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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  昆虫を食料にするのなら何もコオロギではなく蟻でも良いのでは?

2023-03-03 12:53:32 | 地球温暖化
 地球にやさしい食料の確保、と言う点で昆虫食が注目されている、と言う事でコオロギ食が話題になったようですが、昆虫食には多くの種類が有り、例えば蟻だって食べられた歴史が長いものも有るようです。
 例えば中国や東南アジアではかなりアリを食べる文化が昔から有るのでこっちの方が信頼性が高い気もします。
 人類が滅んだ後に繁栄するのはアリだ、と言う説が当たっているかどうかはわかりませんが、繁殖力や自然の変化に対して強い種類が多いのは確かなので、もしかしてコオロギよりも蟻の方が、飼いやすく蟻の餌となるものも多種でタンパク質やその他栄養素を生産するのに効率が良いのではないでしょうか?
 

仕組みとアプローチ -  コオロギを食料にする事に反対意見が多い理由を考える

2023-03-03 07:34:09 | 地球温暖化
 コオロギを食料にする事に反対が多いようです。
 理由は多々あるのでしょうが、まず一つは「コオロギ食を反強制みたいな給食で出したりするから」、と言う事が有るかも知れません。
 コオロギ食が平気な人、或いは寧ろ食べてみたい人だっているわけで、ならば小袋に密封された「ふりかけ」とか「自分で追加する調味料」とかで要望者に提供し、後から自分で添加できるように自由選択制にする、とかならもっと反対は減るのか?とも思えます。
 肉が食べられない人、魚が食べられない人だっているわけですから「コオロギの粉末ならまだマシ」と言う人は多少でもいると思えます。
 もう一つの反対理由は、私も思ったのですが、「コオロギの餌となるものは安全なトウモロコシとか大豆など」と言うような話がネットでは出ていますが、だったら「トウモロコシとか大豆など」を人間がそのまま食料にした方が効率がのでは?と言う疑問です。
 例えば魚の養殖では1Kgの養殖魚をつくるのに数Kg~十数Kgの餌が必要な事が多く、大体ですが、食物連鎖が一段多くなるだけで効率が数分の一から十数分の一になってしまう事が多いのは畜産や養殖の常識です。
 それから「鉄分とかその他の栄養がコオロギの方が多い」と言うのなら「それらのミネラルなどは野菜などの植物などで摂れば良い」となるはずです。
 これらの効率や栄養の点でのコオロギのメリットを十分に裏付けられる説明ができるのなら、自由選択と言う前提でコオロギ食をしてみても良いと言う人は増えるかも知れません。
 ただいずれにしても「コオロギ成分を入れてないと言う食材や食品」には「この食べ物にはコオロギから作られたものが入っていない」と言う表示が殆どのものに必要になるかも知れません。表示されずに勝手に添加されるケースを恐れてしまう人が少なくないからです。
 
 

仕組みとアプローチ -  何でいきなり「コオロギを食用にする話」になるのか?

2023-02-28 08:31:41 | 地球温暖化
 最近はコオロギを次世代の食用にする話がニュースで多く見られます。
 何でいきなりコオロギ食の話になるのか?
 ネットなどで調べてみると、理由は地球環境の負荷が少ないタンパク源として昆虫食が注目され、その中でも特に食用コオロギが適していると言う事らしいです。
 個人的な見方に過ぎませんが、これについては次のいくつかの理由で疑問と思っています。

1.何もコオロギでなくても地球環境の負荷が少ないタンパク源は他に多々ある。海水や淡水域に生息する甲殻類なども水圏の虫みたいなもので、コオロギ同等かそれ以上に生産性が高くできるものも多いはず。
2.地球では陸よりも水圏の方が面積が遥かに多いのでコオロギのように陸上生物に頼るよりも海や河川湖沼などの水圏の生物に頼る方が総合生産力の点で良い。
3.昆虫類ならイナゴやハチの幼虫など、昔から食べられていたものなら問題無いかもしれないが、コオロギは食用にされて来た歴史が調べても見当たらない為、人間にどれだけ悪影響が有るかがわかっていない。
4.水圏、特に海で獲れるエビ、アミエビ、カニなどの甲殻類の方が美味しいし、加工は茹でるだけとか簡単。なのでこれらを養殖や資源増殖させた方が良い。
5.コオロギのエサとなる植物だってタダでできるものではない。植物が育つには日照も必要でそれだけ面積も必要であり、それだけ農地や森林や住宅宅地などの面積を減らさないとダメ。だったら海洋を利用できる動物プランクトンや甲殻類やその他の水圏の生物の方が人が住んでいないので有利。
6.人それぞれだが、はっきり言ってコオロギは鳴き声が綺麗だし足が有るので食べるのは気分的に抵抗がある。

 大体ですが以上の理由で「何もコオロギに限定する必要などない」と思っています。
 そもそもこうした陸上生物を敢えて選ぶと言う発想は海洋国家や河川湖沼などに恵まれた国家が考える事ではなく、大陸国家の人達が考える事なのではないでしょうか?
 
 

仕組みとアプローチ -  海水温度上昇や海水酸性化の原因が殆ど二酸化炭素のせいとする説には違和感がある理由

2022-12-31 17:19:23 | 地球温暖化
 昨今では海水温度の上昇は温室効果ガスのせいで地球が温暖化しその為に海水温度が上昇していると言う説がまかり通っています。
 ですが前回の記事で書いた通り、火山性活動による地中からの熱の放出で海水が温められている割合も程度の差は有れ有ると考えています。
 それと海水の酸性化も二酸化炭素によるものだけでなく、火山性活動やその他には化石燃料の燃焼などによる硫黄酸化物により海水が酸性化している面も大きいかと考えています。
 実は海水が二酸化炭素で酸性化すると言う理論そのものについて、個人的には疑問を持っています。
 何故かと言うと、海水中に溶け込んだ二酸化炭素は植物プランクトンや海藻などが光合成をするのに必要なわけで、だったら太陽光が十分に有れば二酸化炭素が海水中に多く溶ている程、それだけ光合成も盛んになるケースも多くなる、と考えられるからです。
 つまり二酸化炭素以外の成分、つまり火山性活動による硫黄酸化物や人間の活動による化石燃料の燃焼ガスや激増した人口が肉食する事で排泄された硫黄分などによって海水が酸性化している割合も少なくないと思うのです。
 そして「それまで光合成を十分に出来ていた植物プランクトンや海藻などが、海水の酸性化が進むと、これまでのように光合成できなくなり、つまり海洋に与えられた太陽光エネルギーが光合成で植物プランクトンなどに吸収され蓄えられずにそのまま海水温度の上昇となってしまう」、と言うケースも少なからず有るのではないでしょうか。
 実は通説とは原因と結果が逆で「二酸化炭素が多くなったから海水酸性化が進んだのではなく、他の要因で海水酸性化が進んだので植物プランクトンが減った為に光合成が減り、それで海水温度が上昇した面も少なくない」と言う「仕組み」について、今後はもっと考えてみるべきなのではないでしょうか?

仕組みとアプローチ -  暑くて熱中症が危険だからいつもエアコン? それを世界の皆がやったら地球は熱暴走するのでは

2022-08-15 19:21:53 | 地球温暖化
 私の年代だと高校生とかの頃は真夏の30℃以上の時でも運動部で過激な部活練習など日常だったし、しかも練習中は水を飲むなとか、或いはそれらの影響も有ってバテてると「根性が無い」とか軽蔑される時代だったのですが今はそうした狂気の世界が是正され、30℃以上の多少の暑さでも熱中症に対策しないといけない、とかの世の中になってます。
 まあこれも正常化の一つなのでしょうが、しかしだからと言って誰もが熱中症回避の為にエアコンを使ったらどうなるでしょうか?
 エアコンと言う冷凍サイクルについては以前も記事にしましたが、冷房してもらえる人間だけには冷房なんですが、成績係数の原理でわかる通り、エアコンで冷房すればするほどに地球は暖房されてるんですね。
 なので地球が夏に暖房されるとますます地球は暑くなり、更にエアコンが必要となり、そしてそれがまた地球を熱くする、と言う悪循環で、地球が熱暴走し始めるのではないか?と言う懸念が有ります。
 最近ではヨーロッパでの酷暑が有り、以前は多くのヨーロッパで冷房を必要とするケースが少なかったのに、流石に40℃前後とかになる事が有ると暑さで亡くなる人も多くなってエアコンが今後は劇的に増えるのかどうか?
 経済的に貧困なエリアならそう簡単にはエアコンは導入されないのでしょうが、ヨーロッパと言う経済的に豊かなエリアで本格的にエアコン導入されると、これてかなりは地球の熱暴走に貢献(?)してしまうのかどうか?
 それに対して、いやいやそれは違う、「エアコンによる暖房機には冷凍サイクルの成績係数でわかる通り、暖熱を得る分、その7割~8割とかそれなりに冷熱を外気に放出するのでそれ程は地球温暖化にはならない。かえってこれまでの単純な暖房よりも成績係数の原理では地球の温暖化は防げる」と言う考え方も確かに間違いとは言えません。
 ただですねえ。エアコンだけの成績係数だけ考えててもダメなのですよ。
 エアコンに必要な電力は発変電、送配電などの効率が決して100%ではないわけで、つまりは熱を発しながらエネルギー供給しているわけです。
 特に交流送配電網って直流と違い、インピーダンス負荷とか、変圧器の銅損、鉄損とかと言うのが有って、大した負荷が無くても結構エネルギーのロスが有るのですね。
 交流送配電網って実は時代の遺物かも、です。
 今はLED、コンピューター、その他の家電などもまともに交流6600V、100V、200Vで稼働しているのではなく結局は直流の5V、12Vその他とかに変換してるのですね。
 変換アダプタを触ってみればわかる通りで、その変換アダプタだってたかだか変換する為だけに熱を放出してるんです。
 確かに世界は人類平等、人権重視とか言うのが正義みたいな世の中になってますが、じゃあ誰もが熱中症防止にエアコンとかやり出したらどうなるのでしょうか?
 地球が熱暴走するのはそう遠くないのではないでしょうか?
 私は自己責任で日中は水風呂に何度か入る事でなるべくエアコンを使わないようにしてます。
 ただこれも水の温度が低すぎると腹を壊したりとか、低すぎると心臓に危ないとかなので温度管理は慎重に自己責任でやってます。
 なのでどこまで冷たい温度の水風呂か水浴びで対応するかですが、それはその人の年齢や体力とか健康状態とかによるのでここではその境界線を確定するような事は言えません。
 あくまで自己責任です。