道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

5/26ウルトラ翌日はさすがに休足日(本当にそれで…)

2024-05-26 20:36:00 | 日記

大会前日から俄に強くなりだした
右足首の痛み

昨日真夜中1時に起きてすぐに1回目
会場に向かう前の早朝3時に2回目
そして6:30のスタート直前に3回目の
痛み止めを飲んだのに…

走り出してから痛みが引くことを期待して
ゆっくりスタートしたものの…

一向に治まる気配がなく
ビッコを引きながらずっと走り続けた

あまりの痛さにスタートから1時間ほど
8キロ付近でまたもや痛み止めを投与

今度こそと思いつつも状況は変わらず
痛み止めを飲みすぎるのも心配だったが
痛すぎて25キロ付近でまたまた飲み込む

しかしその後も治まる感じがなく
50キロ地点を最後にと決めて服用ストップ
あと何個も残ってたけど腎臓が心配で…

本当に痛すぎて
何度リタイアを考えただろうか

去年はゲロを吐きそうなほど苦しかったけど
今年は泣きそうなほど右足首が痛くて…

そんな痛い右足首を庇ってたことから
左脚も過度の負担大でボロボロに…

走ってる最中に何人かの
オバちゃんランナーから話しかけられ
チャラいジジイの特技
いつもなら喜んで笑顔で受け答えするのに…

今回ばかりはあまりの痛みで
全く余裕もなく素っ気ない返事しか…

いま思うと勿体なかったと…
(なにが?)

やがて両脚の痛みの度合いが均等になって?
バランスが良くなったのか
終盤は幾分マシだったと錯覚するほど…

1番早かったメンバーより
4時間以上も遅れてフラフラのゴール…



とりあえずはゴール直後に出てきたひと言
もう走らなくていいんだぁ〜!と
恥も外聞もなく声を上げた

そんな痛みからの開放感と
完走出来た満足感は言葉にできない

千切れそうな右足首の苦痛も
壊れる寸前の左脚の状態も忘れて
係員のJKと仲良くツーショット

若い女の子って
どうしてこんなに可愛いんだろう?
全然美人じゃないのに…

単なるエロジジイか?笑

メンバーたちは
僕がゴールするまでの間
ゆっくりとどこかのお風呂に入ったりして
時間を潰せるほどの余裕

僕自身はお風呂に入る元気もなく
ゴール到着後はウウ〜ッと悲鳴を上げながら
身体全体の汗を拭いて着替えるだけで精一杯

帰路の車内は
コンビニで調達のアルコールを喉に流しつつ
家に着くまでずっと放心状態のまま…

そして帰宅後は晩御飯も食べず
もちろんいつもの晩酌も無しで
汗と疲労にまみれた老体を浴槽でほぐして
早々に床に着いた







明けて今日
ゆっくりと目覚め
お仏壇に手を合わせながら
完走出来た御礼と感謝の報告で合掌



大会翌日なので当然休足日
と言うよりも
走るどころかマトモに歩くことさえ…

そしてノンビリと
アラ古希某カオルさんを始めグウタラ娘や妹
その他何人かの女友だちに報告を…

この時ばかりは
完走出来て良かったとつくづく…

リタイアしてたら
嬉々と連絡なんか出来るわけがない



疲れてるからといって
今日一日何もしないということにも…
好きなマラソンを走ってきたんだから…

なので
庭掃除と身体に負担の少ない
中木の前庭を…

この子を聴きながら…



こうやって
ウルトラを終えいつもの暮らしに戻って行く
ジョギングと庭いじりの日々に…

そして
年に何回かのマラソン大会を喜んで走り
あっという間に一年が過ぎて行く

だけど
やがていつかは走れなくなり
庭いじりも出来ない日がやってくるのだと…

それも
そんなに遠くないうちに…

そう思えば…

果たしてそれでいいのか?
そんな人生でもいいのか?

本当にそれで…

30年以上前に亡くなったオヤジの歳を超え
オマケの余生
始まったところだぜ?




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