精神療法家 増井武士のブログ・バリ島日本人自殺予防ヴィラオーナー(レンタル可)

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船旅の話1 キューバのサルサ

2019-08-17 20:31:16 | 日記


 カストロの演説の様子です。

 足の傷も癒えましたが、やはり傷が深くて神経が少し切れたようで痺れが後遺症としてややあります。
しかし、今日プールの許可がおりたので、一月ぶりに約1キロ泳ぎました。
とても気持良く泳げました。

夕食の後で、久しぶりにオーディオルームに気持ちが向きました。
何となく軽いアルゼンチンタンゴなどを聞いていると、気分が乗って、なぜか、キューバの夜ふけまで、サルサ大会に行った場面を思い出しました。
キューバの夜半、大きな広場でサルサ大会があると言うのです。地元の方と触れ会う機会でもあるし興味もあり、見に行きました。
しかし、キューバでは、サルサは見るものでなく、踊るものとしか考えてない様子で、すぐに踊りの中に引き込まれました。
ふと近くにエグザイルのウサさんがおり、彼の個人的楽しみを邪魔しているような、後ろめたい気持にもなりました。ウサさんは自然と向こうの方でステップを楽しんでいるようでした。
 私の前には小さな可愛い女の子が一緒に踊ろうとステップを踏み、しきりに目で合図するのです。
私は簡単なステップを彼女に併せて踏み出すと、彼女は目で、そうそう、と頷き、楽しそうでした。
私がステップの確認の為に足元を見ると、しきりに彼女は首を振り、ダメダメと言い、目を指差し目を見ながら踊れと合図しました。そして、目を見ながらステップを踏めというのです。そして、目を見ながら足の感覚を楽しむと、自然と相手とステップが合い、サルサそれ自体を楽しめるようになるのです。
彼女は一時の間、私と一緒に踊り、また別の相手と楽しんでいました。写真の一枚でも撮っておいたら良かったと思うような可愛い女の子でした。
一人でいると必ず誰かがやって来て、また誰かが来ると言うふうでした。
結構楽しみ、踊り疲れて汗をかき、飲み物を探していたら、直子が買い物袋を下げたおじさんと一緒に楽しげに踊っていました。



そのうちに、奥さんらしき人がやって来てその買い物袋を持ってやり、彼はより軽快で本格的に踊り出し、踊りで対話するように直子がサルサを楽しんでいました。

昼間、運良く、カストロ前首相の出席する国際平和会議に参加でき、カストロの演説を聞けましたが、後で話をしましょう。