1 全体的に
子ども達のモチベーションを上げるために
年齢の平均数値を子ども達に伝える。文科省のホームページから
年齢別の平均値を出して、テストの前に子ども達に伝えるだけ。
その数字が目安になって、子ども達のモチベーションが上がる。
2 各項目について
①握力:性能の良い、子どもの指にあった握力計を使う。
指を引っかける部分が太いと力が3kgは、少なく出る。
それぞれの子どもにあった握りの長さも重要。
②上体起こし:はかる子どもではなくて、補助する子どもが重要。
しっかりと足をホールドするように指導する。30秒間やり続ける体力が必要。
③長座体前屈:事前にストレッチをすることが重要。
ストレッチ無しでは関節の可動域が狭くなる。息を吐かせること。
④反復横跳び:頭をなるべく動かさないで、スライドさせることが必要。
足だけが動くイメージ。頭がぴょこぴょこ動くと遅くなる。もちろん裸足。
⑤20mシャトルラン:6年生だと30位を境にクラスを二つに分けて
競わせることが重要。最後の一伸びをライバルが押し上げてくれる。
バスケット部のデジタイマーを使うと記録もしやすい。
⑥50m走:様々な方法があるが、スタートダッシュに尽きる。
ストップウォッチは教師がするのが普通だが、
スタートも教師がすることで安定する。
さらに、子ども達に真っ直ぐ走らせることが重要。
ラインの30cm位内側を走ると安定する。
他に裏技もある。
⑦立ち幅跳び:着地が重要。できるだけ足を伸ばさせる。
しゃがみ込む着地ができない子が多い。
⑧ソフトボール投げ:ボールを投げるという行為は、難しいことを
指導者が理解することが重要。投げ方の練習が事前にいる。
バラバラのフォームで記録が伸びるはずがない。
女子の場合、時間がない時は、「なんば」の投げ方の方が飛ぶことがある。
以上のようにちょっと気を付けることで記録が伸びる。
これは、教師の心がけと環境だと思う。