「キャピタリズム~マネーは踊る~」
TOHOシネマズ・シャンテにて。
監督・脚本・出演 マイケル・ムーア
マイケル・ムーアがアメリカの経済・金融、そして“資本主義”について物申した力作であります。
私自身、経済学とか金融のシステムなどには全く疎い輩ではありますが、そんな私にもこの映画は解りやすく(時折出て来る金融業界の専門用語は別として)、とても丁寧に作られているなぁ、と感じました。
ネタバレあります!
2008年のリーマン・ショックが引き金となり、世界経済は“100年に一度”と言われる同時不況に陥りました。
この映画では、アメリカの大多数の労働者たちが、いかにして1%の富裕層に搾取されているか、そのアメリカ“資本主義”のからくりをマイケル・ムーアが解明してくれます。
少々字幕と映像の追っかけっこで難儀しますが、理路整然と説明してくれますので。怒りを込めて(笑)!
仕事を奪われ、それだけでなく持ち家まで強制退去させられる労働者の現実・・。
知らぬうちに企業側が従業員に掛ける「くたばった農民保険」・・受取人は企業なのです!つまり「従業員は死んでくれてOK」というようなものです!
この他にもデリバティブ(金融派生商品)の恐ろしさ・・。
1%の富裕層は、真綿で首を絞めるように一般民衆からマネーを搾取してゆくのです・・。おいそれとは解けないようなデリバティブを考え出して・・。
実は私、とあるシーンで感極まって涙してしまいました(T_T)。
マイケル・ムーア物って、基本ドキュメンタリーなので、男泣きですわ!
capitalism(資本主義)を支持しないというと、とたんに(社会主義が好きなのね)となってしまいがちな米国民・・(日本も例外ではないですな)。
時は21世紀、新しい理念が求められていると、ムーアは語っています・・。
マイケル・ムーアの果敢なる勇気とユーモアに拍手を送りたい気持ちです!
私はあまり「この作品は必見!」とか書かないんですけど・・。
この「キャピタリズム~マネーは踊る~」は是非観ていただきたいですね!DVDになってからでもいいので・・・必見です(笑)!
ひきばっち的満足度★★★★☆
TOHOシネマズ・シャンテにて。
監督・脚本・出演 マイケル・ムーア
マイケル・ムーアがアメリカの経済・金融、そして“資本主義”について物申した力作であります。
私自身、経済学とか金融のシステムなどには全く疎い輩ではありますが、そんな私にもこの映画は解りやすく(時折出て来る金融業界の専門用語は別として)、とても丁寧に作られているなぁ、と感じました。
ネタバレあります!
2008年のリーマン・ショックが引き金となり、世界経済は“100年に一度”と言われる同時不況に陥りました。
この映画では、アメリカの大多数の労働者たちが、いかにして1%の富裕層に搾取されているか、そのアメリカ“資本主義”のからくりをマイケル・ムーアが解明してくれます。
少々字幕と映像の追っかけっこで難儀しますが、理路整然と説明してくれますので。怒りを込めて(笑)!
仕事を奪われ、それだけでなく持ち家まで強制退去させられる労働者の現実・・。
知らぬうちに企業側が従業員に掛ける「くたばった農民保険」・・受取人は企業なのです!つまり「従業員は死んでくれてOK」というようなものです!
この他にもデリバティブ(金融派生商品)の恐ろしさ・・。
1%の富裕層は、真綿で首を絞めるように一般民衆からマネーを搾取してゆくのです・・。おいそれとは解けないようなデリバティブを考え出して・・。
実は私、とあるシーンで感極まって涙してしまいました(T_T)。
マイケル・ムーア物って、基本ドキュメンタリーなので、男泣きですわ!
capitalism(資本主義)を支持しないというと、とたんに(社会主義が好きなのね)となってしまいがちな米国民・・(日本も例外ではないですな)。
時は21世紀、新しい理念が求められていると、ムーアは語っています・・。
マイケル・ムーアの果敢なる勇気とユーモアに拍手を送りたい気持ちです!
私はあまり「この作品は必見!」とか書かないんですけど・・。
この「キャピタリズム~マネーは踊る~」は是非観ていただきたいですね!DVDになってからでもいいので・・・必見です(笑)!
ひきばっち的満足度★★★★☆
TB&コメントありがとうございました。
それにしてもあまりにも大きな格差!
お金持ちのマネーゲームで末端の人たち
があんな目に遭うなんて酷いですよね。
アメリカという国は本当に無茶苦茶な気が
します。それでも皆我慢していたようで。
恐ろしいとしか言えませんわ。
“チャンスの国、アメリカ”“アメリカン・ドリーム”
映画「ロッキー」(1976年)の中で使われていた言葉です・・。
ちょうど政権はカーター大統領の時でした。
この頃が、アメリカン・ドリームが実現出来た
最後の時期だったのでしょうね・・。
「We can change!」期待したいです!!