精神療法家 増井武士のブログ・バリ島日本人自殺予防ヴィラオーナー(レンタル可)

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バリから帰ってきました。

2018-01-28 21:38:24 | 日記
清田さん、コメント、有り難うございます。
言われるとおり、私達はとてもすがすがしくて豊かな時間を過ごしてきました。
今回のバリで元気を貰う会も豊かな時間の膨らみの中で素晴らしいいろんな体験がありました。
ボチボチ参加された方々の感想など掲載する予定です。
私個人としては、約3週間くらいの滞在でした。
また後で詳しく述べますが、達人か最早名人の心境に入ったようなバリの伝統的な医療用マッサージ師と出会い、いつもより、自我の境界が緩み、自然と自分が融け合うような気がしました。





その心地よいゆっくりとした時間の膨らみが、帰国のために都市部に近づき、人混みに窒素するような、文化という病気の中に紛れると、気持が忙しく縮み、体が無意識的に緊張して、あれほど元気を貰っていた身体は、早くも、チリジリに乱されて、鼻水がしきりに出る、風邪気味になりました。
日本に着き、この寒さに出会い、勤める病院の外来以外は、驚く程の質の良い睡眠で、この数日間を過ごしています。
バリのビィラは、私という人の原点を示してくれている様子です。



今回のバリで元気をもらい会の終了後に、極めて腕も人も良い、無欲で慎ましく、かつユーモアのあるバリの伝統的な医療用マッサージ師に出会い仲良くなって、毎日来てもらい、妻の直子と交代でマッサージを受けました。彼は疲れるからと言い、一日に一人しかマッサージをしません。多分今までのバリのマッサージのトップと私は思います。日本に連れて帰りたいくらいに直子とは気が合うようです。しかし本人は至ってその気がなく、笑いながら首を振っています。本当にバリの人らしい人です。
また、次回7月20日頃から5泊6日で開催予定です。私が元気なうちに参加予定の人は早めに申し込みください。人生、何が起こるか分からないような気がふつふつ湧いてきていますので。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
驚きました (裕介)
2018-02-03 00:11:40
まったく専門外の者ですが、そのような会と皆さんの体験記を読んで、驚ろいでいます。
何かお伝えしたくてコメントしています。
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元気をもらう会その後 (1月参加安倍川もち)
2018-02-04 18:58:48
1月のバリでの元気をもらう会に参加させていただきました。その後のことを少し投稿します。わたしは、以前の職場に行くときに降りる駅を通るのが、いつも嫌な気分でした。本を読んで気を紛らそうとしても、車掌のアナウンスが聞こえてくるし、できるだけ気づかないようにしていました。バリに行く前には、その駅を通らずに済む路線のホームまで行っても、混み具合とか時間もかかるので、いつものホームに戻ることもありました。元気をもらう会の後、ある参加者の方とのメールで、その方が「気持ちを無視する」という言葉を使われたのを読んで、嫌な駅を通らない路線に乗るようになっていることに気が付きました。自分の気持ちに素直に従えていることに驚きました。小さな変化ですが、、気持ちが自由になるということのようにも思います。これはきっと、バリで出会った全ての方々、様々なことの作用と思っています。
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Unknown (yuna)
2018-03-22 22:01:28
写真と文章をよむだけでも、癒されるというか、自分本来の原点ってどんなんだっけ?と、とても安らぎます。特に、
>その心地よいゆっくりとした時間の膨らみが、帰国のために都市部に近づき、人混みに窒素するような、文化という病気の中に紛れると、気持が忙しく縮み、体が無意識的に緊張して、
という風な、先生の気持ちの表現がとてもいいなぁというか、さすがだなぁと思います。
記録してくださり、ありがとうございます。
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