たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

藤島のフジ

2013-06-01 | ぶらり旅
藤島のフジ  岩手県一戸町小鳥谷

一戸町は盛岡から国道4号線を北上すると60kmほどの所にある町です。案内板によると、藤島のフジは、別名ノダフジと呼ばれで、春から初夏にかけて、紫色の花をつけます。以前は、近くにあったカツラの樹に巻きついていましたが、重みでカツラの樹は折れてしまい、現在は鉄のヤグラで支えています。樹齢は数百年以上と推測され、高さ20m程の巨大で名実ともに日本一のフジです。天然記念物に指定された昭和13年には根周り3.3mほどありました。この地は、昔から仁昌寺という寺の境内にあたり、天正19年(1591)、九戸城主九戸政実が起こした乱で豊臣軍の蒲生氏郷軍が九戸方の姉帯城を攻撃するために陣をはった場所だとも伝えられています。当時は周囲三方に堀がめぐらされ、藤があたかも島のように見えた事から、「藤島」と呼ぶようになったといわれています。
















ここには藤島のフジの他に道路を挟んで一戸町指定の天然記念物「観音堂の藤」もあります。






向かって左側が「藤島のフジ」、右側が「観音堂の藤」




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啄木の歌 

 野に立てば霧いと重し息ぐるし見えざる手ありわが心圧(お)す

匿名
 
小樽日報 明治40年10月15日号、『藻しほ草』の題で21首(その3)    

匿名で掲載されているが啄木の歌といわれている

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成田山詣

2013-04-24 | ぶらり旅
千葉駅前のセンシチイタワーでの会議・懇親会に出、夕方東京のホテルに戻りぐっすり休んだ。翌朝ホテルの窓からは富士山がぼんやりと見えた。今日は成田山詣です。途中の田圃は水が張られ田植えが始まろうとしていました。



ホテルから見える富士山


水を張った田圃



JR成田駅から続く表参道は、3階建ての料理屋や土産物店が並んでおり、成田詣での最後を飾るのが表参道の終点となる新勝寺の総門です。



総門




仁王門から50段ほどの勾配のきつい石段を上がると、大本堂です。


大本堂



大本堂に向かって右側には三重塔が立っています。


三重塔




帰りに木造三外階建てのうなぎ屋“川豊”でうなぎを食べホテルに戻り、夕方に同級生が10人ほど集まるというので新橋での懇親会に出席した。


うなぎの川豊




翌日に亀戸天神をお参りし、盛岡に帰ってきた。亀戸天神社は“藤まつり”ということで多くの人でした。



亀戸天神社


ふじ棚


ふじ棚





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啄木の歌 

 世を蔑(なみ)す酔歌(すゐか)つくると酒座のはて我れを吊(とむら)ふ挽歌はなりぬ。
 
岩手日報 明治37年1月10日号に9首(その5)   啄木生 

啄木は明治35年10月に盛岡中学を退学、明治36年12月まで、ペンネームを「白蘋」で投稿していましたが、明治37年1月からペンネームを「啄木」で投稿しています

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道の駅「はやちね」

2013-04-05 | ぶらり旅
道の駅 「はやちね」  岩手県花巻市大迫町内川目第10地割30-113

「道の駅 はやちね」は、盛岡市から遠野市に至る国道396号から主要地方道紫波川井線に進むと、10kmほどのところで、早池峰ダム湖畔にあります。
ここには、休憩施設のほか、町の友好都市のあるオーストリアのワイン展示貯蔵施設、特産品販売、レストラン、山村文化交流館、水と緑のふれあい公園などがある。
特にオーストリアワインの展示貯蔵施設「ベルンドルフプラッツ」は、130種類、27,000本のワインを貯蔵されており、試飲も可能なようです。オーストリアワインセラーとしては国内最大規模とのことです。










ワインハウス 湖畔





 



早池峰の
恵みをたたえ
未来へそそぐ
岩手県知事 増田寛也










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啄木の歌 

 地に理想天に大日の眩ゆる世にはゆき希望の春を迎へぬ。
 
岩手日報 明治37年1月10日号に9首(その3)   啄木生
 

啄木は明治35年10月に盛岡中学を退学、明治36年12月まで、ペンネームを「白蘋」で投稿していましたが、明治37年1月からペンネームを「啄木」で投稿しています

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道の駅「とうわ」

2013-03-29 | ぶらり旅
道の駅「とうわ」    岩手県花巻市東和町安俵6区147-2


道の駅「とうわ」は、東北横断自動車道の東和インターと隣接しており、主要地方道北上東和線にあります。道の駅の多くは産直販売所が大きく占めておりますが、道の駅「とうわ」はこじんまりとしたお店です。ここには東和温泉が隣接しており、大浴場、炭酸泉浴、サウナ等があり、ゆっくりとくつろぐことができます。 温泉にはホテルも隣接しており、温泉と通路でつながっています。
東和町には、東和町出身の萬鉄五郎の記念美術館があります。萬鉄五郎は、明治18年に東和町土沢に生まれ水墨画を独学で始めた。彼の作品には、明治40年、東京美術学校の卒業制作で国の重要文化財になっている「裸体美人」があります。









隣接する温泉




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啄木の歌 

 天姫がふる領雲の白彩に光は湧きてあらた世なりぬ。
 
岩手日報 明治37年1月10日号に9首(その2)   啄木生
 

啄木は明治35年10月に盛岡中学を退学、明治36年12月まで、ペンネームを「白蘋」で投稿していましたが、明治37年1月からペンネームを「啄木」で投稿しています

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道の駅「石神の丘」

2013-03-17 | ぶらり旅
道の駅  石神の丘(いしがみのおか)   岩手県岩手郡岩手町大字五日市10-121-20

道の駅「石神の丘」は、岩手県岩手町の国道4号線にあり、盛岡から北上すると30kmほどのところです。道の駅には産直施設、レストラン等をそなえ、日本有数の規模を誇る野外美術館を併設しています。この「石神の丘美術館」では、ギャラリーでの企画展も鑑賞できます。 また、「B-1グランプリ」と称し、年に一度全国のまちおこし団体などが集まり「ご当地グルメでまちおこし」活動の日本一を競う大会がありますが、岩手町は「焼きうどん」で挑戦しています。

















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啄木の盛岡中学時代の歌

  闇(やみ)に馳せて素琴(すごと)ひきゆく星人(ほしびと)と調(しらべ)かなしきうかりがね渡る

 明星  明治36年12月号に4首(その4)  石川白蘋 

啄木は明治35年10月に盛岡中学を退学しましたが、明治36年12月まで、ペンネーム「白蘋」で投稿しています


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