ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「鴨川ホルモー」

2012-08-27 17:13:26 | Weblog
                             「鴨川ホルモー」
DVD。

公開当時、その意味不明な題名と、暑苦しそうな宣伝用ポスターがどうもしっくりこなくて、スルーしてしまった本作。

先日、これも某知り合いが、この作品、結構オモシロイと教えてくれました故、鑑賞してみました・・・。

観終わって・・・く、栗山千明がカワイイ・・・(思ったのはオレだけか??)

ストーリーはボチボチなんです(笑)が、登場してくるキャラクターがみな個性的で魅力があります(^^♪

ネタバレあります・・。

舞台は京都・・(ここんとこ京都多いね)。

二浪してようやく京都大学へ入った安倍明(山田孝之)は学友の高村(濱田岳)と歩いているところを、上級生の菅原(荒川良々)につかまり、青竜会というサークルへ勧誘される・・・。
菅原曰く「ごく普通のサークル・・」に・・。

これが主人公安倍と、ホルモーとの出会いとなる。
お約束ではあるがホルモンではないホ・ル・モ・ー。

これは何かっちゅうと、短文で説明するのは難しいっつうかややこしいっつうか。

要は「ファンタジー」なのですな。
薫陶を受けた(?)自分たちだけが見える「鬼」を従えて、相手とバトルするっちゅう。

これがどういう薫陶かっちゅうのが、書くのは野暮かなと思うくらい観てほしいんですが、「吉田代替わりの儀」っちゅう神事がサークルでありまして、「女人禁制」なのですな(苦笑)
この「儀」がハジケておるんですよ(^^♪
見た方は失笑なさっているかと思いますが、「レナウン娘」のフルコーラス4番まで全部踊り付き(しかも男全員全裸(苦笑)

これホントに百聞は一見に如かずなので、お薦め(ホントかよ)。
荒川演ずる菅原曰く「神々はこざかしい世相に、飽き飽きされておられるのだな」
う~む、なんとなくイイセリフだなぁ・・・。
オシャレでシックなレナウン娘がわんさかわんさか・・う~む。・・。

こうして「代替わりの儀」を終えて、鬼たちを従えてから、他大学と戦う「鴨川ホルモー」が行われます。
1年生の女子は2名。男性陣の憧れの的である早良京子(芦名星)と、理学部のキノコへあーで黒縁メガネのちょっと風変わりな楠木ふみ(栗山千明)。
女子は直接戦闘には加われません。救護隊となります。

そして行われた「鴨川ホルモー」。
結果は、高村がテンパってしまい、アウト・・。「ホルモー!」(敗者が叫ぶ)。
高村はしばらく寮に篭った後、何を思ったか、ちょんまげを結ってしまいます(苦笑)

この頭で、シャンプーハットを首に付けて、「天下布武」のTシャツを着て扇子を持って舞い(?)を舞うわけです。レナウン娘とイイ勝負です(笑)

そして清竜会内部を二つに分けた紅白戦「十七条対決」へとすすんでゆきます・・。(何やら怒った神様を鎮めるとか・・。)

早良京子をめぐって火花を散らす安倍芦屋(石田卓也)(つうか安倍君はすでにふられてるんだけど(涙)。

十七条対決前日、楠木が安倍に「最初から好きだった・・明日は私が安倍を絶対芦屋に勝たせる・・!」と、不器用な告白を・・。
不器用さは健さん以上(I I)。
黒縁メガネをかけて、キノコみたいな髪型しているけれども、やっぱり可愛いですね(^^♪

その告白を呆然と聞いて立ちつくす安倍・・。

山田孝之ってこういう「普通」っぽい人物をさらっと演じれるから貴重だなと思います。

一方の石田卓也は、こういうちょっとモテる役多いっすね。合ってるし(^^♪

「夜のピクニック」で初めて見てから、気になる俳優さんです。

十七条対決、スタート。いきなり高村が潰されかけます。
そして次に芦屋は安倍に向かって来ます。

すると、原則として救護係とされていた女性二人、楠木と早良京子が突然、掟破りの戦闘モードにはいります。

なんとなく、男どものホルモーよりたくましく、かつ艶やかで風情があるような・・。

ホルモーは京都市内を舞台にした場外乱闘となり、最後は楠木のフェイントをかました大活躍が見られます。
まぁ判定は、映画を観てくださいということで・・。

神々の怒りの爆発によって眼鏡がこわれた楠木の素顔は・・・やっぱり素敵でした(^^♪。


ひきばっち的満足度★★★★



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