たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

岩手大学卒業作品展2013

2013-03-07 | ぶらり盛岡
岩手大学、岩手県立大学の前期合格発表が昨日6日にありました。入学後は受験勉強のなんぶんの一でもいいから毎日勉強するとよいですね。岩手大学で4年間まじめに勉強された教育学部美術教育科学生の卒業作品展が岩手県民会館で7日から13日までの7日間行われています。時間は10時から20時までです。卒業予定者は26人で、全て女性のようです。代表の尾崎さんは「自分がしたいことをしているのに、ちっとも楽しくないことがあります。・・・・・・・そんな時に、ぢっと手を見ることがあります」と啄木の歌を思い出し「絵描けども 作れども 猶我がリビドー楽にならざり ぢっと手を見る」と。毎日20時まで開催しているようなので、勤め帰りにでも足を運んで下さい。



















岩手大学は,盛岡駅から北へ約2キロほどのところにあり、緑に囲まれた広大な自然公園を思わせるキャンパスです。その中に教育・人社・工学・農学の4学部が集まっています。






宮澤賢治の母校でもあり、また、啄木の妻節子が生まれ育った場所でもあります。数年前啄木と節子の歌を刻んだ歌碑をも設置しております。








ある日、ふと、やまひを忘れ、
牛の啼く真似をしてみぬー
妻子の留守に。
啄木  歌集「悲しき玩具」より


ひぐるまは焔吐くなる
我がうたにふと咲き出でし黄金花かな
節子  文芸雑誌「小天地」より



大学のある盛岡は,四季を告げる自然のいろどりは豊かな町であり,街のいたるところで城下町の風情が漂います。また、市内には北上川・中津川・雫石川の3つの川が流れ,町のどこからでも秀峰岩手山の雄大な姿を見ることができます。


岩手山


大学のすぐそばには四季を通じて楽しめる市民の憩いの場、高松の池もあります。




高松の池


小岩井農場の「一本さくら」も春を待っています



春を待つ小岩井の一本桜

盛岡は、大学生活を送るには適した環境と言えるでしょう。

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