道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

8/3因果なゆるジョグ7㎞(単なる気のせいなら…)

2024-08-03 18:26:00 | 日記

そんなに深酒をしたわけじゃない
チビチビと時間をかけて飲んでたと…

それでも
いつもなら午後10時には寝てしまってるのに
昨晩は久しぶりに夜更かし?をしちまって
床についたのは夜更けの1時過ぎ

去年のTMマラソン前日の飲み会以来の
日付変更線越えになったと…

そんな寝不足のまま
午前5時の熱中症警戒アラートの通知に
一旦起こされたけれど
睡魔に抗うことも出来ず再び夢の中へ…

ベッド脇の扇風機を回したまま
6時まで目が開くことはなく…

それでも早く起きて
早い時間に走らないと
今日はヤバい暑さになるとわかってから…

開かない瞼を必死に擦りながら
やっとのことで上体を起こした

別に無理に毎日走らなくても構わないのだが
走れるときに走っとかないと
いつ走れなくなるかわからない
老いぼれジジイのポンコツ老体だから…

ということで寝不足のまま
坐骨神経痛の痛みの引かない尻を叩きつつ
7時半には日課のジョグへ…

この子をお供にして…



走り出した途端
尋常じゃない暑さはもちろんだったが
寝不足で体調不全の老体には
結構辛い因果なジョグになりそうだと直感

それでも走らずにはいられないのが
僕たる所以というかジジイの悪い癖

ならば
走るっきゃないよなぁ
寝不足でも体調不全でも…

土曜日の朝の7時半という時間帯は
動き始めてるようで
まだ静かなままの街の雰囲気が漂い…

老いぼれジジイも
半ば寝ぼけたままで走ってたのかも…

だけど脳みそは寝ぼけてても
身体の方は順調に反応してるんだろう
予想以上のハンパない汗の量が…

だけど
脚の方は決して順調じゃなく…

わざと信号待ちになって休めるように
スピードを調整したりして
止まる理由を見つけながら…

5キロ過ぎの長い上り坂も
初めっから歩くつもりで…

途中ですれ違った若いランナー2人
若いといってもおそらく40代
2人とも下り坂だから結構なスピードで…

僕と似たような体型だけど
彼らの年齢とは親子ほどの差があるはず…

そんな彼らの跳ね上がるような後ろ脚が
ポンコツジジイには限りなく羨ましくて
オレもあんな風に走れたら…

土曜日で仕事がお休みだからこそなのだろう
こんなバカみたい暑い日に
汗だくで力いっぱい走ってるなんて…

彼らには彼らなりのランニング計画が
あるに違いない
暑かろうと寒かろうと…

365日が休みの老いぼれジジイとは違って…



歩いたせいで50分以上かかったタイム
しょうがないさ
今日の調子だとこれが精一杯さ

もうこんな暑さの中じゃ
タイムやペースは気にしないでおこう
毎日休まず走れることだけを優先にして…

今後もアラート級の暑さはまだまだ続くはず
おそらく今月いっぱいまでは…

そんな中で歩いてでもいいから
毎日7キロを走れればそれだけでいいさ
今のポンコツジジイには…

それが分相応さ








昨晩の夜更かしは
約一年ぶりに我が家へ訪れた
旧友たちとの再会…

花の中3トリオならぬ中退トリオの1人のJと
学生時代に毎日顔を合わせ遊んでいたBと…

Jとは大学を中退してコッチへ帰って来た後
しばらくだけ交流が続いたけれど
その後殆ど再会することはなかったのに…

中退トリオのもう1人のWが
肺ガンで死にそうになった2年前から
再び急接近することになって…

それにつれてBも同じように…

そんな彼らと世間話をしてると
空白期間だった半世紀の時間が
全然なかったみたいに思えて…

もちろん
JもBもそしてこの僕も相応に歳は取った
半世紀を経てみんな69歳の年だから…

みんないろんな経験を経てきて
今に至ってるはずだろうし…

彼らにも僕にも
ひと口では言い表せない様々なことが
山ほどあるんだと…

だけどお互いに交わす会話は
50年前と何ら変わることなく
他愛もないようなことばかりで…

ニンゲンってそんなものなんだろうか?
そんなもんだろうなぁきっと…

現に去年肺ガンで亡くなってしまった
中退トリオの1人のWなんか
単に今は会えないだけで
まだ生きてるようにも思えて…

そうやって錯覚のように
いつのまにか1人ずつ消えていくのが
いいのかも?

日付変更線を超えてから
また今度会おうと言いながら
彼らは帰って行ったけれど…

そのまた今度が確実にやってくるのなら
何でもないありふれた
バイバイの挨拶になるはずだけど…

なんだか
乗り慣れたデカいミニバンの運転席の彼の顔
いつになくマジメな表情に見えたのは
気のせいだろうか?

何にもなければいいけど…

単なる気のせいなら…


8/2やっぱり歩いちまったゆるジョグ7㎞(それだけだと…)

2024-08-02 19:48:00 | 日記

朝方はまだ涼しいのだが
陽が少しでも高くなるや否や
瞬く間に真夏の様相に…

朝のルーティンをこなし
ジョグの準備をしていると
俄に汗ばんできて…

そんな最近の朝の繰り返し
今日もまた変わらない一日が…


初孫くんが夏休みに入ってから
お嫁さんの出勤時間にあわせて
毎朝8時前くらいに我が家へ来るのだが…

最近は初孫くんがやってくる前に
ジョグをスタートするようになって
今日も初孫くんの顔を見ることなく
すでに暑くなった外へと走り出す

この子をお供にして…



家を出るなり
かつて何度か一緒に
マラソン大会に参加したことのある
チームの後輩に遭遇

何でも今年4月から
我が家の近所にある出先に
勤務地が変更になったらしく…

もともと徒歩通勤なのだが
たまに遠回りして我が家の前を通るらしい

ということで
今日たまたま遭遇したのだが…

彼はもういまは走るのをすっかりやめて
平々凡々なサラリーマンになってるようで…

一緒に走ってた頃は30代だったに違いなく
まだまだ若者だと思ってたら
すでに40代後半になってるらしく…

時の流れというのは
本当に早くて怖いもんだと…

200〜300メートルほど一緒に走ったあと
それじゃあまたと言って
彼は勤務地の方へ曲がって行った

すでに汗だくだった僕と違って
彼は汗をかいてる風でもなく…

マラソンを走ってなくても
充分に健康そうだったと…

おそらく
子どももすでに大きくなってるんだろうなぁ

プライベートも仕事も
最も忙しい盛りかもしれない

そんな彼に
また一緒に走ろうとは切り出せず…

僕もこの歳になれば
彼と一緒に走るチャンスは
もう訪れないかもしれないと
彼の去って行く姿を見ながらふと…

彼と遭遇したこともあって
走り始めた頃はまだ元気だったが
気づくととんでもない暑さだと…

3〜4キロ走った時点でかなりの汗グッショリ
5キロ過ぎの上り坂は歩くかもと思いつつ…

というよりも
ここは敢えて歩いて体力を温存した方が
ポンコツ老体のためにはいいだろうと…

そう判断して少しだけ歩くことに…

日影もないし風も弱く
上から注ぐ直射日光だけじゃなく
歩道のコンクリートから跳ね返る暑さで
地獄のようなサンドイッチ状態のジジイ

我が家に近づくまで日影はないから
歩くのもジリジリ炙られるようで
ヤバいのだが…



本当に暑くて参ったけど
歩いたおかげで倒れそうになることはなく
案外老体に負担なくゴールできたと…

この方法というか作戦
意外と良いのかも?

でも歩く癖がついちゃうと大変だからなぁ
まぁ暑い夏場に限ってOKということで…








ジョグから帰ってきたあと
カミさんが買い物に出かけたので
初孫くんと2人でお留守番を…

小学生になってからというもの
初孫くんの成長は著しく
ほとんど手が掛からないくらいに…

要するに
自分一人で何でも出来るようになって…

小さい子の学習能力って凄いと
あらためて心から感心

ジジイになると学習能力どころか
記憶力すら怪しくなっちまって…

で…
いつもはエアコンを付けないで
午前中を過ごすのだが…

今日はあまりの暑さに
カミさんが出かけてすぐにスイッチオン

じゃないと
老いぼれジジイがマジに死んじゃいそうで…

初孫くんは
もともと飛んだり跳ねたりが好きなので
いつも汗だくになってるものの…

暑さには全然平気らしく
汗をかきながらも平然と遊び続けてる

子どものエネルギーって尽きることなく
次から次へと生まれて来るのかなぁ?

でもチャラ息子やお嫁さんの話じゃ
どうやら初孫くんだけが少し特殊というか
ほかの子たちより活発みたいで…

誰のDNAなんだろう?
チャラ息子なんだろうか?
それともお嫁さんなんだろうか?

まぁどっちでもいいんだけど…

成績の方も
お嫁さんの話によると優秀みたいで…

実は一年生の一学期の通知簿を
随分と楽しみにしてたのだが…

どの科目も◎○△の3段階評価で
全てが◯だったらしく…

何でも一年生の一学期の通知簿は
全員がそういう評価になるとの
学校の先生の説明らしくて…

そんなバカな!
通知簿の意味ないじゃん!
そんなことで適正な教育が出来るのか?
誤魔化していいことあるのか?

ひょっとすると
モンスタークライマーと呼ばれる
親たちへの対策かもしれないけど…

そんな一部の変な奴らのために
正しい教育が歪められてるなら
もう我が国の教育には期待できないと…

何でもかんでも平等とか
男女差の問題とか…
段々とダメになって行くような…

もちろん
男はこうあるべきとか
女はこうあるべきとかは
アナクロでしかないけれど…

必要以上の平等を叫ぶのは
それ以上に愚かなことだと
老いぼれジジイは思うんだけど…

一人ひとりが違って当たり前のように
男と女が違うのも当たり前で…

でもまぁ
そんなことをノーカンの老いぼれジジイが
声高々に言ったところで
世の中の流れは変えられないか?

権力のある人物でもないし
影響力のある有名人でもない
単なる素人のジジイランナー

自分自身の歩んで来た道すら
アヤフヤで間違いだらけなのに
説得力なんて微塵もないよなぁ

でもこれだけは僕の持論で…

人間なんて絶対に平等じゃないこと

人によっては
生まれたことと死ぬことだけは
万人が平等だっていうけど…

生まれ方にしても死に方にしても
平等じゃないというのが僕の持論
間違ってるだろうか?

五体満足で産まれるのとそうじゃないのと
不慮の事故で若くして死ぬのと
家族に見送られて天寿を全うするのとは
絶対に平等じゃないと…

だから
小さいうちから世の中は競争だってことを
知っておかないと…

競争の勝ち負けが大切じゃなくって
人生がそういうものだとわかってないと
つまらないことに一喜一憂するような
人生になっちゃうから…

人生の中で競争は大切だけれど
人生は競争だけじゃないということを
シッカリと理解するためにも…

初孫くんよ〜
老いぼれジジイはそんな人間になれずに
年老いてしまったけど…

できれば君には
そんなヒトになってもらえれば…







チャラ息子が
小学校を卒業するときに僕から送った言葉


キミはボクを喜ばせる
キミはボクを哀しませる

ボクはキミに期待しない
ボクはキミに絶望しない

キミはボクの息子に違いないから…


チャラ息子は全く覚えてないだろうけど…

そういうことだ

それだけだと…


8/1真夏到来のゆるジョグ7㎞(そんな人間だと…)

2024-08-01 18:05:00 | 日記

今日から8月
いよいよ本物の真夏って感じか?

我が地の梅雨明け宣言が
どうやら今日出されたみたいだけど
老いぼれジジイ独自の判断じゃ
7月末だった昨日に梅雨明けしたものと…

いずれにしても
今日からは本物の真夏到来

気温は高くなるけど
湿気が幾分減るから
ジジイにとってはまだマシかもしれない

もちろん暑いより
涼しいに越したことはないが…

ということで
今日は昨日よりもさらにもう少し早く
涼しいうちにジョグへ出かけようと…

この子をお供にして…



昨日よりも早い時間となると
もはや出勤する人たちの姿は激減

日影もまだ長くて
町がまだ本格的に動き始める前の様相で
幾分涼しげにも感じるけど…

陽が登ってちゃそんなわけでもなく
瞬く間に気温上昇ってとこか?

30℃に達していなくても
陽に当たりながら走ってちゃ
体感気温はそれどころじゃすまない

汗の出具合も
昨日となんら変わらず…

それでも
ここんとこずっと長い上り坂を
歩かずに走れてるということは
まさしく夏の暑さに慣れてきた証かも…



どんなにヘタって帰ってきても
冷水シャワーを浴びるだけで命拾いの真実

そして少しずつ甦ってくるポンコツ老体
冷水シャワーがあればこその
毎日のジョギングの繰り返し

冷水シャワー様々だと感謝するばかり

乾き切った喉には
冷たい水が何よりも美味しいのと同じで
茹で上がって溶けそうな熱い身体には
何よりも冷水シャワーが効果絶大だと…

たしか冷水シャワーを浴び始めたのは…

今はもう無くなってしまったけど
いや
時期と方法を変えてまだ続いてるのかな?

何年か前まで毎年7月のアタマに
県内のハーフマラソン大会があって…

そのゴール会場に
何人もが同時に浴びれる
冷水シャワー設備が設けられていて
それを利用したのがキッカケ

最初の頃はウェアのまま浴びるのが
どうしても躊躇われて浴びなかったのだが…

いつだったかゴールしたとき
マジに暑さで倒れそうだったので
試しに浴びてみたら…

凍るような冷たさに
一瞬震え上がったものの
その気持ちよさが癖になってしまって…

もうその大会も無くなっちゃったなぁ
暑い夏場で開催される好きな大会だったのに
ザンネンでしかないけど…

いろいろと走ってきたマラソン大会も
どんどん無くなってきてる昨今

開催って難しいのかなぁ
難しいんだろうなぁ

まぁ仕方ないか?
老いぼれジジイもいつまで走れるやら
わからなくなってきたこともあるし…

そんなふうに考えると
今回落選した地元のKMマラソン
来年は当選するという保証もなくて…

ひょっとすると
去年の参加が最後になったりして…

それなら
もっとシッカリ心を込めて
走れば良かったと今になって後悔

まさしく
後悔先に立たず…だな


いや
これまでの僕の生き方
やって来たことなんか後悔だらけでしかない

どんなに頑張って生きて来たとしても
後悔は必ずついてまわるものだと…

今日の後悔を明日に生かそうと思っても
明日が今日になればまた再び後悔が…

人間なんてそんなもんさ

というより
僕がそういう人間なのか?

学習もできないくせに
なかなか終われもしない
そんな人間だと…


7/31空振りのゆるジョグ7㎞(もっとポジティブに…)

2024-07-31 17:55:00 | 日記

玄関の戸を開けたとき
朝陽を浴びたシューズが目に入った

昨日の雨の中でのジョグで濡れてしまい
洗濯もしないで外に干したまま…

夕方に取り込もうとしたのだが
まだ乾いてなかったのでしまい忘れていた

もう乾いたかなと思って手に取ってみると
まだちょっと湿ってたので
そのままに朝陽に当てておくことに…

ということで今日のジョグは
久しぶりに大会用シューズで…

この子をお供にして…



いつもより
少しだけ早めにスタートしたのだが…

朝の通勤時間帯は7〜8分早いだけで
いつもと違って見えるような…

というより
通勤している人たちの顔ぶれが違ってて…

今日はバカでかいオッパイの彼女にも
こざっぱりしたこ綺麗なひとにも
出会うことできずにザンネン…

いい具合に垂れたお尻の
妙にイケてる若いお母さんにももちろん…

すっかり空振りに終わってしまった感のある
今日のジョグ

でもなぁ
だからといって
わざわざ時間を合わせて走るのもなぁ

彼女たちに会うために
走ってるわけじゃなくて…

走ってるからこその副産物?
とでも言おうか…

まぁ
こんな日もあるさ
毎日走ってれば…











今日で7月も終り
つくづく早いもんだと…

元日の地震があってから
すでに7ヶ月の経過

地震でヤられちまった我が家の棟瓦
近所の建築屋さんに修復を依頼したけど
まだ手付かずのまま…

瓦屋さんが忙しいのはわかるけど…

まぁ雨漏りがするわけでもないから
気長に待つことにしようか?

まさか
年をまたぐなんてことはないだろうし…

むしろ直さなくっても大丈夫なら
80万円も費用をかけずに済むんだけど…

さすがにそんなわけにはいかないか?
またいつ大きな地震が発生するか
わからないし…

でもなぁ
いつ何が起きても不思議じゃないこの頃

極端に言えば
屋根を直す前に僕が死んじゃうことも
可能性としてはゼロじゃないんだから…

まぁたぶん
そんなに早く死ぬ可能性は
今のところ考えられないけど…

いい加減に早く直してくれないとなぁ
せめて冬が来る前にはなぁ









月末の最後のジョグを終えて
今月も目安の200キロを何とかクリア

ほとんど7キロジョグの毎日

8月もおそらく同じことになるかと…

こんなに暑くっちゃ
7キロ以上走れる気がしない

というか
走ろうと思えば走れるんだろうけど
それだと毎日続けるのは到底無理で…

それにしても
半端ない汗の量の毎日

ジョグで汗だくになり
庭いじりでも同じように汗だく状況

ポンコツジジイの身体の水分
尽きることはないのか?
もちろんシッカリ水分補給してるからで…

人間の身体って不思議だ

入れては出して
出しては入れての365日
それを何十年も繰り返し…

やがては
それもマトモに出来なくなって
死んじゃうんだから…

まぁ人間に限らず
生きとし生けるもの全てがみな
そうなんだろうけど…

入れては出しての繰り返し
あとどれくらい
僕は続けられるのだろう?

今月はなんとか200キロイケたけど
来月もイケるとは限らず…

いつかは毎日の7キロも走れなくなり
庭いじりも満足に出来なくなると…

あんまり悲観的に捉えてちゃ哀しくなるなぁ
もっとポジティブに
いまはまだ出来るんだから
出来るうちにシッカリやっとかなきゃ
そう考えないと…

先のことを憂いだってどうしようもない
最期なんて来るときは来るんだからなぁ

もっとポジティブに…


7/30雨を覚悟してのゆるジョグ7㎞(災い転じて…)

2024-07-30 16:56:00 | 日記

夜中に雨が降ってたようだが
朝起きたときはすでに上がってた

そのせいか
気温はそんなに高くないけど
ムシムシとした湿っぽい暑さ

スマホの雨雲レーダーを覗くと
今日は降ったり止んだりの感じのような…

走ってる間は降らないでほしいけど
そんなにうまく行くわけなんかなくて
雨に濡れることを覚悟して
今日も日課のジョグへ…

この子をお供にして…



走り出す直前まで雨が降ってたようで
路面は濡れているし
傘をさしたままの通勤者の姿も…

今日もまた昨日と同じように
バカでかい胸の彼女とすれ違ったけど
今日は微笑むことはなくツンとした表情で
僕の方を見ることもなく…

ということは
昨日の微かな微笑みは
やっぱり僕の錯覚だったんだろうか?

かもしれないなぁ
いつもすれ違うからといって
知らないジジイランナーに微笑むことなんか
あるわけないよなぁ

ちょっとガッカリか?
でも彼女が悪いわけじゃなく
僕が勝手に思い込んで勘違いしただけのこと

まぁそれでもいいさ
毎日バカでかいオッパイに会えるなら
それだけで十分お釣りがくるさ

そう思ってたら…

今度は走ってる僕を見ながら
明らかに微笑んでる女性が反対側の歩道に…

近づいて目線が合うと
笑顔のまま軽く会釈をしてくれて
僕もすかさず会釈を返したのだが…

以前にも2〜3度同じ光景があったかも?
すれ違う時に会釈してくれる人は
男性も女性も何人かはいて…

でも今日みたいに
ハッキリと微笑みながらってのは滅多に…

誰だろう?僕の知ってる女性か?
単に失念してるだけ?

たぶん40代くらいだろうか
アラフィフなのかも?
こざっぱりしてて上品そうでこ綺麗なひと…

そう思いながらジッと見たままでいると
またまた笑顔で会釈を2度ばかり繰り返し…

え?
何度も会釈を繰り返すって
マジに知ってるひとなのか?
全然顔に覚えなんかないんだけど…

こんな女性なら忘れるはずがない
歳は取ってもエロいのは変わってないし
知ってたら放って置くはずがないと…

すれ違ったあと
走りながらいろいろと記憶を辿れども
どこにもつながらず…

あれこれ考えながら
彼女がもしランナーなら見知らぬ間柄でも
走ってる僕に親近感を持つことあるかもと
そんな思いに至ったけど…

そうなのかなぁ?
確かに彼女の歩く姿はランナーあるあるで
軽快な仕草には見えたけど…
そんなことなのかなぁ

彼女とは毎日顔を合わせるわけじゃないが
走ってればその内また出会うこともあるか?

今度出会うことがあったら訊いてみようか
勇気を出して…

ハッキリしないと落ち着かないというか
うまく言えないけど…

彼女とどうにかなりたいという
そんなエロい想いじゃなくて
知ってるひとなのか知らないひとなのか
モヤモヤしたままでいるのもなぁ

そんなことを思ってると
ついに降り出してきた雨

覚悟はしていたものの
小雨のまま大きくならないでくれよ〜と
念じながら走りを進めるものの…

小雨だったのはほんのわずかな時間
あっという間に大雨に変わり…

最近の雨って
線状降水帯とか言われてるように
振り方の度合いの差がありすぎて…

文字どおり
俄にエゲツないほどの勢いに…

この雨降りの場面だけを見られたら
滝のような雨の中を走ってるジジイの姿は
キチガイ沙汰以外の何ものでもないと…

でもさっきまで
降ってなかったんだぜ
スタートしたついさっきまで…

長い上り坂の歩道を
川のように流れる雨水をものともせずに
頑張って上り切ったのは
我ながら褒めたいけど…

ビチャビチャと音を立てるほど
思いっきり濡れちまったシューズだけが
悩ましくてザンネン…

まぁ
覚悟して走ったんだからしょうがないさ
雨の中を走った僕が悪いんだから…



皮肉にも
7キロに達する手前で雨は上がった

降り出すのも唐突な感じだけど
上がるのもまた素早くて…

でもどこかみたいに
川の堤防が決壊して氾濫したり
土砂崩れが発生しないだけでもシアワセか?

そういうことにしておこう

むしろ雨のおかげで
タイムやペースの出来具合
そこそこまで上がって良かったかも?

災い転じて…
何とやら…