たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

川崎展望地の啄木歌碑

2011-10-31 | 啄木歌碑

川崎展望地は、盛岡市玉山区下田にある。下田村は明治22年渋民村と合併し渋民になっている。川崎展望台は北上川の対岸に位置し、姫神山を背景にした渋民の街並みを一望できます。この歌碑は平成3年10月に建立されている。






今日ひょいと山が恋しくて
山に来ぬ。
去年腰掛けし石をさがすかな


この歌は、啄木歌ノート「一握の砂以後」(明治43年11月末より)にあり、悲しき玩具に掲載されている。





川崎展望台から見た北上川と姫神山











まちかど美術館2011(岩手県花巻市土沢)

2011-10-28 | ぶらり旅
まちかど美術館「アート@つちざわ<土澤>」は芸術を表現すること、自分の意思で表現することを、日常の生活空間の中で繰り広げたいと思っている。
この岩手県花巻市東和町土沢と春山地区に、110人の人たちがそれぞれのスタンスで作品を展示する。・・・・(パンフレット)



















日常の生活空間の中での展示




なお、展示期間は2011年10月8日(土)~11月6日(日)。休憩所では茸汁、おでん等も食べれます(有料)





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啄木の盛岡中学時代の歌

  かりそめの人のすさびの鑿(のみ)の香を春したひよる夕の窓かな
 
岩手日報(明治34年12月3日) 白羊会詠草(一) 夕の歌   石川翠江 名で6首(その2)

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私たちの作品展(盛岡)

2011-10-26 | ぶらり盛岡
東日本大震災復興支援「第41回私たちの作品展」が盛岡市民文化ホール(マリオス)で開催されている。この展示会は盛岡市・盛岡市教育委員会・盛岡市文化振興事業団の共催で、29団体、263人、382の作品が出展されている。会期は、平成23年10月26日から30日(日)までの5日間です。


















わたしも陶芸部門に出展しました。上の皿が私の出展した作品です。時間がありましたら、ぜひご覧ください。。




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啄木の盛岡中学時代の歌

  迷ひくる春の香淡きくれの欄に手の紅は説きますな人
 
岩手日報(明治34年12月3日) 白羊会詠草(一) 夕の歌   石川翠江 名で6首(その1)

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白鳥飛来(盛岡市高松の池)

2011-10-23 | ぶらり盛岡
盛岡市の高松の池に白鳥が飛来した。今年(2011年)の飛来は10月20日でした。昨年と同じ日です。高松の池の紅葉も深まり、白鳥が飛来すると、冬の到来を感じます。













高松の池は、春は桜で多くの人が訪れますし、池の周りの散歩コースが整備されてますので、毎日多くの人が歩いてます。





高松の池の桜並木





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啄木の盛岡中学時代の歌

  しゆる鞭の乱れ心を琴にふみて脆(もろ)き響に果敢(はか)な雲見る。
 
≪盛岡中学校校友会雑誌 第3号(明治35年12月)≫ 「白蘋」名で9首 (その9)

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啄木団地の啄木歌碑

2011-10-22 | 啄木歌碑
岩手銀河鉄道渋民駅の裏に渋民団地があり、団地の中に啄木歌碑が建立されている。この歌碑は昭和38年に建立され、現在は町内会で管理しているようです。台座もだいぶいたんでおります。







かにかくに渋民村は戀しかり
おもいでの山
おもいでの川

石川啄木



この歌は、一握の砂「煙二」に掲載されている。



この歌碑は啄木団地造成を記念し、昭和38年に建立された。建立当時は歌碑の上に啄木の胸像がのっていたが、その後台座の歌碑は団地に残し、胸像は旧啄木記念館に保管されているとのことです。