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現場力(げんばりょく)

理科は感動だ!を実践する感動サイエンスteacher。
つながりを活かして社会貢献活動する地域に飛び出す小学校教師。

「親ばか」のススメ

2010-04-25 | 教育実践
「親ばか」大いに結構。

家庭訪問期間中。
さらには、昨日のソフトボールの打ち上げで実感。

もちろん「バカ親」はいけない。

「親ばか」ですが、で始まる子どもの自慢をする時の顔は、とてもすてきだ。

心底、愛していることが分かる。

なかには、謙遜して「いっちょんつまらん子なんです」などと言う方もいる。

それを子どもが聞いている時はなおさら

私は、そんなこと言われないで子どもさんのいいところ教えて下さい。

と聞くことにしている。

いいところが全くない子は、今までにあったことがない。

保護者の口から言えない場合は、私が見たいいところを語る。

愛されているメッセージは、子どもに届く。

子どもは、それに応えてくれる。

私は、「親ばか」に定評がある。

我が子のことを本当にすごいと思う。大好きだ。

家庭訪問中だと思う。

「親ばか」で行こう。

ソフトボール大会

2010-04-25 | 教育実践
前任校で担任していた子たちがソフトボールの大会に出場した。

短い練習期間でよくぞここまで
という試合内容だった。

結果は、どちらとも準優勝。

どちらも決勝戦を応援することができた。

途中大量得点されたが、最後までやる気が消えることがなかった。

最後の粘りは、力強いものだった。

その後は、飲み会。

保護者の方と一緒の気持ちを持って取り組んだことが嬉しい。

おいしい酒になった。

昨年のこの時期のことが思い出される。

優勝するには、後二歩の頑張りが必要。

相手も一生懸命練習してきている。

それを上回ろうとするには、
試合相手を尊敬し、
審判を尊敬し、
監督を尊敬し、
チームメイトを尊敬する。

「ありがとう」という感謝の気持ちが必要。

さらには、自分たちで考え、自分たちの流れに持ってくる技術が必要。

男子の最後の猛攻にそれが少しだけ見えた。
女子は、それがあった。

子どもの試合だからこそ精神的な成長を見ることができた。

とても嬉しかった。

音読に熱中させる。

2010-04-23 | 教育実践
大森修氏は、4月中
音読と視写を徹底して鍛えるそうだ。

今、音読に熱中させている。

音読がおもしろい。
音読が好き。
音読が上手になった。

と思わせる取組をしていく。

○十個の向山実践を取り入れる。

タイトルの横に○を十個。

5年生の『扉 銀河』では、ついに800回を超えた子が出た。

『新しい友達』も30を超えた。

熱中して読んでいる。

授業の最初には、2分音読を取り入れた。

この実践は、オリジナルだと思う。2分間でどこまで読めたかを記録する。

『新しい友達』で毎回行う。

そして、その読んだところに印と日付を書く。

「以前の自分を超えなさい。」が合い言葉。

これと平行して、音読の評定も行っていく。

一丸交代でドンドンと読ませる。

読んでしまうかしまわないかの瞬間にA・B・Cで評定をする。

C:何度も引っかかってしまう。
B:一度だけ引っかかった。
A:すらすらと読めた。
AA:声が高く、すらすらと読めた。
AAA:それ以上。

何名かがAAAとなる。
Cの子は、一人だけ。

しかし、その子も2回目は、Bに昇格。

テンポもよく、楽しい授業になった。

家庭訪問では、時間が大切!

2010-04-22 | 教育実践
家庭訪問の1日目が終わった。

最後の家で10分遅れ。

反省。道を事前に見ておく必要もあった。

私は、子どもにアンケートを作った。

家庭訪問では、時間を重要視する。
本題に直接はいるためにも必要だ。

写真を用意しておいて下さった家庭もあった。
写真では、子どもがどんなに愛されて育ってきたかが
伝わってくる。

今回、とても良かった。

子どもと保護者との関係も見えた。

身体測定

2010-04-22 | 教育実践
999人のマンモス校

身体測定は、3時間を予定してある。
5年生は、2年生のお世話もする。

5年生は、このような仕事の中で上級生としての立場をわきまえていく。

私は、できるだけ多くの子に
責任のある立場を経験して欲しい。

私の組は、21班から30班まで。
班長は、名簿順に決まっていた。

班長だけじゃもったいない。
登校班のように副班長も決めた。

班長と副班長、そしてその他の子どもで2年生をお世話してもらった。

結果は、大成功。

予定時間より40分近く早くほとんどの班が終わっていた。

5年部は、申し合わせたように素早く終わることができていた。

養護の先生からしっかりほめられていた。

私たちも嬉しい。

家庭訪問

2010-04-21 | 教育実践
家庭訪問が今日から始まる。

地図も心配だが、それ以上に楽しみが大きい。

前任校では、3名の家に泊まらせてもらった。

朝起きたら先生が寝ていた。

という経験を3名の子どもがしたことになる。

家庭との親密な連携は、子どもに大きな影響を与える。

初任の頃の家庭訪問では、最後の家庭で「ま、一杯」と
なってしまったこともある。

いろいろな目標があれど家庭訪問の目的を次の二つとしている。

①家庭での子どもの姿を知る。
子どもは、いろんな顔を持つ。友達づきあいも大切だ。
学校で遊ぶ子と家で、近所で遊ぶ子が違う。
学校では、まじめでも、家では、甘えている子も多い。
家庭の教育力も一瞬で分かる。
家での過ごし方に見えない約束事があり、子どもも納得し、
家庭が安定している。
それが表れるのがトイレ。
トイレがきれいな家庭はまず荒れない。

私の5・6年生担任だった先生は、よくトイレを借りていた。

お掃除も大変だと思う。
ご苦労様。

さらに、
②協力体制を作る。
これは、ある種の同志なのである。
一人の子どもを一人前にする通過儀礼。
教育とはお手軽なものではない。

学年部・教師と家庭が連携をしなければ無理が来る。
さらに言えば、PTA・地域の連携がカギとなる。
一カ所だけが頑張っても効果は薄い。

地域の名人を教えてもらうのも必要。
ゲストティーチャーとしてどんどん学級にお呼びする。

こんなに書いていて、どんどん楽しみになってきた。
今年は、どんなドラマが待っているのだろうか。


到達目標

2010-04-21 | 教育実践
5年生の子どもの到達目標

本:100冊 ※読書タイムを設ける
暗唱:30編 ※向山型暗唱指導
なわとび級表 ※5級
2重とび:連続3回
逆上がり:1回以上
水泳25m

辞書:付箋1000枚
漢字:90%を読める・80%を書ける・60%を使える。
音読:2分間で1000文字(整合性を確かめるべき)
視写:10分間で200字
作文・日記:1ページ ※主述が対応した、達意の文が書ける。

計算:繰り上がりのある足し算46パターンを100%
  :繰り下がりのある引き算36パターンを100%
  :ランダム九九を100%
  :わり算のアルゴリズムを習得する

市販テスト:平均90点(国・算・社)

授業参観

2010-04-18 | 教育実践
楽しい楽しい授業参観ができた。

教科は、国語。

音読と漢字を鍛える。

音読は、暗唱と2分間微音読。回数を聞いた。

さらに、「みおつくし」暗唱サイトを使った。

さらに、漢字文化。

一画を付け加える有名な実践。

楽しくなりすぎて、引っ張りすぎたのが反省。

寅さんのようにサッと次に移れるかが課題。

教室設営

2010-04-16 | 教育実践
授業参観が週末にある。

阿蘇の我が子の学校は、来週末。

教室設営もままならないまま迎えてしまう。

できるだけ保護者の方に

子ども達の作品を見て欲しい。

相当工夫しないと作品が展示できない。

それも授業のシステムづくりをしながらである。

家庭訪問が先か
授業参観が先か

自分の学校の年間のスケジュールを絶対としないで

見直す必要がある。

我が娘の学校は、家庭訪問中に地区ごとに
残りの子ども達の体力テストが行われる。

これも効率がよい。

授業時数が削減され、行事の精選が行われる必要がある。

3学級の合同体育!

2010-04-15 | 教育実践
100人を超える合同体育。

まずは、リズム太鼓で足慣らし。

それだけでも「ハーハー」なる。

体育服を持ってくるように時間割りに書いていない。
さらに、内容が「オリエンテーション」となっているので
何を持ってくれば分からなかったようだ。

私は、私のミスなのだけれども
こんな瞬間が好きだ。

ミスだから何も持ってきていない子もおとがめ無し。

それで普通。

しかし、この中で持ってきている子がいる。

我がクラスでも7人。

この子達は、構えができている。だからしっかりしっかりほめられる。
だって、すごいんだから。

さて、話を戻すと合同体育。

リズムに合わせて走らせたり、誰もいないところに行かせたり。

準備体操を教え、すぐに跳び箱をする。

「人間には可能性がある。」
「努力をすればできるようになる。」

と授業開きで語ったことを実現させるのだ。

跳び箱ができない子は、私が指導。

10人ほど。そのうち5人。

向山型A式ですぐに跳べた。

向山型B式をする。

だんだんと腕にかかる力が少なくなってくる。

ふわりと跳べた。

「やったー。」と嬉しそう。

あと3人になった。

一人は、スカートが引っかかってしまう。
一人は、あと少しお尻が引っかかる。
一人は、体重を支えるため、あと何度かA式B式をする必要がある。

次の時間は、必ずできる。

このような布石が後で生きてくる。

できる子もできなかった子もできるようになった瞬間に立ち会うことで何かが変わる。