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仕組みとアプローチ -  今後30年以内に震度6弱以上に襲われる確率を示した地図について その1

2021-03-28 08:39:34 | 地震 津波
 政府の地震調査委員会が今後30年以内に震度6弱以上の激しい揺れに襲われる確率を示した地図を公表したようです。
 詳細は「地震調査委員会 今後30年以内に震度6弱以上 確率 地図」などのキーワードで検索すると多くのデータが出てくるのですぐにわかると思います。
 この件について思った事を記事にしてみたいと思ったのですが、まず1つは「震度6弱以上」と言うグループ分けだけでなく、「震度6強以上」或いは「震度7以上」と言うように区分分けした方が良いのではないか?と言う事です。
 仮にですが、「震度6弱以上」の発生確率がかなり高くても「震度6強以上」或いは「震度7以上」の発生確率はかなり小さい、と言うエリアが有ったとすれば、実際に地震で大きな災害となるのは「震度6弱」までの地震ではなく、「震度6強以上」或いは「震度7以上」な場合が多いわけで、だとするとこの地図は地震による災害とはあまり無縁なような気もします。
 例えばですが、私の住む千葉県内では確かに「震度6弱以上」の発生確率が今後30年以内ではかなり高いように記載されていてそれは間違いとも言い切れないのですが、しかし過去の大地震の記録を調べると「震度6強以上」或いは「震度7」の発生確率はそう高くもないように見えるのです。
 或いは仮に「震度6強以上」或いは「震度7」であってもそれはいわゆるユラユラ地震であって確かに津波の発生には影響するかも知れませんが、高層、超高層建物でもない限りはあまりダメージを受けなかったような感じに見えますがどうでしょう。
 また「震度6弱以上」の発生確率が今後30年以内ではかなり少ないように記載されていても実際には過去に「震度6強以上」或いは「震度7以上」の地震が結構有ったように思えるエリアもかなり有ると思えます。
 なので「震度6弱」か「震度6強」か「震度7」かの区分分けを行い、更には「ユラユラ地震かそれとも鋭い揺れか」の区分分けを行うようにしないと、地震災害、特に犠牲者の規模とは関連性を明確にできないとも思えます。
 このような地震の細かい区分化は確かに難しいのかも知れませんが、しかし過去の建物の倒壊とかの記録などである程度は絞り込めるかも知れません。


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