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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害 仕組みとアプローチ -  地震と断層パターンの他の観点。 「延長 分岐 回帰 連結 」

2016-12-30 17:11:39 | 地震 津波
 前回の記事では新たな断層の発生について書きました。
 これについての可能性については今後の地震に十分考えられる事ではあるのですが、今回の茨城県北部M6.3の地震についてどの程度の可能性があるのかはわかりません。
 既存の断層が動いた可能性が80%で、新たな断層の発生はが20%とかそんな感じなのかどうか。
 新たな断層の発生については他に考えられる事がいくつか有ると筆者は考えています。
 一つは延長断層。--------
 二つ目は新たな分岐断層。
 三つ目は回帰断層。
 四つ目は連結断層。
 延長断層とは既に有る断層が更に延長すると言う新たな断層が発生するもの。
 分岐断層とはそれまでに無かった分岐が新たに発生するもの。
 回帰断層とは既に有る断層から離れた場所で新たな断層が発生し、それが既に有る断層に引き寄せられるように伸びて連結されれるもの。
 連結断層とは既に有る断層間を連結する新たな断層が発生するもの。
 これらは全く新たな断層と、既に有る断層の中間的な存在です。
 今回の茨城県北部M6.3の地震だけでなく、薩摩半島西方沖地震、熊本地震、鳥取県中部地震など上記のどれかが関係しているものも多いのかどうか、と言うところです。
 筆者はその可能性、特に一つ目の延長断層の可能性は高いと考えています。
 何故なら、「仮に長さ20kmの断層が既に存在するとして、そこがその長さ、その位置でいつまでも何度も断層型地震を繰り返すとは考えられない。必ず拡大、或いは移動するはず」と考えられるからです。

自然災害 仕組みとアプローチ -  茨城県北部M6.3の地震と未知の断層

2016-12-30 00:43:38 | 地震 津波
 11月28日に発生した茨城県北部M6.3の地震ですが、次のような見解が有るようです。

引用開始(一部抜粋)2件

http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/35/ee7257f89ecd8dfb9972a69f76fabce1.html
<茨城震度6弱>長さ15キロ程度の地下断層動く 調査委
(毎日新聞) 12月29日 22:10
 政府の地震調査委員会は29日、臨時会を開き、茨城県北部で起きた地震は、北北西−南南東方向に延びる長さ15キロ程度の地下断層が動いたとみられるとの見解を示した。委員長の平田直・東京大地震研究所教授は「主要な活断層がある地域ではないが、東日本大震災の影響で地震が起きやすくなっている」とし、注意を呼びかけた。

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%8c%a8%e5%9f%8e%e9%9c%87%e5%ba%a6%ef%bc%96%e5%bc%b1-%e2%80%9c%e6%9c%aa%e7%9f%a5%e3%81%ae%e6%96%ad%e5%b1%a4%e2%80%9d%e3%81%8c%e5%8b%95%e3%81%8d%e7%99%ba%e7%94%9f/ar-BBxG4WA
(c)AFP=時事/AFPBB News
 28日に茨城県で発生した最大震度6弱の地震について、政府の地震調査委員会は、長さが15キロ程度の未知の断層が動いた、との見解を示した。

引用終了

 両者で多少表現が異なりますが、「地下なのでわかっていなかった断層が動いた」と言う事なのでしょう。
 なるほど、その可能性は確かに高いのでしょうが、筆者は次の様にも考えています。
 それは 「今まで断層でも何でも無かった所に力がかかってバリっと割れてずれ、新たな断層が発生した」 と言う事です。
 その断層が既に知られているものであろうがなかろうが、地震で既に存在していた断層だけが動くのであれば、日本や世界でこれだけ断層が膨大に有るわけはないはずなのです。
 新しく断層が発生するからこそ断層が膨大に存在するのではないでしょうか。
 地殻にかかる歪(ストレス)は以前と全く同じ位置、方向、大きさである事はまず有りません。
 そう、「地殻にかかる歪(ストレス)について全く同じ位置、方向、大きさは二つと無い」。
 だからこそ新たな場所でバリっと割れるてずれる事も少なからずは有るのではないでしょうか。
 真相はどうなのでしょう。