一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……山はまだ冬だけど、ツクシショウジョウバカマの蕾が開き始めたよ……

2023年02月03日 | 天山・彦岳

2月3日(金)

「節分には(裏山の)鬼ノ鼻山へ……」
というのが私の毎年の恒例行事だったのだが、
「孔子の里トレイルランinたく」が始まった6年ほど前から、急に、
2月上旬に鬼ノ鼻山に来る人が多くなった。
山で人に会いたくない私は、
今年は1週間前の1月27日(金)に鬼ノ鼻山へ登り、
節分の今日はホームマウンテンの天山に登ることにした。

天川登山口駐車場に着くと、1台の車もない。
嬉しい。


出発。


下界に雪はまったくなかったが、
登山道には所々に雪が残っている。




霜柱もできている。


あめ山分岐を通過。


あめ山分岐を過ぎた辺りから、道が凍結していて、滑りやすくなっていた。






氷が創り出す模様が美しい。




いつもの場所でパチリ。


標高が上がるにつれ、プチ氷瀑が多くなってきた。




写真を撮りながら、ゆっくり登って行く。








楽しい。








もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


眺めはまずまず。


遠く「雲仙」まで見えた。


左に目を転じると、佐賀平野。




ちょっとだけ稜線散歩。


稜線にも少しだけ雪が残っていた。




こちらは北側の背振山地方面。


山頂へ戻り、


ツクシショウジョウバカマの群生地へ行ってみることにした。


まだ蕾ばかりであったが、




少しだけ開いているものもあった。






これはかなり開いている。




「早く、早く!」


帰路、中腹にある梅林に寄ると、
紅・白の梅が開花していた。




山はまだ冬の真っ只中であったが、
よく見ると、春は随所で始まっていた。
今日も「一日の王」になれました~

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