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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  電力不足対策 1つはプラグアウト機能の有るハイブリッドカー

2022-06-18 11:25:46 | エネルギー
 この夏の電力不足リスクですが、先ほどFM東京を聴いていたらトヨタのCMが流れていて、「電気が来るまでは車から給電」と言う旨のアピールしてました。
 かなり前からトヨタのハイブリッドカーでは電力供給できるシステムを取り入れていたのですが、この夏の電力不足懸念の状況で大いに威力を発揮するかも知れません。
 「別にエンジン式の発電機が有れば良いじゃないか」と言う意見が有るかもしてませんが、前回の記事で書いた通り、常日頃エンジン式の発電機を使ってないと中の燃料が劣化してその処理が手間で負担になる」と言うのが有ります。
 自動車なら通常使っているケースが殆どなのでその心配はいりません。
 当ブログでは以前からプラグアウト機能の有るハイブリッドカーについて何件が記事を書いて来ました。
 過去の関連記事は大体ですが次の通りです。

仕組みとアプローチ -  電力不足によるブラックアウト懸念など簡単に解決できる話 対策はやはりプラグアウト可能なハイブリッドカー
2022/03/22 19:53:42

仕組みとアプローチ -  台風15号 直撃を受けて考えたプラグアウトインハイブリッドカー
2019/09/11 23:15:43

仕組みとアプローチ -  台風24号と大停電 そして自動車の発電機による「国土強靭化」
2018/10/01 21:25:18

仕組みとアプローチ -  スマホや携帯電話などを長時間停電にどう対応させるか
2018/09/29 21:33:02

仕組みとアプローチ -  北海道などで石油ストーブが人気 そしてマツダの新型ハイブリッドシステムはどう進化するか 更新版
2018/09/25 19:20:56

仕組みとアプローチ -  大停電対策をどうするか そこで期待されるプラグアウトインハイブリッドカー
2018/09/24 16:41:01

仕組みとアプローチ -  大停電に対して有効なプラグアウトインハイブリッドカーの普及を
2018/09/12 19:51:05

 これだとプラグアウト機能の有るハイブリッドカーと太陽光発電や風力発電なども既に多くなっているわけで、これらと更に自家発電設備なども加えれば大停電は避けられるかも知れませんね。
 ハイブリッドカーについてはバイオエタノールでも動くエンジンならばカーボンニュートラルにより近付く事が工夫次第で可能となると思っています。

仕組みとアプローチ -  電力不足や需給アンバランスによる停電 上開き式の冷凍庫は温度が上がりにくい

2022-06-18 09:50:43 | エネルギー
 この夏の電力不足や或いは需給アンバランスで停電がもし発生したら、ですが、家庭などに多い前開き式の冷蔵庫って開け閉めする度に中の冷気が多く出てしまいすぐに温度が上昇しやすい事が多いです。
 対策品として各種ツールは有るようですがそれでも効果は知れています。
 自宅の冷蔵庫は前開き式なのですが、冷凍庫は上開き式です。
 2019年の台風15号(令和元年房総半島台風)により千葉県の多くのエリアで長期間の停電となりましたが、自宅もその例外ではありませんでした。
 近隣エリアに比べれば未だ復旧は早かったのですが、少なくとも2日間以上は停電が続いたと記憶しています。
 それで冷蔵庫や冷凍庫がどうなったか?と言うと、冷蔵庫など簡単に温度が上がってしまいます。
 特に中の冷蔵品を取り出したりするたびに冷気が外に出て、代わりに庫外の高い温度の空気と入れ替わってしまうので温度上昇が顕著です。
 一方の上開き式の冷凍庫なのですが、元々がマイナス20℃以下であり、しかも上開き式なので冷気が逃げにくく、約2日は冷凍状態をキープできたものも有りました。
 ただ一部のものは半解凍になってしまったので、まあ食べても良い程度は有ったものの、既に冷凍後1カ月以上経ていたのと、食中毒防止の意味で念の為に廃棄しました。
 確か食材を取り出すのに何度か開け閉めしたのですが、それでも冷たさは前開き式冷蔵庫に比べて格段に良かったと記憶しています。
 と言うわけでいざ停電となったら、体を冷やすのにエアコンなど期待できないとなると、送風機か氷などをつかって送風機で冷風にあたる、とかで熱中症を防ぐとかになるのですから、特に高齢者の自宅や介護施設などには是非とも冷凍庫を多めに設置して常日頃から氷や冷凍食材を保管しておくとメリットは大きいです。
 非常用発電機と言う手も有りますが、以前にガソリンを燃料にする発電機を使っていましたが、使っていないと燃料が劣化してしまい、その入れ替えとか古い燃料の廃棄とか面倒です。
 しかし日常、その発電機を使うとなると騒音が結構うるさいので少し気が引けます。
 太陽光発電は静かで良い面が多く、自宅にも有りますが晴天時とかでないと発電量はかなり低下します。
 その点で冷凍庫は比較的安い割には冷熱の備蓄保存に優れているのでかなり節電対策や停電対策などには有効です。
 それと冷凍庫で多く冷凍できると、食材が安い時にまとめ買いして冷凍しておく事もできてメリットは大きいです。

仕組みとアプローチ -  太陽光発電や風力発電 電力会社に売るならなるべく自家消費した方が得

2022-06-17 19:57:42 | エネルギー
 太陽光発電や風力なんですが、サブタイトルの通りで「電力会社に売るならなるべく自家消費した方が得」な事は言うまでも有りません。
 理由は単純で「電力会社への売電価格より電力会社からの買電価格の方がずっと高いから」です。
 なので例えばある程度の庭が有るような戸建て住宅だと電力を自宅やその敷地で自家発電してそれを消費できる割合が高くなるのでより有利、となるのですが、輸入品が大半のソーラーパネルのリサイクルについてユーザーが安心できるような制度が欧米に比べてまだ十分とは言えないので、今後の動向次第化と思えます。

仕組みとアプローチ -  節電ポイント付与とは?

2022-06-17 19:38:16 | エネルギー
 萩生田経産相が大手電力各社と対策会議を開き、「節電ポイント付与で官民連携を」と言う方向のようです。
 どうもよくわからないのですが、電力ピーク時に電力不足となるリスクを回避するなら、「電力ピークシフトポイントで官民連携を」と言うはずなのに、そうではなくピークとはどうも無関係に「節電する事でポイント付与」と言う方向と言う事なのでしょうか。
 そもそも大手電力各社は売り上げと利益の為に電力を多く使わせたいのでしょうか?それとも使わせたくないのでしょうか?
 方向性がどうもよくわかりません。
 最近、大粒の雹によってソーラーパネルが損傷した件が有りましたが、そのソーラーパネルのリサイクルについては欧米に比べて日本はどうも不確かなようです。
 まあそんな事も有るので、現状では太陽光パネルは100~900W程度で移動可能なものを庭とかベランダに仮置きして台風や雹などの時には屋内に入れる、と言う程度が「落としどころ」かと考えています。

仕組みとアプローチ -  電力不足による停電リスクは簡単に解決できるのではないか

2022-06-13 23:54:58 | エネルギー
 この夏の電力不足なんですが、1日24時間ずっと電力不足と言う事はないようで、大体夏なら冷房負荷が多い11時頃から17時頃に電力消費が多く、地域の特性にもよりますが、一般に電力消費のピークは大体12時~15時のどこかあたりである事が多いようです。
 ならば電力ピークをシフトできればこの電力消費の多い時間帯での使用総量を減らす事ができ、それで電力不足による停電なども回避できるはずです。
 それではどうするのか?と言うと、この時間帯の電気はなるべく節電するように呼び掛ける、と言うのは当然ですが、実は最近の電力メーターはスマートメーターと言って、通信環境さえ整っていれば時間帯別の電力消費量のデータを収集できるようです。
 と言う事は、電力消費が多い時間帯、例えば11時~17時の間については電力料金を上げる事を予め設定、周知してしまえば、需要家の方で工夫して電気を使う時間を調整し、かなり解決できる事になるはずです。
 確かにスマートメーターが未だついていない世帯や、スマートメーターがついていても通信環境がまだ整っていないエリアとかの場合はこうした計測ができないのですが、それ以外の場合は時間毎の電力消費量がわかるわけで、ならばそう言う需要家だけに限定して料金設定をしておけば良いのではないでしょうか?
 例えば一般家庭が電気の需要家だとすると11時~17時の間は電力料金を1.5倍に上げ、それ以外の時間帯は電力料金を0.7倍に下げる、とかです。
 電力のピークシフトをしようにもできない需要家はいるかも知れませんが、一般家庭なら電気料金節約の意味も有っていくらでも対策できるかと思います。
 例えば掃除機や洗濯機、布団乾燥機、衣類乾燥機、電気を使う調理機器を11時~17時の間はなるべく使わないとか、冷蔵庫の開け閉めはなるべくこの時間帯はしない、とか、その他にも多々有ります。
 電力不足が「作られた危機」でないのなら、こうした取り組みが今後は進んでいくのではないでしょうか。