現場力(げんばりょく)

理科は感動だ!を実践する感動サイエンスteacher。
つながりを活かして社会貢献活動する地域に飛び出す小学校教師。

新体力テストのコツ

2011-04-20 | 体育主任の活動

1 全体的に

子ども達のモチベーションを上げるために

年齢の平均数値を子ども達に伝える。文科省のホームページから

年齢別の平均値を出して、テストの前に子ども達に伝えるだけ。

その数字が目安になって、子ども達のモチベーションが上がる。

2 各項目について

①握力:性能の良い、子どもの指にあった握力計を使う。

指を引っかける部分が太いと力が3kgは、少なく出る。

それぞれの子どもにあった握りの長さも重要。

②上体起こし:はかる子どもではなくて、補助する子どもが重要。

しっかりと足をホールドするように指導する。30秒間やり続ける体力が必要。

③長座体前屈:事前にストレッチをすることが重要。

ストレッチ無しでは関節の可動域が狭くなる。息を吐かせること。

④反復横跳び:頭をなるべく動かさないで、スライドさせることが必要。

足だけが動くイメージ。頭がぴょこぴょこ動くと遅くなる。もちろん裸足。

⑤20mシャトルラン:6年生だと30位を境にクラスを二つに分けて

競わせることが重要。最後の一伸びをライバルが押し上げてくれる。

バスケット部のデジタイマーを使うと記録もしやすい。

⑥50m走:様々な方法があるが、スタートダッシュに尽きる。

ストップウォッチは教師がするのが普通だが、

スタートも教師がすることで安定する。

さらに、子ども達に真っ直ぐ走らせることが重要。

ラインの30cm位内側を走ると安定する。

他に裏技もある。

⑦立ち幅跳び:着地が重要。できるだけ足を伸ばさせる。

しゃがみ込む着地ができない子が多い。

⑧ソフトボール投げ:ボールを投げるという行為は、難しいことを

指導者が理解することが重要。投げ方の練習が事前にいる。

バラバラのフォームで記録が伸びるはずがない。

女子の場合、時間がない時は、「なんば」の投げ方の方が飛ぶことがある。

 

以上のようにちょっと気を付けることで記録が伸びる。

これは、教師の心がけと環境だと思う。


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