これは6月29日時点で提出された提案・改善です
つまり、6月分の最終締め切りです。
もちろん、こうなっちゃいますよね
期限がわかっていても、期限になってしまう
人間の習性なのでしょう
でも、朝晩のきつい現場環境の中で、
4つも改善・提案を提出した社員が居ました
まとめてではなく、時間がない中でも
コツコツと実施し、提出していました
ひとりひとりが苦しい状況、環境の中で、
できる事を精一杯するという気持ちが大切なんだと思います
先月までの提案・改善等で実施された現場の例でぇ~っす
掲示板への現場の活動や会社の活動の掲示
アイドリングをする事による無駄の見える化
工事件名看板の裏側の活用方法
などなど、しょぼいのがたくさんでしょ~
でも、これがいいんです
この現場を思う気持ちがいいんです
しょぼくても、一生懸命考えて、
それを形に、現実にしていくのがいいんです
いいんです!!!!
と自分に言い聞かせています。。。
さて、今月も残すところ、あと僅か・・・。
通常であれば、
今月分の提案・改善の締め切りは、25日(土)です
※集計を行い、審査して、月末に報奨金となると
土曜が当月内にある最終日としなければ、間に合わないため。
ですが、今月も被災地への現場に行っているため、
朝は早く、夜は遅いと言う状態が続いています。
そこで、締め切りは29日(水)にしました
まっ、それだけかっ!! って話にもなりますが・・・。
さきほども書いたように被災地の現場に行っています。
つまり、通勤が2時間から、2時間半になっています
車に乗っている時間が長いという事です
すると、今月の提案・改善には、
通勤車両に乗っている時に他社の現場を見て・・・。
という言うのが多く出るようになりました
同じ時間、同じ状況でもどのように意識するか、気付く かで、
大きく結果、成果は変わります。
意識です。意識です。
毎月、4つのグループ(委員会)毎の目標に従い、
ちょっとした事、気付いた事、疑問・要望などを
『提案・改善』 として提出しています
※ ?提案・改善委員会 ?あいさつ委員会
?広報委員会 ?環境整備委員会
今回、このような提案が出て来ました
花巻市東和にある超優良建設業であり、良き先輩、そして、良き理解者でもある
O久保建設さんの現場から、
(※前年度、岩手県県営建設工事優良表彰を受賞)
パクリ & 提案 が出てきました
遠方への現場へ通っている中で発見したようです
会社の方針として、内容うんぬんよりも、
『気付こうとする意識』 を大切にしたいと思っています
ただ、通りすぎてしまえば、風景にしかなりませんが、
注意して、意識していれば、すべてが勉強になると思っています
その中で取り入れていこうか、パクッていこうかは
個人や会社の判断で実行していきます
少しずつ、見えてきたのでしょうか
4月度の提案・改善の目標達成判定です
先月は目標未達成のグループが発生してしまいました
今月は・・・。
うん、全グループがクリアです
年度末の賞与支給もあり、
相当、みんな力を入れてやってくれたような気がします
どこかで聞いたフレーズですが、、、
一瞬の強い力も大切
でも、続けていく力はもっと大切
その通りですね・・・。
さて、5月度の目標は・・・。
また、いろいろな意味でグレードが上がっています
継続する提案・改善はもちろん自分のため
ひとりひとりの継続する改善、成長が
結果として、会社のためになる。
経営者は、社員ひとりひとりに還元できる仕組みにする
ただ、それだけの事。 単純明快
今日で平成22年度も終わり
※我が社は4月決算なので、社内では違いますが・・・。
と言う事で、月末恒例、待ちに待った報奨金です
今月は総額 84000円 でした
少しずつの積み重ねが大きくなります
日々、『考える』と言う事を大切にしています。
そのために、意識できるようになる事。
できる、できない という結果ではありません
そして、
この方達は、今月の報奨金はゼロ
※専務も居るし、工事安全部長も居るし・・・。
来月、頑張りましょう
全社員に今回の東日本大震災で
気付いた事、思った事、できる事を書いてもらった。
みんなそれぞれ、各々の置かれている状況下で、
真剣に書いてくれた。
地震が起きて改めて気付く事もたくさんあった。
不便に思う事、贅沢を反省する事、緊急時の対応など・・・
でも、できる事と言うのは、
気付いて、感じて、困って、その中で対応できる事。
または未曾有の大地震とは言われているものの、
もし、また同じような地震、
類似する天災が発生した場合の対応も考えなくてはならない。
もし、地震の規模が今回よりも小さくても、
夜中に発生すれば、被害はもっと甚大になるかもしれない。
花巻は津波の影響はないだろうけど、
地域、現場で考えられる災害もある。
今回の地震を教訓に、
社内でできる事の整備を考える必要がある。
先日、報奨金の記事と一緒に書きましたが、
月毎、チーム毎に提案改善を行っています。
みんな、各自、意識が少しずつ変わってきました。
しかぁ~っし、そんな簡単にいくわけがありません
現実は、
こんなもんです
1ヶ月の間に提案改善がゼロ
出し忘れていた
考えている事はある
期限を忘れていた
いろんな言い訳がある
でも、通用する言い訳がありません。
社内では通用するかもしれませんが、
お客様にはまったく通用しません。
もっと言えば、こんな言い訳もしない方が良い。
入札日の期限を過ぎてから、
入札し忘れていました。
積算も金額も考えていました。
入札期限を忘れていました。
どれも通用しないし、言わない方がまだいいです。
と言う事で、
こうなりました。
現実はそんなに甘くない
提案・改善システムも少しずつではありますが、定着してきました
社長からは反対された事もありましたが、
『なにかを提案・改善する』 という事が目的ではありません。
自分達で気付く、気付こうとする意識を常に持つ
という事が目的です。
最近、その傾向が少しずつ出てきたような気がします
気をてらった事じゃなくていい。
普段の生活から、職場から、現場から、
気付いた事、不満、疑問を表現できるように・・・。
そして、皆で共有できるように・・・。
継続して、地道に続けていきましょう
会社で、 『提案・改善』 というのをしています。
目的はもちろん、自分達で職場環境を改善していこうという事。
そして、個々に気付こう、改善しようという意識を植え付けようと思っていました。
ノルマは、1人あたり毎月1個以上。
(※これも自分の中では難しい数字では無いなと・・・。)
何ヶ月か実施して、毎月数十個の改善がなされてきました。
いっぱい提出してくれた人や
全社員にアンケートを取り、ベスト改善内容には報奨金も出してきました。
自分の中では改善されてきてる。 と思っていました。
さらに、さらに、今まではこうでした。
それをこのように、、、
4つのグループに分けて、グループ毎に競い合わせる事も考えました。
しかし、この過程に問題がありました。
数日前のブログにも書きましたが、社員からの本音を聞く機会がありました。
それでやっと気付く事ができました。
衝撃でした。ショックでした。
自分がやっている事は『改善という名の支配』です。
自分に認められるための改善。
評価を得るための改善。
そして、その形や紙切れで改善されてきたと思ってしまっていた自分。
このままやらせていたところで、
『目に見えるだけの改善』、『形には出る改善』は進むかもしれません。
でも、行き着くところ、到達するところは自分の評価する範囲でしかありません。
私はもっともっと大事な社員の気持ちを見てきませんでした。
良くしようとしている本当のやる気を見てきませんでした。
さらに言えば、
本当のやろうとする気持ちを削いできたんだと思います。
もう1度、社員を信じ、安易な方法・手段に逃げず、
本当の意味で社員が誇りに思える職場を作っていきたいと思います。