シリコンバレーの皮肉・・・・

NHKスペシャルの再放送を見ていた。アメリカはIT関係で（特にSEが）大変な失業率なのだそうだ。彼らのもとの年収が日本円に換算して800マン～1500マンとかなんだそうだが、仕事をごっそりとインドに持っていかれてるのが失業率UPの原因らしい。インドのIT技術者の年収は平均で60マンぐらい。そりゃー誰でも仕事はそっちに発注したい。アメリカ人IT関係者は自分達が発達させてきたインターネットが、こうまでも自分達の職がなくなる最大の要因となる皮肉を予想などしていなかったのだろう。そりゃそんなこと予想できんわな。

世界中のどの国でもITがらみの仕事をしている人なら多少なりとも英語ぐらいはできる（まあ日本はヒドイが・・）。しかしぼくの経験ではアメリカ人はけっこうインテリ気味の人でもスペイン語さえ全然ワカラン、英語オンリーという人がけっこういる。そこに来てさっきの賃金差。自国の通貨価値が高いことが決定的に不利になっている。中国もIT技術者の教育には思いっきり日本語教育を入れてるらしい。なんかキビシイなぁ・・・。