２０年後のサザエさん

秋にサザエさん放送５０周年記念スペシャルドラマ「磯野家の人々～２０年後のサザエさん～」が放送される件について。実は福岡でも１０月博多座で１０年後のサザエさん一家を描いた舞台サザエさんが行われるのですが、ドラマはさらに１０年経過したものになるそうです。そのドラマの内容ですが……。

「アニメから２０年後の世界で、サザエは４４歳に。３１歳のカツオ（濱田岳＝３１）は洋食店でシェフとなるが、経営難の危機に直面中。アパレル関係のデザイナーになった２９歳のワカメ（松岡）は、なかなか自分のデザインが採用されず悩む。２３歳に成長したタラオ（成田凌＝２５）は、就職活動中だが面接で玉砕続きだ。

　常に笑いの絶えなかった磯野家だったが、子どもたちはそれぞれに悩みを抱え、定年退職した波平（伊武雅刀＝７０）とフネ（市毛良枝＝６８）ら大人たちは、それを見守ることしかできない。すれ違う一家を救おうと、サザエが町内の盆踊り大会に久々に家族全員で行こうと計画し、奔走する」

だそうです。なんでこの手のドラマは鬱展開を打ち込んでくるんでしょうかね。前にＣＭで大人になったカツオが出てきましたが、しょぼくれたオッサンでした。この手の数十年後のなんとかシリーズは「お前ら現実はこんなものだぞ！」という製作側のしたり顔が目に浮かぶようです。変に高尚ぶったものを作るんじゃなくそのまんま作る勇気というのもあると思うんですけどね。

アニメ放送５０周年記念ならカツオは花沢不動産に就職させておけばいいのにな、と思うのです。ワカメちゃんはホリカワくんと……ホリ……大人になったホリカワくんはちょっとどころじゃなく怖いのでやっぱり出さなくていいです。