木の間に立てる石馬の 背をわが肩の月の影かな 

⑤中津川や 月に河鹿の啼く夜なり 涼風追ひぬ夢見る人と

⑥不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸われし 十五の心

⑦新しき明日の来るを信ずといふ 自分の言葉に 嘘はなけれど

⑧ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな






稲荷山山頂の啄木歌碑

2012-02-18 | 啄木歌碑

盛岡市玉山区好摩の夜更けの森園地に啄木歌碑がありますが、すぐ裏の稲荷山山頂にも昭和35年に建立された啄木歌碑があります。夜更けの森園地の裏側に坂道があり、木の階段になっている。この山の頂上には御影石でできた歌碑があり、石碑の文字は妹光子の文字で書かれている。啄木がいた当時の好摩駅周辺は、一面原野だったようです。




夜更けの森園地の歌碑と後方の稲荷山











稲荷山山頂の啄木歌碑








霧ふかき好摩の原の
停車場の
朝の虫こそすずろなりけれ

啄木




この歌は、啄木歌ノート(明治43年8月3日―4日)にあり、東京朝日新聞(明治43年8月11日)に発表し、スバル(明治43年11月号)、一握の砂に掲載










啄木が往来のたびに親しんだ好摩駅を詠んだ歌で、昭和35年6月に地元有志の手によってこの山頂に建てられた。碑文は啄木の妹、三浦光子さんの書を刻んだものです。
当時は澁民駅はなく好摩の荒れ野にポツリと建った好摩駅が交通の関門であり駅に降りたった光景は「好摩の原の停車場」そのものの感であった。この歌は啄木の数多い思郷歌の中でも特に詩情をそそる一首である。この歌碑の建つ山頂からは、前方に姫神山そして後方には岩手山が望まれ、その眼下には好摩が原一帯を見渡すことができ、その田園を一線に走る列車は趣き深く絶景の場所である。(案内板)






稲荷山から見た姫神山



好摩駅と姫神山


夜更けの森園地から好摩駅までは歩いて10分ほどです。





雪あかり2012

2012-02-12 | ぶらり盛岡
復興祈願・灯そう未来に元気を! 第8回「もりおか雪あかり2012」が2月9日から昨日11日まで行われた。もりおか雪あかりは、本州一寒い街「もりおか」の冬の夜に、凛とした空気の中ひとつひとつの灯りの中に寒いからこそ感じられる「まち」「ひと」のあたたかさを伝えようとはじめられ、今回で第8回めを迎えた。メイン会場は岩手公園の教育会館前の広場、もりおか歴史文化館」、サブ会場は盛岡駅前広場など数か所です。





岩手公園




















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啄木の盛岡中学時代の歌

  秋の夢にかごとをいはず、野にさりて、雄々しき天然の姿に酔ひぬ。
 
岩手毎日新聞 明治34年12月21日  柿の落葉集 石川翠江 名で 10首(その2)


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いわて雪まつり

2012-02-11 | ぶらり盛岡

岩手の冬を代表するイベント「いわて雪まつり」が岩手県雫石町、小岩井農場まきば園で、2月4日ー12日に開催されています。この祭りは昭和43年から始まり、今回で45回目です。今回のテーマは「もっとずっと元気!いわて夢パーク」です。16基の雪像、66基のかまくらがあります。かまくらの中ではジンギスカン料理を楽しる「かまくら食堂」があり、岩手の美味しいものや物産が揃う「屋台村」などもあります。
会場までは、盛岡駅から17km、盛岡ICから12kmあります。盛岡ICをおり、国道46号を秋田方面へすすみ、繋(つなぎ)交差点を右折すると小岩井農場、左折すると「つなぎ温泉」がすぐです。まきば園駐車場は5000台分あります。なお2月11日ー12日は、盛岡駅から1時間間隔でバスが出るようです。





























小岩井の一本桜です。この写真は2011.5.16です。春になったら見にいらしてください






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啄木の盛岡中学時代の歌

  おばしまの笛になく夜の山茶花や、散りし一つに罪知りそめぬ。
 
岩手毎日新聞 明治34年12月21日  柿の落葉集 石川翠江 名で 10首(その1)


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明治34年12月21日