ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「タクシー・ドライバー」

2008-11-25 19:36:23 | Weblog
 オープニングで煙の中から現れる黄色いタクシー・・・。

トラビス(ロバート・デ・ニーロ)はかつてベトナム戦争で海兵隊に所属していた。

ある日タクシー会社を訪れ、「やとってくれないか・・。」「日勤、夜勤どちらがいいんだ?」「一日中働くよ、眠れないんだ・・どこでもいくしね・・」

大都会ニューヨーク・・・トラビスは他のドライバー達が嫌がる危険な街にもタクシーを流した・・。
夜の闇に光るネオン、男、女、ゲイ、売春婦・・・。
「いつかこの汚いものを全て流し去ってやる・・・」トラビスは危険なほど、過剰な正義感を持ってしまっている・・。

ある日中、タクシーを流していると、偶然、選挙事務所の中に素敵な女性をみつけた。彼女の名はべッツィ(シビル・シェパード)。

トラビスは彼女に一目ぼれしてしまったのだ!

トラビスは、選挙のボランティアをやりたいとベッツィに近づき、デートに誘うこ

とに成功した。しかし・・・。

この作品は1976年のものである。

今であれば、間違いなく「ストーカー」「セクハラ」などで警察沙汰になろうとこ

ろだが、トラビスは執拗にベッツィに電話したりする。

言ってみれば、それがこの映画のへそ「トラビスの狂気と正義感」なのであろう。

この映画の感想は結構二極化されるという。全然面白くないという人と、すごく気に入る人と。

若い頃のデ・ニーロが漂わせる危うい感じに浸れれば、それで良しだと思う。

この作品は、公開後も、ある事件の引き金のひとつになったと言われたり、12歳

で少女娼婦を演じたジョディ・フォスターが話題になったり、穏便ではない作品だ

が、ジョディ・フォスター自身は最近のインタビュー(どこのか忘れましたm(__)m)で

「私はタクシー・ドライバーのような作品が好きですね・・」とゆっとりました・・・。

まだ見たことのない方は、怖いもの見たさで・・どうぞ!!

監督 マーティン・スコセッシ

脚本 ポール・シュレイダー

音楽 バーナード・ハーマン

出演 ロバート・デ・ニーロ
   シビル・シェパード
   ピーター・ボイル
   ジョディ・フォスター
   アルバート・ブルックス
   ハーヴェイ・カイテル
   ダイアン・アボット   他




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